アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2018.11.07 / 掲載日:2015.08.17
クーペの居住性と車中泊のコツ

goo-net編集チーム
イベントや旅行先など、遠方で急な宿泊が必要になった時、
選択肢の一つとして車中泊があるかと思います。
では、クーペの車中泊による居住性はどうなのでしょうか。
快適に過ごせるテクニックやメリット・デメリットなどを検証していきます。
クーペの居住性
前席は3セダンとほとんど変わらない乗り心地となっています。
ルーフに合わせてシートのポジションを低めにすれば、
視界もやや広めに感じられます。
後部席は高さがやや気になるところではあり、
身長の高い人は上からの圧迫感を感じるかもしれません。
ですが、ひざ下、足元合わせて十二分なスペースがあり、
リラックスした姿勢で座ることができます。
スタイリッシュさが抜群な分、
居住性との整合は取りにくいと言えるかもしれません。
しかしながら現代では従来のクーペの概念を超えた、
広い居住スペースを確保することと同時に快適装備により、
優れた乗り心地を実現しています。
ファミリーで乗るよりはカップルやおひとりで楽しむことが快適性に繋がります。
クーペで車中泊をするときのコツ
1.座席を倒してみる
後部座席ではトランクが意外に広く設けられているので、
シートを倒すことにより容量が多くなり、横になることも可能です。
ただ身長170cmが限度で、体を斜めにしないと休めないようです。
前席はトランクの傾斜よりは気にならずシートのクッションもあるので、
後部よりは前席を倒す方をお勧めします。
2.車中泊専用マットを敷いてみる
入眠しやすいマットが季節ごとに商品化されています。
夏は冷感用になりますがどちらにしても体にフィットしやすいようです。
寝袋だけだと安眠し難く、寝違えてしまうとせっかくのレジャーも台無しです。
マットを敷けば寝やすく、そういったことも気にならないと思われます。
3.水分補給をしっかりする
車内はとても乾燥しているので季節を問わず、
ミネラルウォーターなどの水分を補給できるように準備しておくことが大切です。
夏場は特に車内の温度がそんなに高くなくても、
熱中症の症状が現れてくる場合もあるので侮れません。
スタイル性を重視したユーザーだと、
クーペは少々の不便さも当たり前と捉えている方も多いかもしれません。
しかし、座席の使い方やカー用品の使用によって、
車中泊の際の居住性を向上させていくことができると思います。
今回ご紹介したコツなどを、是非、参考にしてください。