カーライフ
更新日:2025.11.11 / 掲載日:2025.11.11
「キビキビ走って燃費もイイ!」走りとデザインに太鼓判【日産・パオ】|こだわりの愛車探訪
気になるクルマのことはオーナーに聞いてみるのが1番! ということで、2つのイベントにお邪魔して全25人のオーナー取材を実施! 新潟県弥彦村にて開催された「GFGS CarLife In Yahiko vol.4」では、旧車乗り11人のリアルな声を聞くことができました。(『こだわりの愛車探訪』記事一覧へ▶▷)
今回は年々希少価値が高まっている日産のパイクカーのひとつ「パオ」を、オリジナリティあるカスタムで楽しんでいたオーナー、タマさんにお話を伺いました。
☟まずは動画をチェック!オーナーのリアルな声を聞きました☟
GFGS Carlife vol.4
「人とクルマが寄り添うPOPな交流」を目的に、新潟県は弥彦山の麓「ヤホール」で開催される、新しい形のカーイベント。旧車を中心に“かわいいクルマ”が集う会場は和やかな雰囲気に包まれていた。
https://www.gfgscarlife.net
【パオ】カスタムを重ねて「満足しかない」1台に

愛車:日産 パオ(1989年モデル)
昨今のヤングタイマー人気において、多くの支持を集めている日産のパイクカー。1980年代後半~1990年代にかけて誕生したレトロ調のモデルが再び脚光を浴びているのは興味深いところだ。これまでにチェリーX-1Rやセリカなど十数台の旧車を乗り継いできたというタマさんは、現在の愛車であるパオについて「発売当時から気になっていた」と語る。

お気に入りのポイントは「ドアのヒンジが出ているところや、クロームではない素材を使ったバンパー……こういうデザインが気に入ってます」と語るタマさん。さらに、「デザインと色と、それに1000ccなんだけどマニュアル車を敢えて選んでて。キビキビ走るところ、燃費がいいのもポイントですね」と話す。「リッター15kmは確実に走ります。高速道路だと18kmぐらいまでいきますよ」と微笑んだ。

また、「マフラーとアルミホイール、それから車高も少し落としています」と、各所にカスタムを施しパオの魅力をより引き出しているのがタマさん流。「買った当初はちょっとシートが高くて安定性がなく、乗り心地もフワフワしてたんです。カスタムしたことで加速やコーナリングを改善したので、今は満足しかないですね」と解説してくれた。

最後に、長年にわたって旧車に慣れ親しんできたタマさんに、旧車を買う際のアドバイスを聞いてみた。「私のパオは、今だとパッと見はキレイですけど、中の部品は結構替えました。特に10万キロ超えのクルマだと部品交換が必要なことが多いので、メンテナンスの必要性も踏まえて買った方がいいと思います」。購入後もしっかり手を掛けて満足できる1台に仕立て上げる、旧車の奥深さを感じたインタビューだった。



文/伊波泰志 写真/榎本剛
デザインは好きだけど、実際どうなの?なんて、気になるクルマのことは、オーナーに聞いてみるのが1番!ということで、今季は、キャンプイベント「GO OUT CAMP vol.21」、カーイベント「GFGS Carlife vol.4」といった、こだわり派の集まる2つのイベントにお邪魔して、全25人のオーナーに愛車への本音を聞いてきました。
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