カーライフ
更新日:2019.05.23 / 掲載日:2019.05.23
【グーパーツ】DIYにチャレンジしよう!

カスタマイズの定番であるLED化。そのなかでもかなり効果的なのがLEDバックランプだ。装着することで夜間後退時の視認性が高まったり、歩行者に危険を知らせることもできるので積極的に変更をしよう。
(掲載されている内容はグーパーツ2019年7月号の内容です)
今回のDIY
IPF
TEL.027-346-3316 https://www.ipf.co.jp
高品質なLEDやHIDはもちろん、競技用のレーシングランプなどをラインナップする同メーカー。車のありとあらゆる部分のバルブを揃えており、LEDの購入で悩んだらIPF製のものを選んでおけば間違いない。
バックランプLED化は安全性の向上に役立つ
カスタマイズの定番といえばエアロの装着やホイールが定番だが、もうひとつ忘れてはならないのがLED化。中でも、ルームランプのLED化がもっともやっている人が多いだろうし一回くらいチャレンジしたことがあるという人は多いはず。
その理由としては、本体価格も安いし取り付けの難易度が低いから。あとは、交換するメリットがたくさんあり、尚且つデメリットがほぼないに等しい。強いてデメリットを挙げるとするならば、ユニットを外す際に破損する可能性があるということくらいだろう。
内装以外であれば、古い車ならヘッドライトやフォグランプも定番。だけど最近巷で定番化してきているのが「バックランプのLED化」だ。
バックランプとは「後退時に点灯するランプ」。これがないと後退するときに暗くて危険だし、歩行者に気づいてもらえないので必ず装着されている。しかしほとんどの車にはハロゲンが使われており、かなり暗い。さらに、最近の車にはプライバシーガラスが設定されていることが多く、暗くて見えにくいなんてことも。そこでバックランプをLED化する人口が増えてきたわけだ。LEDにすることで、もはや当たり前の装備となったバックモニターの視認性もグンと上がる。
ただしここで注意して頂きたいのは、単に明るければ明るいほどいいというわけではない。明るすぎてモニター画面が白飛びして逆に見にくくなってしまったり、色は白と保安基準で決まっているので、青白い光は車検に通らないことがあるので注意が必要だ。
交換も非常に簡単で純正のバルブと付け替えるだけ。車種によってはバルブにアクセスするまでが大変だったりするが、愛車のバルブ形状や場所を確認した上で、ぜひチャレンジしてみてほしい。
IPF LED BACK LAMP BULB 302BL 6000k:7505円

LED化は意外とトラブルが多い?
LED化は非常に簡単なので初心者でも気軽にチャレンジできるが、輸入車などではワーニングランプが出たりすることもある。そのモデルに対応した製品(キャンセラー内蔵)を選ぶことが重要。また車種や交換箇所、製品によっては、点滅が早くなる「ハイフラッシャー現象」やうっすらと点灯してしまう「ゴースト点灯」などが発生し危険なので、装着後はしっかりとチェックすることを心がけよう。
[DO IT YOURSELF]リヤ部のLED化
1.バックランプの位置を確認

まずはバックランプへアクセスするための場所を探そう。ハッチバックであればリヤゲートの裏か、ラゲッジの内装を剥がすと出てくる。
2.純正バルブを外す
今回の車両の場合、リヤゲート裏の蓋を開けるとバックランプのユニットが出てくる、これを時計回りにひねることで外すことができる。なお、電球は素手で触れると寿命が縮むので慣れていない場合は軍手などをしよう。
3.製品に付け替える

純正の電球を外したらLED製品に付け替える。バルブはT16、T20、S25という規格があり、今回は古い車に多く見られるS25という規格のものを使った。
4.もとに戻す

装着ができたらツメの位置を確認しつつ差し込み、反時計回りにひねって固定する。しっかりとはめ込まないと走行中に外れるなどして危険だ。
完成.LEDがスタイリッシュ!
ビフォー
アフター
カバーもしっかりとはめ込みもとに戻せば完成。バックランプなので当然リバースに入れなくては見えないため、一人で確認するには鏡などを使って見る他ない。友人などに協力してもらうのが安心だ。
ついでにナンバー灯もLED化しよう!
1.+ドライバーで外す

車種にもよるが、ネジで止まっていたりツメだけで引っかかっている場合があるので要確認だ。今回はプラスネジで留まっていた。
2.ユニットを外す
ネジを外しても自重で落下してこないので、内装剥がしなどの平たいものを使ってテコの原理で外す。その際、傷防止のためマスキングテープなどでボディを保護しよう。
3.LEDに付け替える

ユニットを外したら電球を取り外してLEDに付け替える。LEDは指向性が強いので、取り付け向きに注意しよう。
4.もとに戻す

外すまでの行程が多少多いので、もとに戻す前に点灯チェックを行おう。点灯を確認したら逆の手順で元に戻す。
完成
ビフォー
アフター
ハロゲンよりもスタイリッシュな印象に変化。交換の際はナンバー灯専用のものを選ぼう。安価なものだとムラがでる恐れがあり、車検に通らなくなる可能性がある。
写真/木村博道