カーライフ
更新日:2019.06.13 / 掲載日:2016.07.13
車の運転席や助手席の日よけ対策とは

goo-net編集チーム
夏場の炎天下に長時間駐車すると、車の中は外気温よりも温度が上昇し、
暑いときは60℃近くまで上昇していることがあります。
ここでは、車内の温度上昇を防ぐための「車の日よけ対策」について紹介します。
駐車中の車内の温度が上昇する理由
なぜ駐車中の車内温度は、外気温よりも遙かに上昇してしまうのでしょうか?
その理由は、日差しによって暖められた車内の空気の逃げ場がないためです。
走行中であれば、窓を開けたりエアコンを作動させることで空気を循環させて熱を逃がせますが、
駐車中はエンジンを切って締め切りになるため、
暖められた空気は車内にこもったままになってしまうのです。
さらに、ダッシュボードなど車内装材が黒やグレーなど光や熱を吸収する色調が多いため、
それらが熱源となって、全く熱が冷めない状態となってしまうことも原因となります。
運転席や助手席の日よけ対策方法とは?
車内の温度が上昇するのを防ぐには、「日よけアイテム」を使うことが効果的です。
色のついたフィルムやミラータイプのフィルムを貼って日よけをする「カーフィルム」は、
熱線や紫外線などをカットしてくれる優れものです。
最近では透明タイプのものも発売されています。
カーフィルムの他に、一般的な日よけと言えば、「サンシェード」です。
サンシェードはフロンドガラスに設置して太陽光を遮断するアイテムで、
カー用品店などで手軽に購入する事ができます。
太陽光を遮断するだけでなく、ダッシュボードやハンドルが熱源となる事も防いでくれるため、
サンシェードがあることによって車内の温度上昇を抑える事が可能になると言えます。
車種によりフロントガラスの大きさが違うので、
愛車にピッタリのサンシェードを選ぶのがおすすめです。
サンシェードやカーフィルムで日よけ対策する際の注意点
前述したサンシェードは、「駐車中」に使うのが前提です。
フロントガラスにサンシェードを設置したまま走行する人はさすがにいないとは思いますが、
運転席や助手席のサイドガラスにサンシェードを付けたまま走行していると、
「運転中の視界を遮るもの」とみなされ「道路交通法第55条2項」に抵触してしまいます。
また、カーフィルムも定められた透過率を下回るものを貼ったまま走行していると、
同じように違法扱いとなります。
日よけグッズの説明書にも必ず記されていますが、
サンシェードやカーフィルムを利用する際は、必ず法令を遵守した上で使用するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
上記のような日よけグッズを正しく使用して、
車内の温度上昇を少しでも食い止め、快適なドライブをお楽しみ下さい。