車庫証明の保管場所に関しての条件や書類の書き方をご紹介！

最初に、車庫証明が取得できる保管場所に必要な条件を説明します。

・自宅から直線距離で2キロメートル以内
自宅と保管場所で管轄する警察署が違う場合、車庫証明の申請先は「保管場所を管轄する警察署」ですので、注意してください。
・支障なく道路から出入りができ、自動車全体が収容できる
・保管場所車庫を使用する正当な権利がある

距離はパソコン・スマートフォンで簡単に測れます。パソコンでの測り方を説明しますので、参考にしてください。

1,ブラウザーでGoogleマップを開きます。
2,始点を右クリック→「距離を測定」をクリック→地図上のもう1点をクリックし、直線で結びます。
3,地点間の総距離が下部に表示されます。

車庫証明の申請に必要な書類は、次の通りになりますので事前に書類を揃えておきましょう。

ともに2枚1組で複写式です。書類をダウンロードして使用する場合、複写式ではなくそれぞれ別ですので、気をつけてください。記載内容は、車のメーカー名・型式・大きさ・使用者住所と保管場所住所などです。

保管場所のおおまかな位置と、保管場所にどのように車を置くのかを記入する図です。
所在図では商店や学校など、目印となるものを描いて保管場所の位置が特定できるようにし、本拠地（自宅）との直線距離を記入します。配置図は、自宅であれば車を保管する場所を記入します。貸駐車場の場合、どの場所かわかるように記入し、番号などがあれば書き込みます。

その保管場所を使う権限に関する確認書類です。車の使用者本人がその土地所有者の場合、保管場所使用権原疎明書面（自認書）を記入します。駐車場などを借りている場合は、オーナーや管理者に保管場所使用承諾証明書を書いてもらいます。
保管場所使用承諾証明書は手数料が必要な場合もありますので、オーナー・不動産会社などに確認しましょう。

そこが車を使用する本拠地であるかを確認されます。本人が申請する場合、運転免許証を提示すれば大丈夫です。

申請に必要な用紙は警察署で用意されていますので、車庫証明の申請窓口で手に入れられます。
また、各都道府県警のホームページからのダウンロードも可能です。県警によって多少書式が違う場合もあるので、必ず保管場所のある都道府県警のホームページからダウンロードしてください。

車庫証明の申請には、「保管場所所在図」が必要です。手書きでも問題ありませんが、現在はGoogleマップを貼る方法が一般的になっています。短い時間でキレイに仕上げられるのでおすすめです。

自宅と保管場所が違う場合、自宅と保管場所の位置にわかりやすい印をつけ、直線距離を記入します。手書きの場合においては、なるべく定規などを使用し、わかりやすいように所在図を書くことが大事になり、あまりにもわかりにくい場合には書き直す必要もあるので丁寧に書くようにしましょう。

車庫証明の取得には、自宅から2キロ以内で保管場所として使用する権利を持っていること、問題なく道路から出し入れできて車全体が入ることが条件です。距離はGoogleマップでパソコンやスマホで簡単に測れます。

申請に必要な書類は4種類で、警察署の申請窓口かホームページからのダウンロードで入手できます。以前は面倒だった保管場所所在地の作成も、Googleマップに書き込んで貼れば簡単です。