カーライフ
更新日:2019.06.13 / 掲載日:2016.07.22
夏場の車の後部座席の暑さ対策とは

goo-net編集チーム
夏場の車内温度は極めて高く、熱中症や脱水症状を引き起こす原因にもなります。
下手をすると、車内は60度近くまで温度が上がり、
生死にも関わりますので何らかの対策を講じたいところです。
ここでは、夏場の後部座席の暑さ対策について見ていきましょう。
後部座席が暑くなる理由とは
後部座席に限らず車内の温度が高くなるのは、周囲の高い気温に加え、
夏場の強い日光が直接車内を照らすことが原因です。
また、どのタイプの車でも前の座席にはエアコンの吹き出し口がついており、
風が行きわたって早く冷えるのですが、
コンパクトタイプの車は後部座席にエアコンの吹き出し口がついてないことが多く、
なかなか風が行きわたらないために、結果的に後部座席が暑くなってしまうのです。
後部座席の温度を下げる方法・暑さ対策とは
後部座席にもエアコンの吹き出し口がついている場合なら別ですが、
そうでない場合には、根本的な車内の暑さ対策が必要となります。
具体的には以下のような対策を行うことがおすすめです。
車をなるべく暑くしないようにする
前述した通り、車内の温度が上がるのは日光が当たることが原因なので、
駐車する際にサンシェードを設置して、車内に入る直射日光を遮るようにします。
特にダッシュボードに直射日光が当たると、車内全体の気温上昇が激しくなりますので、
ダッシュボードへの光を遮るためにフロントガラスを重点的に覆うようにしましょう。
乗車前に温度を下げておく
車内の温度が高温のままだと脱水症状などのリスクが高くなりますので、
乗車前に少しでも温度を下げる必要があります。
助手席の窓を全開にし、
運転席のドアを5~6回程度うちわのように開け閉めします(完全に閉める必要はありません)。
こうするだけで車内の空気が循環して、車内の温度を下げることができます。
後部座席を冷やすグッズを活用する
後部座席側の窓にカーテンをかけたり、氷枕を活用したりすることで、
経済的に後部座席の温度上昇を防ぐことができます。
また、自動車用の扇風機が市販されているので、こちらをエアコンと併用することで、
より車内の空気の循環が良くする効果が見込めます。
いかがでしたでしょうか。
工夫次第ではお金をあまりかけずに後部座席の暑さ対策ができます。
今年の夏に試してみてはいかがでしょうか。