アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2025.11.08 / 掲載日:2025.11.02
「空冷エンジンがお気に入り。意外と荷物も積めるんです」【カルマンギア】|こだわりの愛車探訪

気になるクルマのことはオーナーに聞いてみるのが1番! ということで、2つのイベントにお邪魔して全25人のオーナー取材を実施! キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」では、アウトドア好きならではの視点による車の選び方や付き合い方を聞くことができました。(『こだわりの愛車探訪』記事一覧へ▶▷)
今回は、もはやクラシックカーといえるフォルクスワーゲンのカルマンギア。中古車市場でも希少になってきている車なだけにキャンプイベントでお目にかかれるとは驚きました…!
☟まずは動画をチェック!オーナーのリアルな声を聞きました☟
GO OUT CAMP vol.21
アウトドアファッション誌「GO OUT」が開催する秋のキャンプイベント。こだわり派のキャンパーが多く集まる会場にはSUVをはじめアウトドア仕様の車が並ぶ。おしゃれなキャンプサイトに合わせたクルマも見ものだ。
https://www.gooutcamp.jp
【フォルクスワーゲン カルマンギア】背中から押してくれるような走りが魅力

愛車:フォルクスワーゲン カルマンギア(1971年モデル)
GO OUT CAMPに集うクルマは、SUVやクロスカントリーだけに限ったものではない。思わず見とれてしまうような珍しいクルマとの出会いも、イベントの醍醐味だ。そんなインパクトのある出会いとなったのが、ミモリさんのカルマンギア。フォルクスワーゲンが50~70年代にかけて製造した、ビートル(タイプ1)ベースのスペシャルティカーである。ミモリさんにとって2代目の愛車とのことで、最初の愛車を尋ねると「いすゞの117」との返答が。筋金入りの旧車好きのようだ。

ミモリさんを強く惹きつけたのはクラシックカーならではの「今のクルマにはない、綺麗なフォルム」、そしてリアに搭載された空冷エンジンなのだそう。実はポルシェも候補だったとのことで、「より手軽に買えるものを」という理由でこちらを選んだという。

「背中から押してくれるような速さがいい。車重も軽いので、スピードを出さなくても運転を楽しめるのがいいですね」と走りの魅力を語る。愛車に迎え入れて6年が経つとのことだが車両には手を加えず、購入当時の状態を保っているのがこだわりで、「ノーマルが一番かっこいい」とのことだ。

ところで、アウトドアの場面で気になるのが荷物の積載量。SUVとは真逆のイメージだが、実際の使い心地はどうなのだろうか。単刀直入に尋ねてみると、「4人乗りなので、荷物も結構入るんです。フロントのトランクと後席部を使えば、キャンプ道具も入りますよ」と教えてくれた。ミモリさんにとって、カルマンギアはライフスタイルに彩りを添える格別な1台となっているようだ。




文/伊波泰志 写真/榎本剛
デザインは好きだけど、実際どうなの?なんて、気になるクルマのことは、オーナーに聞いてみるのが1番!ということで、今季は、キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」、カーイベント「GFGS Carlife vol.4」といった、こだわり派の集まる2つのイベントにお邪魔して、全25人のオーナーに愛車への本音を聞いてきました。
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