アウトドア・キャンプ・車中泊
更新日:2024.01.31 / 掲載日:2024.01.31
キャンパー用トイレに新提案!水不要の新製品「クレサナ」搭載するトイレカー開発

キャンピングカーの製作販売を手掛けるトイファクトリー(本社:岐阜県可児市)は1月31日、災害時に最適な新しいポータブルトイレ「clesana(クレサナ)」を搭載したトイレカーを開発したと発表した。

クレサナは、水や化学薬品を一切使わない環境に優しいポータブルトイレ。本体内部にセットされたロール状のフィルムライナー(密閉式パック)が使用ごとに排泄物を自動密閉するため、処理が簡単でニオイやバクテリアの発生も防げるという。
環境に優しいだけでなく、使い勝手も良く、12V電源があればどこでも設置が可能。おむつや生理用品なども処理でき、医療現場にて排出される感染性廃棄物の処理にも対応する。

このクレサナを設置したトイレカーは、同社が自治体・団体向けに販売している“備えない防災”を体現したクルマ「MARU MOBI(マルモビ)」の新たなモードチェンジの1つとしてプロトタイプを設計。個室トイレルームを2部屋備えたレイアウトをハイエース車内に作り上げた。
また、クレサナは災害支援DMATスタッフに向けて派遣した同社キャンピングカー「セブンシーズ」にも設置され、能登半島地震の被災地・輪島市に向けて派遣された。

トイファクトリーは、2024年2月2日から開催される「ジャパンキャンピングカーショー2024」でクレサナを設置したデュカトキャンピングカーを出展。clesana社からサポートを受けて、日本国内での販売を本格開始する。
トイファクトリー 公式HP:
https://toy-factory.jp/
【あわせて読みたい】