カーライフ
更新日:2019.12.20 / 掲載日:2019.12.20
軽油が服についた場合のおすすめ洗濯方法を大公開!

グーネット編集チーム
軽油はディーゼル自動車やバスなどに使用される燃料でもあり、職場や自宅で使用する燃料でもあります。
それらの利用をする際には、燃えやすいことなどもあり慎重に扱われることが多いものになりますが、それでもふとしたタイミングなどに軽油がはねて、服についてしまうなんてこともあります。
軽油が服についた場合、汚れを洗い流す必要がありますが、軽油独特のニオイが残ることがあるので洗濯方法にはポイントを押さえる必要があります。
そこで今回は、軽油が服についてしまった際の自宅での洗濯方法やニオイの除去方法、洗濯前に確認すべきポイントについて解説します。
軽油のついた服を洗濯する前に確認すること
軽油はガソリンや灯油と同様に揮発するので、服についた場合は最初に屋外に干して乾燥させることが重要です。
最初に軽油がついている服をハンガーに吊るし、洗濯バサミでしっかりと固定して、風通しの良いベランダに吊るして数時間乾燥させましょう。
自宅で洗濯できない服の場合は1~2日程度干したままの状態にします。長時間天日干しをすることになるので、洗濯バサミでしっかりと固定して飛ばされないように注意しましょう。
軽油が服についた際に注意しなければならないポイントは、軽油が付着した直後に洗濯機に入れないことです。すぐに汚れを除去しようと洗濯機に入れてしまうケースも考えられますが、軽油がついた状態で洗濯機を使用すると、洗濯機の内部に軽油のニオイが付着してしまいます。
その影響で洗濯機から独特のニオイがしたり、他の洗濯物に軽油のニオイが付着したりするため、洗濯する前に軽油をある程度除去してから洗濯機に入れましょう。
軽油がついた服の洗濯方法

グーネット編集チーム
軽油は油汚れに分類できるため、日頃からおこなっている油汚れを除去する方法と同じ手順で汚れを除去することが可能です。軽油がついた服を洗濯する際には、台所用中性洗剤と洗濯用洗剤、40度以上のお湯とバケツ、ゴム手袋を用意します。
まずは、手荒れを予防するためにゴム手袋をつけて、バケツにお湯を入れ、洗濯用洗剤と台所用中性洗剤を適量入れましょう。
軽油が付着している服を入れて揉むようにして洗ったら、バケツのお湯を捨てて新しいお湯を使ってしっかりとすすぎます。洗剤で洗ってきれいなお湯ですすぐという手順を数回繰り返し、絞ってから最終的に洗濯機に入れて洗うことが大切です。
軽油が部分的についているだけであればバケツは使用せず、軽油がついている部分にのみ台所用中性洗剤を垂らして揉むように洗う方法も良いでしょう。
また、台所用中性洗剤ではなくクレンジングオイルを使用しても、同じように軽油の汚れを洗い流すことが可能です。油汚れである軽油を落とすためには、水ではなくお湯を使用して揉んで洗うことがポイントであり、あらかじめ軽油の汚れとニオイをある程度落としてから洗濯機に入れましょう。
軽油以外の燃料が服についた場合の洗濯は?
軽油以外の燃料がついた場合も、同じようにある程度汚れを落とし、ニオイがなくなった状態で洗濯機に入れます。ピンポイントの汚れは、使用しなくなった歯ブラシを使ってこすり洗いする方法が有効です。
また、燃料がついた服を乾燥機にかけないように注意しましょう。引火するリスクがあるので、時間はかかりますが必ず天日干しをしなければなりません。
まとめ
注意をして扱っていても、軽油が服についてしまうことは少なくありません。軽油が服についた場合には慌てて洗濯機に入れるのではなく、先に揮発させることが非常に重要です。
その後、台所用洗剤と洗濯用洗剤もしくはクレンジングオイルを使用するだけで簡単に軽油による汚れが落とせます。
なお、洗濯機に入れる場合は、洗濯機にニオイが移らないように対処をしてから入れるようにしましょう。