新型コロナウイルス関連情報
更新日:2020.04.22 / 掲載日:2020.04.22
ミシュランがコロナウイルス感染抑制のためマスクとフェイスシールドの生産を開始

コロナウイルス感染拡大のため世界各国で必要とされているマスクだが、この度、フランスに本社を置き、2019年には世界69製造拠点で、約2億本のタイヤを製造したミシュランが、コロナウイルス感染拡大を抑制するため、欧州の10拠点でマスクと医療従事者向けフェイスシールド(防護マスク)の生産を開始した。
ミシュランが製造するマスクは2種類あり、ひとつは一般的に馴染みの深い使い捨てマスク。もう1種類は再利用できるマスクとなっている。

生産されたマスクはミシュランが事業展開している国々の医療機関やスタッフに提供される予定で、使い捨てマスクに関しては毎週40万枚程度を、再利用マスクは5月までに週100万枚、6月末までには500万枚の生産を目指している。この再利用マスクは洗浄でき、フィルターを交換することで100回の使用が可能。500万枚生産されれば、使い捨てマスク5億枚に価する。

また、フランスの医療機関から要望があった、医療従事者向けフェイスシールド(防護マスク)に関しても、ミシュランはすでに製造を開始している。こちらは減菌できるポリカーボネート製で4月の中旬以降に外部委託で1万枚を生産する予定だ。
今後ミシュランは行政や業界団体と連携を図り、医療機器部品や人工呼吸器、医療用クッション、消毒剤などの生産にも着手し必要な支援を行っていく予定だ。
この情報は2020年4月15日時点の情報です。
■リリース発表
日本ミシュランタイヤ株式会社