カー用品・パーツ
更新日:2020.05.10 / 掲載日:2020.05.10
【グー連載コラム】PARTS COLLECTION(2020年5月)
障害物を照らしたり自車の存在をアピールするヘッドライトは安全をつかさどる最も重要な部分。ヘッドライトのLED化は安全性の確保はもちろん、ドレスアップ効果も高い人気のアイテムだ。
(掲載されている内容はグー本誌2020年6月号の内容です)
メリットだらけのLEDバルブで夜間走行も安心安全
組み付け精度の高い純正形状がおすすめ
ひと昔前のヘッドライトは基本的にハロゲンタイプが主流だったが、昨今の新車ではLEDライトの採用率が高くなっている。そもそも“ハロゲンとはなにか?”を説明すると、窒素やアルゴンなどの不活性ガスを封入した電球に電気を通すことで発光させたものを指し、分かりやすく見た目で言うと、暖色系で熱を持っているのが特徴だ。
ではなぜ、ハロゲンに代わりLEDライトが普及してきたのか。一番の理由として、ハロゲンと比べて消費電力が少なく、寿命が長いことが挙げられる。さらに言えば、小型化によるデザイン性の向上や自動車のハイテク化に伴い、オートマチックハイビーム機能との組み合わせやすさなども関係しているとされている。もちろん視認性もLEDのほうがいいので、安全性の確保ということに関して言えばLEDを選ぶほうが賢明だ。
そうなると、いまさらあえてハロゲンを選ぶメリットは少ないのだが、購入した中古車のヘッドライトがハロゲンだったなんてことは十分にあり得る。自動車をカスタマイズする人であれば、社外製ヘッドライトへの交換も苦ではないだろうが、日頃カスタムをしたことがないユーザーにとっては大きな悩みにもなりえる。
そんな時、誰でも簡単にLED化できるオススメのアイテムが“LEDヘッドライトバルブ”。カスタマイズしない人からすれば「交換作業が大変そう……」と思うかもしれないが、ヴァレンティの「ジュエルLEDヘッド&フォグバルブ RCシリーズ」は純正ハロゲンバルブと同等形状を採用し、差し替えるだけでOK。もちろん車検対応品なので中古車を購入して真っ先に取り替えてもいいかもしれない。
バルブ交換までのアクセスに多少労力を要するかもしれないが、よほど古いモデルや特殊なクルマでない限り、ボンネットを開けてヘッドライトの裏側からアクセスできるものがほとんどだ。どうしても作業が難しい場合は、購入店やカー用品店などでも取り付けが可能なのでプロにお願いしよう。
LEDの位置が正しく設計されていないLEDバルブだと光軸の位置がずれてしまい、保安基準に通らないことがあるので、購入の際はLEDの位置が正しく設計されている組み付け精度の高いバルブを購入することが大切だ。
問◎コラント TEL.058-322-6700 https://valentijapan.com/
VALENTI JAPAN 純正交換LEDヘッド RC H4 6000K
6998円(税抜)
ファンレスオールインワン設計によりバルブ本体を純正バルブ同等形状にコンパクト化。純正ハロゲンバルブを交換する要領でバルブ交換を可能とした。アイドリングストップ車やハイブリッド車にも対応する。
純正同等形状による純正配光の再現
最適化されたLED発光点がヘッドランプリフレクターの性能を引き出すことで、純正バルブレベルの配光性能を実現した。基板の両面にLEDチップを直接マウントすることでLED発光点を最適化し、3600lmの照射でランプに装着した際の明るさを確保する。