カー用品・パーツ
更新日:2021.04.01 / 掲載日:2021.04.01
ハイエースウェルキャブ専用 飛沫対策シールド発売

PET樹脂製シールドとアルミフレームで、高い透明性と強度を確保
福祉車両用品販売の株式会社Gプロモーションは、車内での飛沫感染を防止する「飛沫対策シールドII」を開発、販売を開始した。価格は62,700円から。
「I」のユーザーの声を反映して開発・製造

手すりに装着して一体化
このほど発売された「飛沫対策シールドII」は、介護福祉施設の送迎車や介護福祉タクシーで最も利用されているトヨタ200系ハイエースウェルキャブ(車いす仕様車)専用設計。
「I」のユーザーから寄せられた要望を反映し、Iのシールド素材がカーテン状の塩化ビニール製であったのに対し、IIではPET樹脂製のシールドとアルミ製フレームを採用したことで、高い視認性と耐久性を実現。PET樹脂はアルコールによる継続的な消毒にも耐え、取り付けは車両標準装備の手すりフレームにアルミフレームを装着するため、窓を開けての高速道路走行も可能。内装の穴開け加工や接着等も不要という。
開発および製造は、自動車関連の物流サービスを手がけるキムラユニティー株式会社製造事業部と協同。
感染リスク高い高齢者や障がい者の感染予防に
価格はロングボディー用が62,700円(Aタイプモデルのみ不可)、スーパーロングボディー用が66,000円(取付工賃および税込み)。全国の提携業者を通じて現地出張取付けも可能(取付作業に要する時間は約1時間)。
同社の後藤社長は「福祉車両に乗車される高齢者や障がい者は、感染のリスクが高いため、Iのユーザーの声を反映してあらゆる面から改良を行った。コロナ禍が収束しても、シールドは“新しい生活様式”に対応する今後のスタンダードとして広く普及させ、感染から多くの人を守りたい」としている。