カーライフ
更新日:2019.04.08 / 掲載日:2019.04.08
車内をよく見せるインテリアとは?男女別恥をかかない車内コーディネートについて

グーネット編集チーム
クルマの中は、比較的狭い空間を自分一人、友達や家族、恋人と過ごすプライベートな空間です。狭い空間だからこそ、車内のインテリア(内装)は特に気を付ける必要があります。普段はきれい好きに見えた素敵な人でも、クルマに乗ったらゴミだらけでがっかり、なんてことにもなりかねません。それでは、男女別で恥をかかない車内のコーディネートについてご紹介していきます。
車内のインテリアの重要性
自分の住んでいる家や部屋をきれいにするのと同じように、自分のクルマのインテリアもきれいにコーディネートすることは非常に重要です。エクステリアの状態は外からでもよく見えますが、実際にその人のクルマに乗らないと見えてこないのがインテリアです。
車内というのは、プライベートな空間です。クルマは、ある意味では密室に近い乗り物なので、車内のインテリアがごちゃごちゃしていたり、ゴミであふれていたり、強烈な匂いがする芳香剤が置かれていたりすると、それだけでその人に対する印象が決まってしまいます。
クルマは、移動するための乗り物であるため、途中で降りたりもできません。したがって、車内のインテリアはそのクルマに乗ってから降りるまで、継続して目に入ってくることになります。確かに、クルマのボディが汚れているのも気になりますが、一旦乗ってしまえば中からは見えないのです。その点、目に触れ続けるインテリアこそ、男女別にかかわらず、気を配るべきポイントだと言えます。
【男性編】車内インテリアテクニック
男性が実践すべき車内インテリアテクニックは、ずばり、さりげない清潔感の演出です。過度に匂いがするものや、過度にピカピカ光っているようなアイテムやコーディネートは女性受けしません。かといって、純正ノーマル状態でも、プラス評価にはつながらないのです。
まずは、クルマ用の消臭剤を用意することから始めましょう。注意するポイントは、無香タイプの消臭剤を選ぶことです。匂いの好みは人によってさまざまなので、自分が好きな匂いを同乗者が好むとは限りません。かといって、クルマは年数と共にエアコンやマットなどから匂いが発生することもあるので、匂いが染み付く前に取り付ける必要があります。
次は、シートベルトパッドや小さなクッションなどのアイテムも効果があります。純正のシートベルトは、固い素材で出来ており、特に薄着になる時期には、肌に当たる感触が強くなります。そこで、純正オプションや社外汎用品として販売されているシートベルトパッドを取り付けると、付け心地がソフトになり、特に子供や女性に好評価です。ただし、デザインは好みも分かれてしまうので、なるべく普遍的なデザインの方が万人受けしやすいでしょう。
最後は、スマホの充電装備やカップホルダーなどの充実です。純正状態ではUSBの充電端子が付いていなかったり、数が1つだけだったりすることが多いので、最低でも2つ、できれば後部座席の人の分まで用意できるとベストです。カップホルダーも、純正のものでは紙パックなどに対応していなかったり、背の高いコーヒーカップだと不安定になることもあります。そこで、さまざまな容器に対応できるカップホルダーを人数分確保しておくと、気が利く人という印象を与えることができます。
【女性編】車内インテリアテクニック
女性が実践すべき車内インテリアテクニックは、自分らしさの表現にあります。例えば、シートカバーを付けてみるだけで、車内の雰囲気がガラッと変わります。クルマのシートは黒やグレーなどの暗めの色が多くなりますが、あえてベージュなどの明るい色を持ってくることで、清潔感のある光あふれたインテリアに様変わりします。
他にも、ハンドルに取り付けるカバーやティッシュケース、フロアマット、クッションなどがありますが、できるだけ統一感を持たせたアレンジが重要です。例えば、英国風のカントリースタイルや、青空と海を意識したサーフスタイルなどがあり、自分らしさをそこで表現することができます。
決してやってはいけないのは、白い毛足の長いカーペットのようなものをダッシュボードの上にのせたり、夜間になると眩しいほど光る装飾品を飾り付けることなどです。他にも、あまりにも大きなゴミ箱や灰皿なども設置すべきではありません。女性ということで、同性である女性からも男性からも好まれるインテリアにするには、自分らしさの表現をしながらも、NGポイントを踏まえた上で、上手にコーディネートすることがおすすめです。
車内をコーディネートする際のポイント

グーネット編集チーム
男女どちらにも応用できる車内をコーディネートする際のポイントは、方向性や統一感を持たせることが重要です。部分的に明るい色で、他の部分が暗い色では統一感がでずにチグハグになりがちです。例えば、黒基調でシックにまとめたい時は、カップホルダーやスマホホルダーに至るまで、黒で統一することが必要になります。
自分で個々のアイテムを別々に買いそろえてコーディネートをするのが苦手という方には、メーカーの純正アクセサリーがおすすめです。汎用品とは異なり、車種別にフィットするように設計されているので、違和感がなく、コーディネートの仕方が写真付きで出来上がっているので、それを参考にすることが可能です。
これまで、車内をよく見せるインテリアとして、男女別にそのポイントを説明してきました。気を付けておきたいのは、車内のコーディネートにこだわり過ぎて、ものが多くなり過ぎることです。男性編でも説明しましたが、あくまで清潔感がでる整理整然とした車内こそ、誰にも不快感を与えないインテリアと言えます。社会人になっているのに、クルマの中にゴミが散乱していたり、過度に光るアイテムがあちこちに付いているのでは恥をかいてしまいます。清潔感にプラスして、自分らしさを出せるとなおポイントが高くなるかもしれませんよ!