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更新日:2023.02.09 / 掲載日:2023.02.09
個性派軽キャンパー7選!車中泊仕様にサウナ仕様車まで【キャンピングカーショー2023】
大きなキャンピングカーに比べて、手の届きやすい価格や維持費が安く抑えられることなどから人気沸騰中の軽キャンピングカー。
巷では軽キャンパーと呼ばれ近年のアウトドアブームも相まってますます注目を集めていますが、2月3日〜2月6日に幕張メッセで開催された「ジャパンキャンピングカーショー2023」にも、バラエティに富んだ個性的な軽キャンパーが数多く出展されていました。
ここでは、その中でもひと際注目を浴びていた7モデルをピックアップしてご紹介!
1. 最強装備のド派手アトレー

エネルギッシュなカラーリングとタフな装備に身を包んだこちらは、青森のドキ商会が手掛けるブランド「ノースハンター」の新作。以前からエブリイのSUVカスタム車で注目を浴びていましたが、今回は新型アトレーをベースにした「ノースハンター サバイバー エディション」が出展されていました。


3インチのリフトアップに、ヘビーデューティーなフロントバンパーやオーバーフェンダー、暗がりで頼りになるLEDライトにハードカーゴキャリアなど、見るからにタフな印象。デモカーでは、ジェリカンやラックを備え、アウトドアシーンを想起させる仕様となっており、過酷な環境でも頼り甲斐のある1台となっていました。
2. 丸みを帯びたデザインとリアルウッドで魅せる1台

クリーム色のボディに丸目のライト、アクセントになったオレンジのロゴ、そしてサーカステントカラーのポップアップルーフなど、レトロかつ愛嬌のあるデザインで、どこをとっても可愛らしいこちらは、車中泊カスタム車やキャンピングカーを展開するダイレクトカーズ(DIRECT CARS©)が、人気ユーチューバー「チキチキバンバン」とコラボした1台「RETREATミニチキ」。


ベースとなったのはダイハツ ハイゼットトラックで、サイズは全長 3410mm・全幅 1480mm×全高 1720mm。小柄ながら、垂直型のポップアップルーフや観音開きのリアバゲッジドア、内部にはシンクにウッドカウンター、間接照明など、個性的な装備で存在感バツグンな仕様となっています。
3. ジムニー顔の車中泊仕様エブリイ

角張った顔に丸目ライトと、正面から見るとジムニーにしか見えないこちら。実はスズキ エブリイがベースとなったキャンピングカーなんです。オリーブカラーのボディに、1.5インチのリフトアップ、ゴツいフロントバンパー、ブロックタイヤ、ハードカーゴキャリアといったタフな装備でアウトドア仕様まっしぐらな1台になっています。


内装はご覧の通り、大人2人が寝られるほどの広々としたベッドマットに、サイドにはシンク付きのウッドの収納棚、そして収納式のテーブルがついており、一見シンプルながら快適な車中泊旅をおくるために必要な機能は揃っていました。

4. 小さな車体に居住機能を凝縮した正統派キャンパー

これぞ、というようなキャンピングカー然としたルックスがソソるこちらは、ダイハツ ハイゼットトラックをベースに、快適に過ごすための居住機能を効率的に詰め込んだ正統派。


小柄な外観からは想像できないくらいに快適な設備を備えた居住スペース。家族4人がくつろげるリビング空間やベッド、荷物の整理に便利な収納も多く備えているほか、窓も多く採光も考慮されていたり、効率的な設計を見ていると思わず物欲が掻き立てられてしまいます。
5. 大型垂直ポップアップルーフで空間を拡張!

バンパーガードのついたタフなデザインが特徴的なこちらは、トヨタの軽トラック「ピクシスT」をベースに、大きなポップアップルーフを備えたスタイルのキャンピングカー。


ダークブラウンのウッドで、アウトドアライクかつラグジュアリーな雰囲気も漂う内部には、バーナー付きのシンクやテーブル、ベッドになるシートはもちろん、ポップアップルーフを広げれば大人でも広々と寝転がれる快適な空間の出来上がり。
6. 木箱でスタイルチェンジできるグッドアイデアな軽トラキャンパー

バンパーやボディカラー、サイドオーニングなど、いかにもアウトドアな雰囲気の漂うこちらのキャンパーは、ダイハツ ハイゼットトラック パネルバンをベースに、遊び心を詰め込んだ個性派モデル。

まるで山小屋にいるかのような気分にさせてくれる全面ウッドの内装には、キャンピングカーらしい機能が。木箱の一部にはクーラーが隠されていたり、お好みで電子レンジを設置することもできるようになっているんです。

収納としても便利な木箱は、そのままキャンプでスツールとして、平たく並べれば寝床になるという色んな使い方ができる遊び心も嬉しいところ。
7. どこでも”ととのう”、サウナ仕様車も!

最後は、キャンパーではないのですが、異彩を放っていた変わり種をご紹介。一見するとキャンピングカーのようにみえますが、正体はまさかのサウナカー。アウトドアブームに劣らない人気を誇るサウナですが、屋外に設置できるテント式サウナはあれど移動するサウナというのは新しいんじゃないでしょうか。

内装はトラックの荷台であることを忘れてしまいそうなほど、ハイクオリティなサウナ部屋に。サイズとしては大人6人が向かい合って座れそうな空間となっていました。販売だけでなく、この春からレンタルもスタートするようなので、サ活に励む大のサウナ好きは、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
【おまけ】会場にはこんな軽キャンパーも。

昨今のアウトドアブームの火付け役ともいえる人気アニメ「ゆるキャン△」のイラストが全面にデザインされたキャンピングカー「ゆるキャン△ピングカー」も展示。来場者たちのフォトスポットとして、賑わいを見せていました。
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