ローカライズ
更新日:2025.11.16 / 掲載日:2025.11.16
日本三大薬湯の宿で味わう、「ひなの宿ちとせ」の“棚田鍋”【料理じまんの宿18選】
旅の醍醐味と言えば、旅行先ならではのスペシャルな体験を味わうこと。温泉、郷土の文化、季節のイベント……様々な体験がありますが、地元の美味を知る料理人が腕を振るった食事もその一つです。
寒さが日増しに厳しくなるこの季節、目にも美しく、美味しい料理に舌鼓を打てば心もカラダもホッと癒されること間違いありません。今回はそんな「料理じまんの宿」から、ひなの宿ちとせ(新潟県十日町市)をご紹介します!
松之山の風土を食材で描いた「棚田鍋」

新潟県松之山温泉の「ひなの宿ちとせ」は、周囲に日本の原風景である美しい棚田やブナ林を眺め、冬は積雪が4メートルを超えることもある雪深い地にあります。「日本三大薬湯」の一つといわれる同温泉の湯を源泉掛け流しで堪能でき、さらに雪解け水が育むおいしい米や山菜など、風土そのものを楽しむことができます。
松之山エリアの名物「棚田鍋(たなだなべ)」は棚田米の甘さを引き出したふわふわのスープに雪に見立てた大根おろしを降らせ、季節の棚田を鍋で表現した逸品。身も心もあったまります。
温泉熱で調理した絶品「湯治豚」

魚沼の銘柄豚「妻有ポーク」を味付けし、68度の温泉熱で3時間、低温調理した「湯治豚(とうじぶた)」は、目の前で切りたてをサービスするちとせのスペシャリテ。とろけるような柔らかさは一食の価値アリ!
里山の環境や、土地のエネルギーを有効活用した土着のFOOD(風土)は環境保全にもつながるエコな味わいがちとせの魅力。県全体で推進する「朝ごはんプロジェクト」の発祥地とあり、同館の朝ごはんも夕食に負けず充実しています。
【施設情報】・所在地 〒942-1432 新潟県十日町市松之山湯本49‐1
・駐車場 乗用車25台・大型2台(EVカー充電器:有り、4機)
・送迎 あらかじめ電話予約(要)
・TEL 025-596-2525
・FAX 025-596-2117
・URL https://chitose.tv/
【詳細情報】
・建物 鉄筋 本館:5階建、離れ:1棟
・客室 全25室(和室:16室/和洋室:4室/露天風呂付客室:5室)
・食事 夕食:会席料理、朝食:和食
・館内施設 浴場:大浴場・露天風呂・貸切風呂・足湯、ライブラリー「ちとせ文庫」、湯上り処「じょんのび」、「温泉卓球」、「湯治BAR」
・料金 22,000円~136,400円(税込・入湯税別)
・チェックイン/チェックアウト チェックイン15:00、チェックアウト10:00
・Wi-Fi 全館
・禁煙・喫煙 全館禁煙・指定喫煙所有り
・温泉泉質 ナトリウム・カルシウム塩化物泉 pH7.2
【交通アクセス】
・鉄道 北越急行ほくほく線 まつだい駅下車、タクシー約15分
・バス まつだい駅から松之山温泉行きバス 下車徒歩約3分
・自動車 関越自動車道 塩沢・石打ICから国道353号線経由約50分