カーライフ
更新日:2020.09.14 / 掲載日:2020.09.14
台風の際にフロントガラスを守るための対策とは?破損防止方法などを解説

グーネット編集チーム
日本は台風大国です。年間で平均20個以上の台風が日本列島付近を通過します。
台風の通過によって、車のフロントガラスが破損する恐れがあります。
そこで今回は、台風によるフロントガラス破損の危険性や破損防止方法をご紹介します。
台風による車のガラス破損のリスクって?

グーネット編集チーム
台風が接近・上陸したときに車のガラスが破損するケースとして、以下が考えられます。
駐車している車に風による飛来物が当たりガラスが破損する
駐車中、樹木が倒れてきてガラスやボディが破損する
駐車しているカーポートの倒壊によってガラスやボディが破損する
走行中、風による飛来物でガラスが破損する
走行中、倒壊した樹木や電柱、電線によってガラスが破損する
このように、台風が接近するときは車のガラスが破損するリスクが高まります。
特に強風をともなう台風では、風によって多くのものが飛ばされるため、ガラス破損につながる可能性が高いです。
台風時の走行中にフロントガラスを破損させないためには
台風のなかをやむを得ず走行することになった場合は、フロントガラスを破損させないために、どのようなことに注意すればいいのでしょうか?
以下で対策を確認していきましょう。
できるだけ走行しないのが望ましい
言うまでもありませんが、台風が接近・通過しているときはなるべく車を運転しないのが望ましいです。ガラスの破損という損害だけでなく、場合によっては命を落とす危険さえあるからです。
先ほどご紹介したように、樹木が倒壊したり、高電圧の電線が切れて車に当たったりした場合は、乗員の命に関わる事態になる可能性もあります。
また、大雨・強風で歩行者や自転車なども見えにくく、それが大きな事故につながる可能性も否めません。
交通情報を聞きながら、最も安全だと思われる経路や速度で走行
台風のなか、どうしても車を運転しなければならない場合は、以下のことを意識してフロントガラスが破損するリスクを抑えてください。
ライトを点灯して周囲に自車の存在をアピールする(状況に応じてフォグライトも活用する)
最も安全だと思われる経路をあらかじめ調べておく
安全な速度まで落として走行する
台風の際、駐車時にフロントガラスを破損させないための準備は?

グーネット編集チーム
台風の際に、駐車場にある車のフロントガラスの破損を防ぐための準備や対策について解説します。
駐車スペースにガレージやカーポートを設置する
持ち家の場合は、設置するスペースがあれば、ガレージやカーポートを設置して車を避難させておくことが、台風によるガラス破損に有効な対策になります。特にガレージであれば、フロントガラスの破損リスクは格段に下がるでしょう。
カーポートは屋根以外が解放されていますので、フロントガラスが破損する可能性はガレージよりも高いですが、何もないよりはリスクを抑えられます。
ガレージなどが設置できない場合は毛布などが有効
住まいが賃貸、あるいは予算の都合がつかないなどの理由でガレージやカーポートなどを設置できない場合は、いらなくなった毛布などでフロントガラスを覆うのも有効です。
方法は簡単で、毛布を運転席ドアと助手席ドアのピラーに挟み、フロントガラスを覆います。
これによって、飛来物が比較的軽い場合はフロントガラスの破損を防げるでしょう。
車両保険に加入する
上記のような工夫をしていても、予想以上に大きい台風や不慮の飛来物などによってガラスが破損するリスクはゼロにはなりません。
そのため、もしものときに備えて車両保険(任意保険)に加入しておくことをおすすめします。
すでに加入している場合も、これから加入する場合も、保険会社によって車両保険の種類や内容が異なるので、台風によるフロントガラスの破損も補償の対象になるかどうか、確認しておきましょう。
まとめ
今回は、台風の際に車のフロントガラスが破損するリスクと、なるべく破損させないための対策などをご紹介しました。
台風が接近・上陸することで、車の走行中や駐車中問わず、フロントガラスが破損する可能性があります。特に、走行中の車のフロントガラスの破損を防ぐためにも、できるだけ台風の際には走行しないことを心がけましょう。
車が必要な際には、交通情報などで安全な経路を確認し、速度を落としながら走行するなど、安全に走行するようにしましょう。
台風の際に駐車した車のフロントガラスを守る方法としては、ガレージやカーポートに避難させることが有効です。もしこのような環境がない場合には、フロントガラスを毛布で覆うなどすることで、比較的軽い飛来物による破損を防ぐことができます。しかし、台風によって大きな車の破損にもつながる可能性もあるため、万一の備えとして、車両保険(任意保険)に加入しておくことも大切です。
愛車が傷つくと非常に悲しい思いをするだけでなく、その修理にはお金と時間がかかります。悲しい思いをする前に、最善の対策を講じておきましょう。