カーライフ
更新日:2019.06.13 / 掲載日:2016.07.12
炎天下の夏でも車内温度を上げない(下げる)ための対策とは?

goo-net編集チーム
炎天下の夏は駐車しておくとすぐに車内の温度が高温になってしまいます。
短時間の駐車でも、車に直射日光が当たっていると車内温度はかなり上昇しやすく、
ドアを開けた瞬間モワッとした熱気が出てくることもあるのです。
このような車内温度が上がる現象を、何とかして抑えられないものでしょうか。
ここでは、車内温度を上げないための対策にはどのようなものがあるのかについて見ていきましょう。
車内温度が上がると、どのような影響・リスクがあるのか?
カーオーディオや車内機器などを含め、車は夏場の炎天下にも耐えうるように設計されているので、
車内温度が上がったとしても心配ありません。
しかし、常温で使用・保管することしか想定されていない物を車内に放置してしまうと、
何らかの事故が起きる場合があります。
例えば、スマートフォンやタブレットなどの電子機器がエラーを起こし、
場合によっては故障の原因になりも得ます。
その他にも、スプレー缶や炭酸飲料の缶などは爆発する恐れもありますので、
基本的に火気厳禁となっている物は、車内に放置しないように気を付けましょう。
また、人体では脱水症状や熱中症を起こす危険性がありますし、
ダッシュボードやハンドル、シートベルトの金具部分が高温になることで、
やけどする危険もあります。
炎天下で車内温度を上がらないようにするための対策
炎天下にある車の車内温度を上げないようにするための対策として、
サンシェードやガラスに貼る遮熱フィルムなどを用いることが挙げられます。
これらを利用することで、直射日光が直接車内へ侵入するのを防ぎ、
車内温度の上昇を抑えることができます。
また、車内温度を上がらないようにするための対策として、
窓を開けておくという方法もあります。
窓を対角線上に指1本ほど開けておくと、空気の通り道ができるため、
密閉状態の時よりも、車内温度を上がらなくする効果があると言えます。
この場合は、防犯上、問題のないことをしっかり確認した上で行うようにしましょう。
車内温度を下げるための対策
様々な対策を講じても室温が高くなってしまうのは仕方がないことですが、
それなら少しでも早く室温を下げたいですよね。
そんな時は、運転席か助手席の窓を開け、
開けた窓とは反対側の対角線上にあるドアを5回ほど開け閉めすると、
急速に車内温度を下げることができます。
何かを準備する必要もなく、手軽に試せるので、
車内が暑すぎて乗り込む気になれない時にはぜひやってみてください。
以上のように、車内温度が高温になると人体に悪影響を及ぼしますし、
放置する物によっては爆発や火災など事故を起こす危険性もあります。
炎天下に車を駐車する際は、車内に物を放置しないようにし、
車内温度が上がらないようにしっかり対策をしましょう。