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更新日:2025.09.12 / 掲載日:2025.09.12

車を安く買う方法とは?|注意点や大阪のエリア別中古車販売店を紹介

近年、新車価格は年々上昇し、中古車市場も需要の高まりで価格が上がっています。大阪では、多くの中古車販売店があるものの、どこで購入すれば本当にお得なのか判断が難しいのが現状です。

車を安く買うためには「いつ」「どこで」「どのように」購入するかが重要なポイントです。決算期の値引き交渉、中古車という選択肢、カーリースの活用など、工夫次第で数十万円もの差が生まれることも珍しくありません。

この記事では、車を安く買うための方法や購入時期、注意点を解説します。

1. 車を安く買うための方法

車を安く買うには、購入するタイミングや購入する店舗選び、中古車を検討するなどの方法が有効です。

(1) 購入時期を検討する

車を安く買うには、購入するタイミングが重要です。

特に狙い目なのは、3月・9月の決算期です。自動車販売店は決算期に販売目標を達成するため、通常より大幅な値引きを行います。特に3月は年度末決算と重なり、値引き額が大きくなる傾向にあります。

また、決算期までとはいきませんが、7月・12月のボーナス時期も、安く購入できるチャンスです。この時期に販売店は期間限定の値引きキャンペーンやボーナスセールなどを積極的に行う傾向にあります。

さらに、新型モデルの発売前後も安く車を買うチャンスです。この時期は旧型モデルの在庫処分が行われるため、最新機能にこだわらなければ、旧型モデルを安く購入できることもあります。

このように、値引きされる時期を狙うことで、同じ車でも数十万円の差が生まれることがあります。急ぎでなければ、購入時期を調整してみましょう。

(2) ディーラー以外の販売店で購入する

車を安く購入するなら、正規ディーラー以外の販売店も検討してみましょう。サブディーラーや中古車販売店では、ディーラーより安い価格で新車や未使用車を購入できることがあります。

サブディーラーは、正規ディーラーから車を仕入れて販売する業者です。メーカーと特約店契約を結んでおらず、メーカーからの販売価格の制約を受けないため、正規ディーラーより安く購入できることがあります。

中古車販売店の場合は、サブディーラーと同じように、正規ディーラーから新車を仕入れるルートを確保している業者のみ、新車を安く取り扱っていることがあります。そうした店舗を狙えば、購入費用をぐっと抑えられる可能性が高いでしょう。

さらに、登録済未使用車という展示用などで使用される車は、新車同様の品質ながら、価格を大幅に抑えて購入できます。ただし、流通量が少ないため、カラーやオプションなどの選択肢は少ないでしょう。

(3) 値引き交渉をする

車を安く購入するには、値引き交渉が欠かせません。交渉のタイミングは、月末や決算期前がおすすめです。販売担当者も目標達成のため、通常より柔軟に対応してくれる可能性があります。

ただし、無理な値引き要求は逆効果になることもあります。相場を理解した上で、現実的な交渉を心がけましょう。また、値引き額だけでなく、納車時期やアフターサービスなど、総合的な条件で判断することが大切です。

さらに、車庫証明や車両登録など、できる手続きは自分で行うことで、節約につながります。最終的には担当者との信頼関係を築きながら、お互いが納得できる着地点を見つけることが大切です。

(4) カーリースやサブスクリプションを検討する

初期費用を抑えたい人には、カーリースやサブスクリプションサービスがおすすめです。これらのサービスは、頭金不要で月々定額料金のみで新車に乗れるため、まとまった資金がなくても車を利用できます。

また、税金や保険料が月額料金に含まれていたり、車検メンテナンス費用も定額化できたりと、さまざまなメリットがあります。

一定期間で車を乗り換えたい人や、維持費を含めた支出を一定にしたい人には、カーリースやサブスクリプションサービスが適しているでしょう。

(5) 中古車を検討する

新車と比べて中古車は大幅に購入費用を抑えられます。特に登録から3年~5年経過した車は、新車価格の半額程度で購入できることもあります。

中古車購入のメリットは、同じ予算でワンランク上のグレードや装備の充実した車を選べる点です。例えば、新車で300万円の車種でも、3年落ちなら200万円前後で購入可能です。

また近年、ネットオークションやフリマサイトで中古車を購入する人も増えています。販売店を介さない個人間取引のため、相場より安く購入できるのが魅力です。

しかし、「代金を支払ったのに車が届かない」といった金銭トラブルや、「名義変更の書類が揃わない」といった手続き上の問題など、さまざまなリスクが伴います。

こうしたリスクを個人で回避するには専門的な知識が不可欠です。そのため中古車の売買経験のない人は、保証やアフターサービスが整った中古車販売店を選ぶのが賢明です。

2. 大阪で安く買える中古車販売店とおすすめ車種

大阪には、良質な中古車を手頃な価格で購入できる販売店が多数あります。特に大型店舗では在庫が豊富で、価格競争も活発なため、お得に購入できるチャンスが多いでしょう。

(1) カーチス枚方

カーチス枚方は、北摂エリアで軽自動車の在庫が充実している中古車販売店です。枚方市の幹線道路沿いに位置し、ホンダのフリードやトヨタのアルファード、BMWなど、国内外問わず常時500台以上の在庫を保有しています。

カーチス枚方の特徴は、中古車以外にも新車の見積り・販売も行っている点です。
新車か中古車か迷っている人におすすめの店舗です。

住所大阪府枚方市北山1-2-15
営業時間8:00~21:00
展示車両台数約500台
公式サイトカーチス枚方

(2) ガリバー東大阪

ガリバー東大阪店は、全国約460店舗を展開する大手中古車販売チェーンです。

この店舗の特徴は、豊富な在庫数です。店舗には約200台の展示車がありますが、全国ネットワークを活用することで、約1万5,000台以上の在庫から好みの中古車を選ぶことができます。

また、大手ならではの充実したサービスも魅力で、最長10年の保証制度や、購入後に満足できなかった場合の返品サービスなど、初めて中古車を購入する人も安心できる仕組みが整っています。

住所大阪府東大阪市川田1-1-6
営業時間10:00~20:00
展示車両台数店舗在庫:約200台
全国在庫:約1万5,000台
公式サイトガリバー東大阪

(3) カーライフ大阪

カーライフ大阪は、泉州エリアを中心に展開する地域密着型の中古車販売店です。創業約10年でありながら、地元の人たちに支持されています。

特徴は、全国どこでも納車可能な点で、遠方に住んでいる人でも、自宅まで車を届けてもらえます。また、業界初といわれる1年間の無料保証など、購入後のアフターサービスが充実しており、万が一の故障にも対応してくれます。

さらに、独自の自社ローンサービスは、審査なしで利用でき、他社でローンが通らなかった人でも、車を購入できる可能性がある画期的なシステムです。

在庫車両は、日産のセレナやエルグランドなど、ファミリー向けの優良ミニバンが充実しています。どの車も総合評価が高く、品質面でも安心です。

住所大阪府堺市美原区小寺459-1
営業時間10:00~18:00
展示車両台数約86台
公式サイトカーライフ大阪

ここまで大阪のおすすめ中古車販売店を紹介しました。さらに多くの選択肢から、希望の車種や予算に合った車を横断的に検索したいなら「グーネット中古車」の活用がおすすめです。

グーネット中古車なら、大阪府内の中古車情報や販売店をまとめて検索できます。自宅にいながら、メーカーや価格帯、走行距離などで条件を絞り込み、気になる車の在庫確認や見積もり依頼も簡単に行えます。まずは一度、あなたの希望条件で検索し、どのような中古車があるのかチェックしてみてはいかがでしょうか。

3. 車を安く買うときの注意点

車を安く買うことだけに注目すると、後で思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。この章では、購入前に確認すべき重要なポイントをご紹介します。

(1) 数店舗で見積してもらう

車を安く購入するためには、必ず複数の販売店で見積もりを取ることが重要です。同じ車種・グレードでも、店舗によって価格差が生じることは珍しくありません。見積もりを比較する際は、以下の項目を必ずチェックしましょう。

項目確認ポイント
車両本体価格同一グレード・カラー・メーカーオプションの価格
ディーラーオプションナビやホイール、エアロなどディーラーで取り付けるオプションの価格
諸費用登録費用、納車費用の内訳を確認
値引き額車両本体価格とディーラーオプションの値引きを分けて確認。下取り車がある場合、下取り査定額も要確認
総支払額すべての費用を含めた最終金額で判断

特に注意したいのは、車両本体価格だけでなく、諸費用も含めた総額で比較することです。

また、見積もりを取る際は「他店でも検討している」と伝えることで、競争意識から好条件を引き出しやすくなります。最低でも3店舗、できれば5店舗程度から見積もりを取れば、相場感を掴み、お得な購入先を見つけられるでしょう。

(2) 初期費用や維持費も考慮する

車両価格が安くても、購入後の維持費が高額では本末転倒です。購入前に年間の維持費を計算し、無理のない予算計画を立てましょう。

費用項目主な内容
本体費用・車両本体価格
・オプション費用
法定費用・自動車税(軽自動車税)
・自動車重量税
・自賠責保険料
・消費税
・リサイクル料
諸費用・車両登録費用
・車庫証明費用
・納車費用
維持費・ガソリン代
・駐車場代
・車検代
・メンテナンス代
・任意保険料

年間の維持費に関しては軽自動車で約30万円~40万円、コンパクトカーで約40万円〜50万円、ミニバンで約50万円~60万円程です。購入価格だけでなく、トータルコストで比較することで、お得な車選びができます。

(3) 安心できる購入先を選ぶ

極端に安い価格の車には必ず理由があります。修復歴を隠していたり、重要な不具合を伝えていない悪質な業者も存在するため、信頼できる販売店選びが重要です。

まずはホームページをチェックし、中古車の写真が多数アップされているか、詳しい情報が記載されているかを確認しましょう。また、スタッフの対応や店構えなどもチェックします。ネガティブな情報を質問しても親切に回答してくれる店は信頼度が高いでしょう。

また、日本中古自動車販売協会連合会(JU)加盟店は、業界の自主規制を守っているため信頼性が高いです。価格の安さだけでなく、購入後も長く付き合える販売店を選ぶことが、結果的に満足度の高い車購入につながります

4. 車を安く買うときによくある質問

(1) 中古車の購入時のチェックポイントは?

中古車の購入時は、以下の5つのポイントを必ずチェックしましょう。

項目確認内容
走行距離経過年数×1万km以下が目安
修復歴事故による骨格(フレーム部分)の修正有無
車検残存期間6か月以上あると安心
現車確認内外装の傷や損傷・エンジン音・異臭・サビ・装備品の作動確認
整備記録簿定期点検の実施状況

修復歴がある車は、骨格部分を修理するほどダメージを受けているため、見た目は問題なくても後々不具合が出る可能性があります。また、試乗時にはエンジンの始動性、ブレーキの効き具合、ハンドルの違和感がないかを確認します。エアコンやパワーウィンドウなどの装備品も、すべて動作確認することが大切です。

さらに中古車には、車検がないものや車検の残存期間が短い車もあります。車検はすぐに実施できないこともあるため、最低でも残存期間が6か月程度残っている車を選ぶようにしましょう。

中古車販売に関しては、購入後のトラブルを避けるために、仕入れた中古車を現状渡しとしている業者が増えています。

そのため、初めて中古車を購入する人は、その店舗が購入時に点検や整備をきちんと行っているかや、購入後のアフターサービスに対応しているかも忘れずに確認しておきましょう。

(2) 車購入は現金かローンかどちらがいい?

現金一括とローンのどちらが得かは、手元資金の状況や金利によって変わります。現金一括は金利負担がないものの、手元の資金が大幅に減るのがデメリットです。

一方、ローンは手元に資金を残すことができ、月々一定額の支払いを計画的に行えます。ただし、審査が必要だったり、金利の負担があったりなど、デメリットも存在します。

最終的には、緊急時の予備資金を確保したうえで、無理のない計画を立てることが大切です。

5. 車を安く買う方法を理解し賢く車を手に入れよう

車を安く買うためには、購入時期や購入先など複数の要素を組み合わせて検討することが重要です。特に大阪では、カーチス枚方やガリバー東大阪、カーライフ大阪など、信頼できる中古車販売店が多数あります。

ただし、価格の安さだけに飛びつかず、修復歴の確認や保証内容のチェックも忘れずに行いましょう。また、年間30万円~60万円程度かかる維持費も考慮した上で、無理のない予算計画を立てることが大切です。じっくりと情報収集を行い、自分のライフスタイルに合った最適な一台を見つけてください。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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