カーライフ
更新日:2016.03.11 / 掲載日:2016.03.11
車のルーフの塗装方法と注意点
goo-net編集チーム
どんなに大事に乗っているつもりでも、車のルーフ部分は劣化しやすいものです。
ルーフは上から見ない限りあまり目立つ場所ではありませんが、
塗装が剥げている車に乗り続けるのは気分がいいものではありません。
車のルーフの塗装が剥げてしまった時の塗装方法と、その注意点を見てみましょう。
車のルーフは劣化しやすい
車の塗装は太陽光に含まれる紫外線で褪色(たいしょく)しやすく、
中でもルーフは特に劣化しやすい部分と言われています。
ルーフは太陽光に当たる面積が多いので、劣化しやすいのも当然と言えます。
剥げやすい塗装の種類としてはメタリック塗装が挙げられます。
メタリック塗装で青空駐車をしている車のルーフは劣化が避けられない状態となります。
塗装を剥がさないようにするには太陽光に触れないようにする事が重要です。
車のルーフの塗装方法
車のルーフの塗装は以下の手順で行う事ができます。
1.下地処理をして塗装をはがす
2.下塗りをする
3.カラー塗装をする
4.クリア塗装をする
5.艶出しをする
自分自身で塗装をする場合は、スプレー缶を使って塗装するのが一般的です。
下地処理をする際は600番~2000番の耐水サンドペーパーで研磨すると良いでしょう。
作業は慣れている人なら2、3日前後、初めての人なら一週間くらいの時間がかかります。
季節や天気によっては塗装が乾かない場合もあるので注意しましょう。
車のルーフを塗装する時の注意点
車のルーフを塗装する時は、スプレーをかける前に、
下地処理で白くなった劣化部分を磨きあげる必要があります。
なかなか落ちにくいのですが、あまり磨きすぎるとボディに傷が付くので力加減に注意が必要です。
スプレーがけする際は、スプレーの方向に気をつけましょう。
平面の屋根に吹きつける為、スプレー缶は横向きにして使わなければなりません。
塗料が均等に出る位置をあらかじめ見つけておかないと、塗りムラの原因になりますので、
一度、別の場所で試してから、スプレーがけを行うと良いでしょう。
塗装をするには、作業工程も多く、時間も手間もかかります。
また、塗装の技術を考えると、素人がキレイに塗るのはとても難しく大変だと思いますので、
やはり、プロの手で塗装してもらう事をおすすめします。