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更新日:2026.08.09 / 掲載日:2026.08.09

現代アートが華やぐ、日本最古の湯~道後温泉【にっぽんの温泉特集】

 これからの季節、ドライブスポットにおすすめしたいのが温泉街。効能豊かな出湯に浸かり、日々の疲れをじっくりと癒やす時間はまさに至福のひと時。温泉を楽しむついでに、秘湯を囲む雄大な自然に触れたり、名湯と共に発展してきた街を散策すれば、きっと身も心もリフレッシュできることだろう。

 この記事では、そんなドライブ旅で訪れたい全国の温泉地を選りすぐって特集。今回は、重要文化財と現代アートのコラボレーションで賑わう「道後温泉」を紹介する。

道後を象徴する三つの外湯

 約3000年の歴史を持ち、日本最古の湯といわれる道後温泉(愛媛県松山市)。昨年の「にっぽんの温泉100選」では3位に位置し、毎年ランキングの上位に名を連ねている。

 道後の湯はアルカリ性単純泉。刺激が少なく、湯治や美容に適していると評判だ。

道後温泉本館
道後温泉本館

 道後には三つの外湯がある。まず一つは、道後温泉のシンボル「道後温泉本館」。2019(平成31)年1月に保存修理工事に着手し、2024(令和6)年12月に完了。約6年の時を経て、本来の姿に戻っている。

 1階には「神の湯」と「霊の湯」と呼ばれる浴室があり、風呂上がりには2階と3階の休憩室でゆっくりくつろぐことができる。また、日本で唯一の皇室専用浴室である「又新殿(ゆうしんでん)」は見学が可能だ。

 この道後温泉本館は、1994(平成6)年に日本で初めて公衆浴場として重要文化財に指定されている。

道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
道後温泉別館 飛鳥乃湯泉

 そして二つ目の外湯が、「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)」。日本最古といわれる温泉にふさわしく、飛鳥時代の建築様式を取り入れた美しい外観が魅力的な湯屋だ。2017(平成29)年にオープンし、来年には10周年の節目を迎える。開放的な大浴場と本館にはない露天風呂を備えており、本館の又新殿を再現した特別浴室では、昔の浴衣「湯帳(ゆちょう)」を着ての入浴体験ができる。

道後温泉 椿の湯
道後温泉 椿の湯

 三つ目は、「道後温泉 椿(つばき)の湯」。市花であるつばきをシンボルとした松山市民の“親しみの湯”として広く愛されており、地元にとってなくてはならない公衆浴場となっている。

現代アートが彩る道後商店街は、グルメも魅力

坊っちゃん団子
坊っちゃん団子

 道後温泉駅を降りてすぐの道後商店街は、全国的にも非常に活気がある商店街として知られており、魅力的な土産物屋や飲食店が軒を連ねている。「坊っちゃん団子」をはじめとするスイーツの食べ歩きも楽しめ、特に愛媛名物の一つとなっている「鯛(たい)めし」は行列必至だ。

道後商店街
道後商店街

 また、道後温泉は、伝統を守りつつ、現代アートを生かしたまちづくりでも注目を集めている。2014(平成26)年から始められたアートプロジェクトでは、まちそのものが作品の舞台となり、にぎわいをもたらしている。

 現在もアーティストの蜷川実花さんを迎え、「蜷川実花 with EiM × 道後温泉 DOGO ART」を展開中である。華やかに彩られた道後のまちは必見。会期は、2027(令和9)年2月末まで。

【基本情報】
道後温泉公式エリアガイドby 宿屋・商店主・住民:
https://www.dogo.or.jp/

 

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グーネットマガジン編集部

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