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更新日:2022.06.24 / 掲載日:2022.06.24

【マツダ ロードスター 軽井沢ミーティング2022】歴史ある交流イベントが開催

文と写真●大音安弘

 マツダ ロードスターのファンイベント「軽井沢ミーティング2022」が、2022年5月29日、長野県軽井沢町にある軽井沢プリンスホテルスキー場の駐車場にて開催された。今年で30周年を迎えた同イベントは、ロードスターファンのために、ロードスターオーナーの有志による実行員会によって主催されるものだ。当初は、オーナー同士が交流を図る小さな集まりであったが、ロードスターの歴史と共に参加者と台数が拡大。より多くの人とロードスターが集える場所として、1996年より同会場での開催されるようになった。

 毎回、新緑が眩しい5月に行われるのが恒例となっていたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、イベント内容の変更などの様々な対策を施すことで、なんとか継続してされてきたものの、2020年と2021年は、タイミングを秋にずらすことに。今回は、状況が改善したこともあり、3年振りの5月の開催が実現された。久しぶりの初夏開催とあって、車両同伴による参加申し込みは、過去最多を記録。但し、会場スペースの問題から、参加台数には上限が設けられているため、厳正な抽選で参加車両が決定された。それでも全国各地から1172台の歴代ロードスターと2182名の参加者が集った。その歴代ロードスターの内訳だが、ユーノス・ロードスターを名乗った初代NA型が26%、2代目NBが13%、3代目NCが11%となり、歴代モデルの販売台数の傾向と連動するものだが、このところ急激な拡大を見せているのが、最新世代となる4代目ND型で、ソフトトップが42%とダントツの多さを誇る。さらに4代目で登場したリトラクタブルハードトップ専用グレード「RF」が8%となるため、ND全体では、半数の50%を占める。これは歴代モデルからの乗り換えに加え、かつてのユーザーが戻ってきたケースなども含まれる。そして、NDユーザーの増加の一因と言われるのが、若いユーザーの増加だ。クルマ好きの若者たちに、ロードスターは現実的な価格の魅力的なスポーツカーとして捉えられているようなのだ。またロードスターオーナーの傾向として、フレンドリーな人たちが多いことも、イベント参加へのハードルを下げる要因のひとつとなっている。そのため、イベント会場内のあちこちで他のユーザーと語り合う参加者の姿が見受けられた。

 イベントには、マツダのロードスター開発チームのメンバーも参加。オーナーとの交流やトークショーの開催が恒例となっている。また歴代ロードスター開発に携わり、NAの改良から3代目まで開発責任者を務めてきた貴島孝雄 氏も来場し、トークショーに参加。今なら話せる話として、NB開発時の開発秘話を披露した。その内容は、NBロードスターのヘッドライトデザインは、発表時点でマイナーチェンジによるデザイン変更されることが決定していたということ。元々のデザインは、米国拠点が手掛けたこともあり、よりワイドなスタイルであった。それをロードスターに適したサイズに収めたデザインが、日本では不評に。貴島氏もデザインの変更を希望したという。しかし、米国側は、そのアーモンドアイが米国市場で好まれるという強い意向から、そのまま採用が決定したという。しかし、発売前に、とある米国人役員が、日本の販売店関係者に、自信を持って新型NBの写真を見せると、良い反応が得られなかったそう。その役員は、がっかりし、デザインの変更が可能か、貴島氏に相談をしたという。しかし、既に金型も製作済みだったため、マイナーチェンジまで変更が持ち越されたそうだ。ただ日本では、不評となったヘッドライトだが、英国では、その雰囲気とスタイルがジャガーぽいと支持され、良く売れたそうだ。

 この他にも、ND型の開発を指揮する斎藤茂樹氏ら現開発チームメンバーによるトークショーも実施。その中で斎藤氏は、「ロードスターも将来的には電動化の道を進むだろうが、まだまだやりたいことはあるし、出来る限りエンジン車のロードスターの魅力を提供していきたい」と、現行型の熟成への意気込みを語った。そのアイデアのひとつが日本ではRFのみに搭載される2.0Lエンジン車のソフトトップの日本投入だ。もちろん、現実には厳しい道であるとしながらも、現時点では諦めていないことも明かした。またロードスターの軽さの魅力にスポットを当てた特別仕様車「990S」の販売が好調であることも報告された。なんと全体の25%ほどを占めているという。因みに、この「990S」の世界初お披露目は、昨年の同イベントであった。

 イベント自体は、14時半と少し早い時間に終了。多くの人は帰路へと着く。ただ軽井沢という絶好のロケーションもあり、帰宅前に一足伸ばして、観光やドライブを楽しんだオーナーも多かったようだ。

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大音安弘(おおと やすひろ)

ライタープロフィール

大音安弘(おおと やすひろ)

1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在はフリーランスの自動車ライターとして、自動車雑誌やWEBを中心に執筆を行う。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。

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1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者に転身。現在はフリーランスの自動車ライターとして、自動車雑誌やWEBを中心に執筆を行う。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。

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