カーライフ
更新日:2024.07.12 / 掲載日:2024.07.12
若者は“クルマ離れ”していない?カーシェアの実態から見えた“乗りたいキモチ” HMS調査

総合モビリティサービス企業であるホンダモビリティソリューションズは7月11日、都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する15歳~69歳の男女2,000名を対象に、「カーシェアリング」についての実態調査を行い、その内容を発表した。
若い世代ほど、カーシェアリングの利用に前向きな回答!

はじめにカーシェアリングの概要を説明した上で、カーシェアリングを利用したいと思うか(運転免許を取得予定者は取得したものと仮定して回答)を聞いたところ、「利用したい」「やや利用したい」の合計が男女全体の32.9%を占め、若い年代ほど割合が高いことが結果に表れた。若年層の世代では、シェアリングサービスに慣れていることから肯定的な傾向にあることが結果の一因と考えられる。

次に、どのようなシーンでカーシェアリングを利用したいか質問したところ「お出かけ先での移動」、「買い物や用足し」、「お出かけ先までの移動」がそれぞれ30%を超える結果となり、買い物などの日常的な利用、旅行などの非日常的な利用、それぞれで利用されていることがわかった。
「所有希望」と「所有」のギャップを算出!10代は“所有したいができていない”実情が明らかに

また、「若者のクルマ離れ」の実態について調べるために、所有について質問したところ、所有率は全体で46.6%という結果になった。世代別では年長の世代ほど所有率が高く、60代男性の73.7%が最も高くなっている。

さらに、今後自動車を所有したい(し続けたい)かという質問をしたところ、所有を希望する割合は54.3%となった。これらの結果から自動車の「所有希望」と「所有」のギャップを数値化したところ、若年層、特に10代の数値が高いことが結果として明らかになった。

所有に関わらず、今後自動車を利用したいかという質問では、62.9%が利用したいと回答。再度、この結果から「利用希望」とのギャップを調べたところ、すべての年代で自動車を所有していなくても利用したい割合が多いことがわかった。
また、自動車を「所有するつもりがない」と回答した対象者に、自動車を利用したいかの質問をしたところ24.0%が「利用はしたい」と回答していた。
【アンケート調査概要】
調査名称:自動車のシェアサービスなどに関する意向のアンケート
調査期間:2024年5月24日~5月25日
調査対象:都市部(東京、愛知、大阪、福岡)に居住する、15歳~69歳の男女
調査数:2,000名
調査方法:Webアンケート
ホンダモビリティソリューションズ公式HP:
https://global.honda/jp/honda-mobility-solutions/
【あわせて読みたい】