アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2025.11.03 / 掲載日:2025.11.02
「空冷エンジンがお気に入り。意外と荷物も積めるんです」【カルマンギア】|こだわりの愛車探訪

仕事に、趣味に、日々の暮らしの中で愛車と過ごす時間は意外と多いもの。だからこそ、1台1台のクルマにはオーナーのこだわりはもちろん、ライフスタイルや人となりも見えてくるのかもしれません。
そこで今回は、キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」にお邪魔し、総勢14名の愛車を拝見! 愛車購入の決め手や、愛車の良いとこ・悪いとこまで、オーナーだからこそ言えるリアルな声を聞きました。
☟まずは動画をチェック!オーナーのリアルな声を聞きました☟
毎日の通勤や週末のお出かけに、クルマと過ごす時間は意外と多い。だからこそ、クルマ選びはもっと自由に、もっとわがままに、自分の“好き!”に忠実でもいいはず。今季、グーネットでは「好きなクルマ乗ろう。」をテーマに、お気に入り1台と出会えるクルマ探しのサポートをしています。
【フォルクスワーゲン カルマンギア】背中から押してくれるような走りが魅力

愛車:フォルクスワーゲン カルマンギア(1971年モデル)
GO OUT CAMPに集うクルマは、SUVやクロスカントリーだけに限ったものではない。思わず見とれてしまうような珍しいクルマとの出会いも、イベントの醍醐味だ。そんなインパクトのある出会いとなったのが、ミモリさんのカルマンギア。フォルクスワーゲンが50~70年代にかけて製造した、ビートル(タイプ1)ベースのスペシャルティカーである。ミモリさんにとって2代目の愛車とのことで、最初の愛車を尋ねると「いすゞの117」との返答が。筋金入りの旧車好きのようだ。

ミモリさんを強く惹きつけたのはクラシックカーならではの「今のクルマにはない、綺麗なフォルム」、そしてリアに搭載された空冷エンジンなのだそう。実はポルシェも候補だったとのことで、「より手軽に買えるものを」という理由でこちらを選んだという。

「背中から押してくれるような速さがいい。車重も軽いので、スピードを出さなくても運転を楽しめるのがいいですね」と走りの魅力を語る。愛車に迎え入れて6年が経つとのことだが車両には手を加えず、購入当時の状態を保っているのがこだわりで、「ノーマルが一番かっこいい」とのことだ。

ところで、アウトドアの場面で気になるのが荷物の積載量。SUVとは真逆のイメージだが、実際の使い心地はどうなのだろうか。単刀直入に尋ねてみると、「4人乗りなので、荷物も結構入るんです。フロントのトランクと後席部を使えば、キャンプ道具も入りますよ」と教えてくれた。ミモリさんにとって、カルマンギアはライフスタイルに彩りを添える格別な1台となっているようだ。






文/伊波泰志 写真/榎本剛