キャンパーたちのアウトドア系愛車スナップ #11 【日産サファリ】

季節は初夏に突入し活況を呈するキャンプシーンだけど、切っても切れない関係にあるのが車の存在。時には移動の足であり、時には寝床であり、時には倉庫であり…。実はキャンプは、車の持つ様々な機能が一度に発揮されるシーンだったりする。

今回、4月に富士山の麓のキャンプ場「ふもとっぱら」にて開催されたキャンプフェス「GO OUT JAMBOREE 2024」にお邪魔して、おしゃれキャンパーたちの愛車をスナップ！シーズン幕開け早々に集ったアウトドア好きたちの愛車を拝見した。

【日産サファリ】生涯付き合いたい。こだわりを叶えた理想のSUV

四角くて大きいボディでSUV然としたワイルドな風貌がキャンプ場によく映えるこちらは、日産の「サファリ（Y60型）」。ラダーフレームの採用による頑丈さと悪路走破性本格を兼ね備えた本格クロスカントリーSUVだ。

オーナーの松下さんは、釣りやキャンプが趣味なだけにやはり車はSUVがよかったという。とはいえ、そこにはこだわりがあり「オートマで乗れる丸目のロールーフのSUVが欲しくて、当初はランドクルーザー60を探していたんですがオートマではハイルーフしかなかったので断念。引き続き同じ条件で探していたらこのサファリに出会いました。ゴツゴツしたなかに可愛いらしさがあって、かなり気に入ってます（笑）」と笑顔で語ってくれた。

購入時の走行距離は約8万km。乗り始めて14年になる現在は、約15万kmになるが大きな故障はそれほどないそうで「まだまだ元気ですし、本当に当たり個体だと思います！」と高揚気味に答えてくれた。

ほとんど自ら手を加えることなく、小傷なども気にせず、購入時のままのサファリを噛みしめる松下さん。聞けば、これが初めてのマイカーだといううえに「乗れなくなるまで乗っていきたいですね」と嬉しそうに話す様子は車愛にあふれていた。