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更新日:2024.06.06 / 掲載日:2024.06.06
キャンパーたちのアウトドア系愛車スナップ #16 【シボレー K-5 ブレイザー】

今回、4月に富士山の麓のキャンプ場「ふもとっぱら」にて開催されたキャンプフェス「GO OUT JAMBOREE 2024」にお邪魔して、おしゃれキャンパーたちの愛車をスナップ! シーズン幕開け早々に集ったアウトドア好きたちの愛車を拝見した。
【シボレー K-5 ブレイザー】退屈なぐらいお利口な、ヤングタイマーSUV

愛車:シボレー K-5(1989年モデル)
アメ車らしい迫力のあるサイズ感で存在感を放っていたこちらは、オザワさんの愛車、シボレーの「K-5 ブレイザー」。「K-5」は、シボレーのピックアップトラック「C/K」をSUV化したSUVシリーズ「シボレー・ブレイザー」のフルサイズモデルで、強靭な四輪駆動装置と豊富なエンジンバリエーションを持ち、高い人気を誇るザ・アメリカンSUVだ。

オザワさんは、この他にもシボレー シェビーバンも所有しており、以前からアメ車を乗り継いでいるという大のアメ車好き。古いアメ車に乗ることに苦労はないか尋ねたところ「古いアメ車に故障は付き物。アメ車に乗ったらトラブル無しでは目的地に着かないぐらいの方が刺激的で好きなんです」と、こちらの質問が野暮であったと反省させられるような、百戦錬磨のアメ車乗りらしい懐の深い回答が返ってきた。

さらに愛車の「K-5」については「このクルマはすごい調子が良いんですけど、むしろお利口すぎて面白くないぐらいです。本当はシェビーバンで来るつもりだったんですが、ふもとっぱらに着いたところで壊れちゃって…。急遽これに乗り換えて来たんです」と、手がかからないことに物足りなさを感じているという。
古い輸入車は維持が大変そうだから、と尻込みしてしまいがちな自分が、なんだかちっぽけに感じてしまうほど、生粋のアメ車好きの心の広さが垣間見えた。




写真と文/榎本剛