カーライフ
更新日:2025.06.11 / 掲載日:2025.06.11
人生最後のクルマに、同い年の名車はいかが?シニア向け、旧車のカスタムサービス始まる
NEOTOKYOオートモーティブ(本社:東京都目黒区)は6月10日、“終(つい)のクルマ”を求める60歳前後のシニア世代を対象に、自身と同年齢のクラシックカーの「レストモッド」サービスを開始した。

レストモッドは、クラシックカーをただレストアするのでなく、現代車並みに快適高性能にする改造を行うというもの。同社は今回、自分と同じ年齢の車がレストモッドにより新車並みにアップデートされる様子を見て、シニア世代の人々が今後の人生をより新鮮な気持ちで取り組むことができるのではないか、として同年齢の車体レストモッドサービスを開始した。
60年ほど前のクラシックカー(1960年代頃生産)は、現代車と異なりエンジンをかけるのにも苦労し、エアコンやパワーステアリング等の快適装備もない。また、故障も多く日常のメンテナンスにも時間がかかる。このため現代車にないクラシックカーの美しいデザインに憧れる層は多いものの、特に体力に自信のなくなってきたシニア層は所有をあきらめるケースが多かったという。

同社が提供する「レストモッド」サービスでは、1960~70年代の「ジャガーEタイプ」を中心とした高級クラシックカーを現代の信頼性の高いエンジンに換装し、エアコンやパワーステアリング等の快適装備も追加。さらに、CarPlay/AndroidAutoによるスマホナビやストリーミング音楽サービスも利用可能にする。
換装用エンジンには高い信頼性を持ち交換部品入手の容易なレクサスLS460用V8エンジンを採用。トランスミッションは、クラッチ操作が加わるため踏み間違え事故を起こしにくいとされるマニュアル式を標準採用。要望によってはAT式にも換装可能。内外装色については、要望に合わせて変更することもできる。

また、同社では現在1972年式ジャガーEタイプのレストモッドを実行中。実際の作業の様子をInstagramやYoutube等の各SNSで公開している。
レストモッドサービス概要
ジャガーEタイプ(シリーズ1/2/3いずれも可、年式不問)
※日本全国対応(工場は三重県鈴鹿市)
費用:2,000万円〜4,500万円程度(仕様により変動、ベース⾞両別途)
工期:6~18か月
レストモッド基本メニュー:
・全体レストア
・エンジン換装(レクサスV8)
・フロントカウル、左右ドア、リアハッチのカーボン化
・内外装の変更
・エアコン、パワステ設置
・CarPlay/AndroidAuto対応ディスプレイオーディオの設置
・スマホ用ワイヤレス充電ホルダー、USBポート、ドライブレコーダーの設置
・改造申請、車両登録
※そのほか、要望に合わせて追加見積り
NEOTOKYOオートモーティブ 公式HP:
https://neotokyo.co.jp/web/
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