カーライフ
更新日:2023.09.04 / 掲載日:2023.09.04
自分の愛車を貸したくない人は〇割?車の貸し借りの実態を解説
自分の愛車を、家族や友人に貸したことがあるという方は案外少なくないことでしょう。近年は個人間カーシェアサービスに登録し、空き時間を利用して愛車をシェアリングするという方もいらっしゃるようです。
その一方で、自分の大切な愛車を人へ貸すことでリスクやトラブルが発生することもあります。
そこで今回は、自分の愛車を人に貸すことができるかどうかのアンケート結果をご紹介します。加えて、人に貸す際の注意すべき点、さらにトラブルを回避するためのアドバイスも解説するので、車を貸すことに迷ったり、どのように対処すればよいか分からない人はぜひ参考にしてください。
【調査概要】
調査方法:Uvoice調べ
調査対象:全国20歳以上の男女
調査期間:2023年4月21日(金)
回収サンプル数:4,369
サンプル属性:男女比:男性(50.2%)、女性(49.8%)
年代別:20代(16.7%)、30代(19.0%)、40代(24.6%)、50代(21.8%)、60代以上(18.0%)
車運転頻度:運転しない(37.2%)、月1回以上(55.0%)、2,3ヵ月に1回~1年に1回未満(7.3%)
「自分の愛車は貸したくない」8割に 破損・事故のリスクが大きな不安

自分の愛車を他人に貸した経験があるか、そして今後も貸すことができるかという質問に対し、「貸したことがある、そして今後も貸すことができると思う」「貸したことはないが、貸すことができると思う」と答えた人は20%。
8割の人は「貸さない」もしくは「貸したことはあるが、今後は貸したくない」と抵抗感を感じているようです。
とりわけ50代以上の人は、自分の愛車を貸したくないという一方で、過去に人の車を借りた経験があるという回答が多く見られました。
また、運転頻度が高い人(週1回以上)も、人に車を貸すことに抵抗感を抱く人が多い傾向があります。

続いて、愛車を貸したくないと答えた人にその理由を尋ねたところ、「貸し借りによる破損や事故のリスクを避けたいから」が1位に。次いで「人に貸すことで保険の適用が受けられない可能性があるから」という回答が多く寄せられました。
友人・知人から車を借りるのは、手間が省けるため?

今回の調査では、約1割の人が人の車を借りたことがあると回答。特に50代以上の男性はその経験を持つ人が多いようです。
なぜ人から車を借りたかという理由を聞くと、「予約する時間がないから」「料金が高いから」「手続きが面倒だから」とレンタカーやカーシェアのサービスに対する手間やコストを懸念する声がTOP5内の半数近くを占めました。
また、運転頻度が「2、3か月に1回~1年に1回未満」と低い人ほど、急用で人から車を借りる傾向が高いことも明らかになりました。
自分の愛車を貸した/人の車を借りた時の注意ポイント
最後に、自分の愛車を貸したり人の車を借りたりする時のリスクを抑えるポイントを紹介します。
1. 貸す・借りる期間や条件を明確に! 運転スキルを確認しておくこともリスク回避に
貸し借りによる破損や事故のリスクを最小限に抑えるためには、貸し借りの期間や条件を明確にしておくことが重要です。また、運転する人のスキルを事前に確かめることも、無理な運転をしないという意識づけになるので有効です。
2. 万が一に備えて自動車保険に加入!
万一の事故に備えて自動車保険に入ることも大切です。車を貸し借りする期間が短い場合は、保険会社各社が提供している「1日自動車保険」がオススメ。スマホやコンビニで手軽に手続きができ、1日単位で加入できます。
自動車保険についてはこちら(https://www.goo-net.com/insu/)もご参照ください。
3. 事前・事後に車の状態をチェック!
車を貸し借りする相手と一緒に、事前・事後に車の状態を確認しましょう。元から汚れや破損がある箇所をスマホで撮影し共有しておくことも有効です。
破損や汚れがあった場合は相手に報告し、対応について話し合いましょう。
4.カーシェアやレンタカーを利用しよう!
たとえどんなに親しい間柄であっても、愛車を貸し借りするのは抵抗があるという場合は、レンタカーやカーシェアサービスを利用するのが最も無難です。
手続きの時間があまりかからない・低料金など紹介しやすいメリットがあれば、手続きが面倒だという人にも納得してもらえるでしょう。
記事内のアンケートを引用する際には、 「グーネット」の下記URLを出典元として記載ください。
https://www.goo-net.com/magazine/contents/201207/