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更新日:2024.12.05 / 掲載日:2024.12.05
ドラレコ使用者が多い地域はどこ? パイオニアが全国1000名を調査してみたら…
パイオニアは12月4日、車を保有・運転する全国の男女1,000名を対象に実施した「ドライブレコーダー利用実態、ヒヤリハットに関する調査」について、その結果を公表した。

ドラレコユーザー、じわじわ増加。2年で54.5%→63.8%に

調査では、まず自身の運転する車にドライブレコーダーを設置しているか、設置していない場合、購入意欲があるかを質問。「設置している」と回答したドライバーが63.8%となり、2022年5月に行なった前回調査から9.3ポイント上昇する結果となった。
地方別の設置率では「近畿」地方が1位!設置理由は“あおり運転対策”

続いて、設置率を地方別にまとめたドライブレコーダー設置率ランキングでは、「近畿」が1位で71.6%と最も高く、次いで2位に「東海(71.0%)」、3位に「九州(65.2%)」がランクイン。設置率が最も低かったのは「北陸・甲信越(53.7%)」だった。
また、ドライブレコーダーを設置している/設置意向がある理由を地方別で見てみると、設置率1位の近畿地方では、他地方に比べて「あおり運転対策」の回答が多くみられた。
7割以上のドライバーが、ドラレコ設置で安全意識の向上を実感

ドライブレコーダーと運転中の安全意識についての質問では、ドライバーの75.8%が「ドライブレコーダーを設置することで安全意識が向上する」と回答。ドライブレコーダーの設置により、安全運転の意識向上につながっていることがわかる結果となった。
95.9%が“ヒヤリハット”を経験!運転する際は夕暮れ時が危ないという結果に


過去の運転中で「ヒヤリ」とした瞬間や「ハッ」とした経験があるか質問したところ、95.9%のドライバーがヒヤリハットを経験していると回答。さらに、経験したヒヤリハットのシチュエーションについての質問では、最も多かったのが「歩行者や自転車の飛び出し(64.4%)」、次いで「注意力の散漫(49.0%)」、「夜間で視界が悪かった(35.3%)」という結果になった。

また、ヒヤリハットを経験することの多い時間帯について質問すると、「夕暮れ時」が49.2%と最も多く、日が沈む前後の視界の悪さがヒヤリハットの発生につながっていると予想される。
ドライバーの7割以上が“知らない道での運転”や“夕暮れ・夜間時”に運転を不安視


運転を不安に思うことはあるか質問したところ、75.7%のドライバーが運転に対して不安に感じることがあると回答。また、不安に感じると回答したドライバーに不安に感じるシチュエーションについて質問すると、最も多かった回答が「運転したことがない道路を運転するとき(71.2%)」、僅差で「夕暮れ時や夜間に運転するとき(70.1%)」となった。
「夕暮れ時や夜間に運転するとき」の回答は、全回答者(1,000名)で見ても53.8%を占め、半数以上のドライバーが夕暮れ時や夜間の運転に不安を感じていることがわかる結果となった。
調査概要
対象者:自宅に車を保有・運転する全国の男女1,000名
方法:インターネット調査
期間:2024年11月14日~11月17日
パイオニア 公式HP:
https://jpn.pioneer/ja
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