カーライフ
更新日:2015.06.25 / 掲載日:2015.02.02
新車初期不良の対応と返品方法

goo-net編集チーム
家電製品や携帯電話などを購入した際に、初期不良があった場合、
保証期間内であれば、修理や交換などの対応を、メーカーなどが行ってくれます。
では、自動車の新車の場合はどうでしょうか。
家電製品や携帯電話などと比べるまでもなく、自動車の価格は高額であり、
初期不良があった場合には、ショックなども大きいと言えます。
新車に初期不良があった場合、販売店やメーカーなどは、
どのような対応をとってくれるのでしょうか。
また、返品などには応じてくれるのでしょうか。
新車の初期不良があった場合の対応
車に初期不良などによる異常を感じたら、
車を購入した販売店に問い合わせをします。
販売店に問い合わせの際には、どのような症状なのか、
どのような対応が必要なのかなどの、確認を取ることが大切です。
修理が必要ならば、新車保証の対応範囲・期間中であれば、
メーカー側が無償で修理を行ってくれます。
メーカー保証は、一般保証と特別保証に分かれており、
一般保証は、エアコンやカーナビなど、
元から車に搭載されていた、電装系の装置が保証の対象となります。
特別保証は、エンジン系など、車にとって重要な部品が保証の対象となり、
一般の部品よりも保証期間が長くなります。
原則として、無改造、事故、サーキット走行などの、
過酷な走行などがないことがメーカー保証の条件となります。
また、バッテリーやタイヤ、オイルなどの消耗品は保証の対象とはなりません。
新車保証の期間貸終了した場合でも、延長保証に加入すれば保証を受けられます。
ただし、延長保証は新車保証とは違い、有料のサービスです。
安心して車に乗るためにも、
延長保証の加入しておいて損はないと言えます。
新車の初期不良があった場合の車の返品方法
新車に初期不良があり、返品や交換を販売店側に求めたとしても、
それらの要求を実現することは難しいと言えます。
通常、新車に初期不良があった場合には、修理や部品の交換などでの対応となります。
メーカー保証の期間中であれば、修理は無償で受けることができます。
新車は、一度登録をされると中古車扱いとなり、
車の価値は大きく下がると言え、販売店側の返品や交換要求に応えてしまうと、
販売店側の負担が大きくなります。
ただ、不良を修理することが不可能な場合や、
何度も同じ不良を繰り返す場合には、返品や交換の要求、
あるいは損害賠償の請求が可能となる場合があります。
交渉は、不良の原因、不良の再発の可能性などを確認し、
返品などの交渉を進めていきます。
しかし、返品や交換の要求などの交渉は、
時間もかかる上、相当な労力と言えます。
そうならないためにも、納車前に車の状態をしっかりと確認することが大切です。
焦らずまずは販売店に問い合わせることが大切
新車に初期不良があった場合は、
焦ったりせず、まずは購入した販売店に対応を確認するようにしましょう。
万が一、修理が不可能な場合や不良が再発する場合には、
販売店側と冷静に話し合いをすることが大切と言えます。