カーライフ
更新日:2019.11.05 / 掲載日:2019.11.05

免許写真を綺麗に撮るためのメイクのコツ・ポイント

免許写真を綺麗に撮るためのメイクのコツ・ポイント

グーネット編集チーム

免許証は身分証明書の役割も担っていることから、自動車を運転している時だけではなく、日常生活の中でも免許証を提示する機会もあるでしょう。また、免許は3年から5年に1回の更新となり、長期間同じ免許写真を利用することから、免許写真をできるだけよく撮影したいと考える方も多いと思います。

ここでは、免許写真を綺麗に撮るためのメイクのコツやポイントなどを紹介します。

免許写真のメイクのコツ・ポイントとは?

綺麗な免許写真にするための、メイクのコツとポイントについて見ていきましょう。

一般的に運転免許の写真は顔が濃い目に写る傾向があると言われています。
いつものようにメイクをしたつもりでも、なかなか思ったように綺麗に写らず顔が濃く見えてしまうことがあります。

下地にコントロールカラーを使い通常より薄めにメイクをして顔色を明るく見せるようにすれば、健康的で明るい表情に写るでしょう。
また、青系の背景はどうしても本来よりも顔色が悪く見えてしまいがちです。普段から顔色が気になっている方は、少し意識してチークを濃い目に入れましょう。このとき、血色が良く見えるためのコツとして、ピンク系のリップを使うと効果的です。

また目の周りや頬の高い位置、鼻筋などにハイライトを入れることで、顔に光が集まりやすくなり、影の少ない明るい表情を演出することが可能です。
さらに、シェーデイングを使ってメリハリのある表情に仕上げるようにすると立体的な写真に仕上がります。

免許写真のヘアメイクのコツ・ポイントとは?

次にヘアメイクのコツとポイントを見ていきましょう。

免許写真は身分証明の際にも利用されるものなので、まず顔がしっかり認識できる必要があります。そのために、髪の毛で目や両方の眉毛が隠れているのはNGです。

実際に免許写真の撮影時に、いきなり髪の毛を上げてくださいと言われても、ドギマギしてしまうことでしょう。そうならないためにも髪の毛は最初から自分で納得のいくように、耳にかけるなどすっきりした髪型がおすすめです。また、撮影までに前髪を切っておくか、女性ならヘアアイロンで巻くなどして目に前髪がかからないようにすると、顔がすっきりして明るくなります。


また、女性の場合は顔周りの髪を束ねるとすっきりとした印象になるため、ハーフアップなどにして小顔効果を狙うといいでしょう。

免許写真を撮影する場合の姿勢・服装・表情のコツとは

【服装のコツ】

前述の通り、免許写真は濃い目に写るので、顔が沈まないように明るめの白やベージュ系の服がバランス良く写る傾向があるのでおすすめです。
ただし、免許写真はバックが青なので青系の同系色の服装を避けましょう。

また、胸元が大きく開いているようなデザインの服も、胸部から上を撮影したときに裸に見えてしまいかねないためNGです。免許の写真は上半身が一部しか映らないため、胸元が開きすぎている服は裸のように見えてしまうことがあります。

また、運転免許の次回の更新は3年から5年後なので、流行りの服は避けた方が良いかも知れません。その中でクルーネックよりも浅めのVネック、丸首よりも襟のあるシャツの方がすっきり見えるでしょう。顔の輪郭を覆うパーカーの着用もNGです。

幅の広いフレームのメガネや帽子、バンダナ、マスク、大きなイヤリング、サングラスなど顔のパーツを隠してしまうようなものは外しましょう。

【姿勢・表情のコツ】

撮影時の姿勢はアゴを引いて背筋を伸ばし、正面を向いて目をしっかり開いて静止します。
口を閉じ、やや口角を上げると引き締まった表情になります。
また、膝に白っぽいスカーフやハンカチ、スケッチブックなどを置くことで、プロのカメラマンが使うレフ板の効果が期待できるかも知れません。

なお、宗教上の理由や医療以上の理由があれば、無帽の要件は不要となり、スカーフやかつら、ウイッグ等の着用は、目元や顔の輪郭が見えるように着用すれば問題ありません。

免許写真の撮影でカラコンを付けても大丈夫か?

カラーコンタクト(カラコン)は、目の色を変えてしまい、個人を識別しにくくしてしまうので、撮影の際は外した方が無難でしょう。
運転免許証は公的にも認められる、個人を証明する書類として使用できるためです。

免許証の条件に「メガネ等あり」でも、メガネをしない写真でも可能か?

メガネやコンタクトレンズで視力を矯正する場合、免許証の表面の条件の欄に「メガネ等」と記載されます。しかし、矯正の方法はメガネに限定されないので、免許写真でメガネを外しても問題ありません。

メガネのフレームが太く、目と被る場合やレンズが光る場合は、メガネを外すように指示される可能性があります。同様に度付きのサングラスも瞳が確認できないと判断される場合があります。

免許写真は持ち込みも可能なので、自分で撮ったりプロに依頼することも可能

免許写真は持ち込みも可能なので、自分で撮ったりプロに依頼することも可能

グーネット編集チーム

免許を更新した方はご存知かと思いますが、写真撮影の時は流れ作業のように対応されることがほとんどです。次々とイスに腰かけ、目線の高さを合わせ、アゴを引いてレンズを見るように指示を受け撮影と、あっと言う間に終わってしまいます。そして、やり直しはできません。

これではどんなに準備をしても、目をつぶってしまったり、口角が下がったりして、緊張感が表情に出てしまうかも知れません。

失敗しない免許写真にするためには、あらかじめ撮影した写真を持参する方法もあります。証明写真の規格に合致すれば、自宅で撮影した写真でも構いません。自宅であればメイクや服装を替えながら、じっくり時間をかか、マイペースでリラックスした免許写真の撮影も可能になるでしょう。

何枚も撮影してその中から表情の良い1枚を選ぶこともできます。
影ができないように部屋を明るくして、白い敷布やタオルなどを使って工夫すれば、イキイキとした表情のある写真が撮れるでしょう。

しかしながら、自分で撮影するとなると、撮影環境などにより、なかなか満足のいくベストショットを残すのはハードルが高いかも知れません。
個人では要領やコツが掴めないという場合は、フォトスタジオなどのプロのカメラマンに写真を撮影してもらうのもおすすめです。

プロのカメラマンならサイズや条件はもちろんのこと、要件に合うようなノウハウや綺麗に写す技術を持ち合わせているので、検討してみてはいかがでしょうか。
プロに撮影を依頼する場合は事前に服装やメイクやヘアメイクなどの相談を撮影側にしておくと、当日スムーズで納得のいく写真撮影が可能となるでしょう。

カメラマンに頼むことで、清潔感のある写真が撮れるばかりか、ニキビやしわ、シミを目立たない程度にするテクニックも期待できます。

免許写真を撮影する際の注意点・守るべき規定

指定された条件とサイズを満たせば、自分の気に入った写真を免許写真に利用できます。
免許写真を撮影する際の注意点・守るべき規定について確認していきましょう。

適正な写真の規定・条件・サイズ

条件:カラー・白黒問わず、無帽、正面、上三分身(胸から上の写真のことを言います)、無背景(単色)
申請前6か月以内に撮影したもの
サイズ:縦3.0cm×横2.4 cm、縁なし
その他:不鮮明、傷、汚れのあるもの、非写真用紙使用、写真のコピーはNG

免許写真を撮影する際の注意点

免許写真を撮影する際に、写真の写り方によって受理されないことがあります。
受理されない写真の写り方としては、顔を傾けている、正面を向いていない、頭が切れる、目を細めてしまっている、目線が正面に向いていない、笑い顔、両眉が隠れてしまっている、影で不鮮明になっている、背景と同化してしまっている、などがあります。

このような場合は再度写真を提出したり、撮影をし直す必要が出てきます。
特に自分で免許写真を撮影・準備をする方は、どのような写真が不適切な写真であるかを確認することが大切です。

各都道府県の警察や運転免許センターのホームページにイラストや写真を使用した説明があるので、チェックしてみてください。


運転免許を更新する際に免許写真の撮影をしますが、なかなかお気に入りの免許写真にならないことも多いでしょう。

慣れない場所で限られた時間の中、流れ作業のように淡々と撮影される運転免許写真は、あくまでも個人が特定できるかが重要なので、出来上がりについては写りが多少悪くても仕方ないのかも知れません。

しかしながら、この後3年もしくは5年間、写りの悪い写真が証明書として使われると思うと、気分が下がる人もいるのではないでしょうか。
事前に自分で時間をかかて撮影した免許証の申請用写真を持参できれば、自分の納得した写りの写真を使用でき、気分が下がることも無くなるでしょう。

今回ご紹介した内容を参考に次回の免許更新の際には、メイクやヘアメイク、服装や表情にこだわった写真にチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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