カーライフ
更新日:2025.09.01 / 掲載日:2025.09.01
我が道を行く、アクティブ派たちの“ガチSUV”10選【好きなクルマ乗ろう。】

8月の猛暑も少しずつやわらぎ、9月の残暑をやり過ごすのみ。暑さが徐々に落ち着いてくる中で、そろそろアウトドアを楽しむにも適した季節に向かっていきます。そこで今回は「好きなクルマ乗ろう。」にちなんで、アクティブに趣味を楽しむオーナーたちが相棒とするこだわりの詰まった「ガチSUV」をピックアップして紹介します。
毎日の通勤や週末のお出かけに、クルマと過ごす時間は意外と多い。だからこそ、クルマ選びはもっと自由に、もっとわがままに、自分の“好き!”に忠実でもいいはず。今季、グーネットでは「好きなクルマ乗ろう。」をテーマに、お気に入り1台と出会えるクルマ探しのサポートをしています。
ひと言では語れない、ランクルの世界
01.【トヨタ ランドクルーザー 60】憧れの“60”を、もっと自分好みに

愛車:トヨタ ランドクルーザー 60(1989年モデル)
「ガチSUV」の代表格として多くのクルマ好きの憧れを集めるのがトヨタ・ランドクルーザー。現行型の“250”や“300”もいいけれど、今ではなかなかお目にかかることができない旧車となれば、ガチ感がさらにアップします。「ほかのSUVも考えていましたが、やっぱりランクルへの憧れがずっとあって」と話すマルさんの愛車はランドクルーザー60です。

角目だったヘッドライトを丸目に換装したというフロントフェイスをはじめ、随所にこだわりが詰め込まれたランクル60。注目は元のカラーをオールペンで再現したというシックなボディカラーです。現代のクルマには見られない風合いは、レトロの一言でまとめるにはもったいないほど個性的で、オリジナルへの愛がこもったカスタマイズですね!


02.【トヨタ ランドクルーザー70】さりげなくキラめくバッヂは特別な1台の証

愛車:トヨタ ランドクルーザー 70(2014年モデル)
「“乗りづらいからやめておいた方が……”とお店のスタッフに言われましたが、そのお店にあった最後の1台だったので思い切って乗り換えました」とTOKAさんが語ったのはトヨタ・ランドクルーザー70。「操縦している感覚が強く運転が楽しいのも魅力です」と、その魅力を語ります。

このクルマで見逃せないのは、さりげなくフェンダー上部に装着された「30th Anniversary」のバッヂ。こちらは現在販売されているモデルではなく、2014年にランクル70の30周年を記念して1年間だけ復刻販売された再販モデルなんです。2007年より展開された海外専用車を思わせるモダンさが個性的で、レアなデザインからガチ感がにじみ出ています。


03.【トヨタ FJクルーザー】ユーモラスな雰囲気を裏切る本格派

観音開きのドアが目を引くこちらは、トヨタ・FJクルーザー。ずんぐりむっくりとした個性的なフォルムが目を引くモデルで、オーナーさんも「見た目が気に入って、これだと思い購入しました」とのこと。丸っこい見た目とは裏腹に全長4,635mm、全幅1,905mm、全高1,840mmのボディサイズで、実は立派なSUVなんです。

さらにツウが唸るポイントなのが、クロールコントロールやオフロード用ビルシュタインダンパーを標準装備したオフロードパッケージであり、「キャンプに行く際などオフロードでガンガン走れる」とはオーナーさんの弁。ユーモラスなビジュアルに目が行きがちですが、まさにガチSUVと呼ぶにふさわしい実力の持ち主なのです。


懐かしの1台から最新モデルまで…国産SUVの魅力にハマる
04.【日産 サファリ】ずっと乗っていたい、本格クロスカントリー

愛車:日産 サファリ Y60(1997年モデル)
釣りやキャンプが趣味という松下さんが、初めてのマイカーとして購入したと話すのが日産・サファリ。購入時の走行距離は約8万kmで、インタビュー当時は約15万kmに達していましたが「まだまだ元気! 乗れなくなるまで乗っていきたいですね」と、オーナーの愛情をたっぷり受けています。

チャームポイントは90年代の空気を感じさせる丸目ライトとロールーフ。ラダーフレーム車ならではの存在感は、リフトアップやウィンチフックなど前オーナーが施したというカスタマイズによってさらにアップしています。野山をバックにした勇壮な姿を見ていると、オーナーさんが愛情を注ぐ気持ちも分かっちゃいますね♪


05.【スズキ ジムニー】“サムライ”リスペクトにこだわったカスタマイズ

愛車:スズキ ジムニー Ja11(1994年モデル)
ライフスタイルに合わせたクルマ選びは愛車探しの基本ですが、時には愛車がライフスタイルに変化をもたらすことも。Ikenaoさんのジムニーはそんな1台で、「ジムニーを購入したらキャンプがしたくなりました。キャンプそのものもそうですが、この小さなジムニーでキャンプに行くのが楽しいんです(笑)」と話します。

このクルマのポイントは何といっても、北米版ジムニーである「サムライ」をイメージしたカスタマイズです。「80年代のレトロな雰囲気を表現したかった」とのことで、キナリ色のボディカラーとサムライ純正品のデカールを使ったコーディネートがアメリカンテイストを強調。白の塗装で仕上げたサイドのJIMNYロゴなど細部に至るまで詰め込まれたこだわりが、ガチ感をグッと高めています。


06.【三菱 トライトン】周りで同じクルマを見かけないことが優越感に

愛車:三菱 トライトン(2025年モデル)
並のSUV以上にガチ感を放つクルマといえばピックアップトラックではないでしょうか。全長5m超えの大きな体躯は、他のクルマにない迫力があります。そんなピックアップトラックのニューモデル、三菱・トライトンに乗るQTARO1124さんは「新車で購入しました。デザインとホイールのカッコよさが決め手でした」と購入理由を話します。

ピックアップトラックならではの大きな荷台に、最新の安全装備も備わるトライトンは実用性も十分。加えて「あまり周りの人が乗っているのを見たことがないので、自慢ポイントですね」と語るQTARO1124さん。愛車として選ぶには勇気の要るクルマですが、それゆえに唯一無二の優越感に浸れるのかもしれません。


こだわりをトコトン突き詰める!憧れの輸入SUV
07.【メルセデス・ベンツ Gクラス】マットブラックで魅せる無骨さと気品

愛車:メルセデスベンツ Gクラス G320(2006年モデル)
日本国内にもファンの多い輸入クロスカントリー車といえばメルセデス・ベンツ Gクラス。角ばったシルエットに丸目のヘッドライトというスタイルに憧れた人はきっと多いはず。Y.Tさんもそんな一人で、「人生で一度は乗ってみたかった」という夢をこのG320で叶えたのでした。

こだわりはグリルやバンパー、ホイールにチッピング塗装を施してマットブラックに仕上げた点。元々はすべてシルバーだったそうですが、Gクラスが持つ無骨さと気品を保ちつつもカスタムによってより引き締まった印象になっています。こんなカスタムをサラッとできるオトナになりたい!


08.【ジープ ラングラーアンリミテッド】シンプルな“ひと手間”にグッとくる

愛車:ジープ ラングラーJK(2017年モデル)
ヨシットさんがファミリーキャンプの相棒に選んだクルマは、ジープ・ラングラーアンリミテッド。キャンプ中に見かけた1台に惚れ込み、それまで検討していたというランドクルーザーやレンジローバーから鞍替えして購入をけつだんしたのだそう。「新しいJL型の顔はあまり好きじゃなかったので、ひたすらJK型を探しました」とこだわりを覗かせました。

クルマは軽量化のためにリアのスペアタイヤを外し、“JEEP”のロゴを際立たせるためパネルを貼ったのみという、とてもシンプルなカスタム。クルマそのものが持つ魅力を最大限生かしたひと手間は、まさにシンプル・イズ・ベストを体現しています。SUVの魅力は背中で語る――そんな言葉が聞こえてきそうな1台です。


09.【ランドローバー ディフェンダー】敢えての“鉄チン”スタイルで重厚感アップ

愛車:ランドローバー ディフェンダー(2013年モデル)
Gクラスやジープと並ぶ人気オフローダーがランドローバー・ディフェンダー。特にラダーフレームの初代モデルは、販売終了となって久しい今もアウトドア派の熱い支持を集めています。こーきさんも「雑誌などをみてずっと初代ディフェンダーへの憧れがあった」と語る一人で、様々な個体を吟味してこちらを購入したのだそう。

ディフェンダーではちょっと珍しいグレーのボディカラーは、「周りとカブりたくなかったので」というオーナーこだわりの選択。さらに純正アルミホイールを黒の鉄チン(スチールホイール)に履き替え、無二の重厚感を演出しています。


10.【シボレー K-5 ブレイザー】アメ車“ガチ勢”が愛する本格ヤングタイマーSUV

愛車:シボレー K-5(1989年モデル)
街中で見かけたらつい目で追ってしまいそうなこちらのクルマは、シボレー・K-5 ブレイザー(1989年式)。アメリカを代表するブランドの一つ、シボレーがピックアップトラック・C/KをSUV化したモデルです。見るからにインパクト大のクルマを乗りこなすオザワさんは大のアメ車好きで、この他にもシボレー・シェビーバンを所有しているのだそう。

ピックアップ譲りの長く伸びた荷室と、それを覆うパネルの大きな窓がダイナミック。大きく張り出した前後のバンパーや淡いブルーのカラーリングが、80年代のアメ車にふさわしい存在感を主張します。こんなクルマを愛車にできたら、大自然の中を豪快に走りたくなっちゃいますね!



ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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