カーライフ
更新日:2019.06.20 / 掲載日:2015.09.09
一部改良とマイナーチェンジの違いとは

goo-net編集チーム
一部改良やマイナーチェンジという言葉を、
聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
どちらも、車の一部を変更する点では共通しているといえます。
では、一部改良とマイナーチェンジの違いは何でしょうか。
一部改良とは
改良すべき点があるパーツや不具合の恐れがあるパーツなどを変更し、
一部分を改良することです。
車の使い勝手に関して顧客からクレームが多い、
リーコールとまではいかなくともメーカーがパーツに不具合の恐れがあるなど、
危険性を伴う可能性があると判断した場合に行われることが多いです。
一部改良は、知らないうちに行われていることも多いです。
マイナーチェンジとは
一方のマイナーチェンジは、
ある車種が発売されてからフルモデルチェンジが、
行われるまでの期間の間に行われる変更のことです。
日本では多くの場合、ある車種が発売されていから、
4年から6年くらい経過するとフルモデルチェンジが行われることが多く、
2年過ぎるとマイナーチェンジが行われるのが一般的です。
マイナーチェンジでは、主にテールランプ周りの部品や、
バンパーの形状の変更など、外観の部分的な変更や、
新色や新グレードの投入などが行われます。
マイナーチェンジを行う目的は、多くは市場での競争力を維持するためです。
ある車種が発売されてある程度の期間が過ぎると目新しさが失われてしまいます。
それを防ぐためにマイナーチェンジが行われているといえます。
一部改良とマイナーチェンジの違い
一部改良は、不具合の恐れのあるパーツや法令規制などに対応するべく、
一部を改良するということであるのに対し、
マイナーチェンジは、外観などを変更することによって、
市場での競争力を維持するなどの違いがあるといえます。
しかし、メーカーによっては、
一部改良もマイナーチェンジとして扱っている場合もあります。
一部改良もマイナーチェンジも、
より良い車を提供するためのメーカーの努力といえるのではないでしょうか。