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更新日:2019.12.23 / 掲載日:2019.12.23
シートベルト・チャイルドシートからの抜け出し防止法について

グーネット編集チーム
日頃から車を利用することが多い方では、子供と外に出る場合でも一緒に車で移動することが多いのではないでしょうか。
その際、シートベルトを着用することはもちろんですが、6歳以下の子供は車に乗る際に、チャイルドシートを着用することが法律で義務付けられています。
しかし、子供に対して、シートベルトやチャイルドシートの必要性や大切さを説明することは難しく、仮に発進時には子供にシートベルトを着用させて、6歳以下の子供はチャイルドシートに座らせることができたとしても、走行中にシートベルトから抜け出してしまうなんてこともあります。
しかし、走行中にシートベルトやチャイルドシートをしないことは危険なので、どうにか子供が抜け出さないようにしたいと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、シートベルトやチャイルドシートからの子供の抜け出しを予防する方法を紹介します。
シートベルト・チャイルドシートからの抜け出しは危険
シートベルトやチャイルドシートを使用していても、座席にしっかりと固定できていなかったり使い方を誤っていたりするととても危険です。
例えば、カーブを曲がったり急ブレーキをかけたり、万が一の事故に遭遇したりといった場合に、チャイルドシートそのものが動いてしまうと、チャイルドシートの意味を成しません。
また、シートベルト・チャイルドシートを座っていた子供がベルトからすり抜けて、座席から投げ出されるリスクもあります。
さらに、子供の体型に合わせてベルトを調整しなければ、事故が起こった際に内臓や首に大きな負担がかかり、命の危険もあるので十分に注意が必要です。
特にチャイルドシートについては、取り付ける位置は後部座席が一般的であり、助手席にチャイルドシートを付けると事故が起こった際に、エアバッグが作動して子供を圧迫してしまうリスクがあります。
前の席にチャイルドシートを取り付けなければならない場合には、座席を可能な限り下げてダッシュボードから距離をあけるように固定しましょう。
車の種類によっては後部座席のドアや助手席と運転席の後ろ側に、エアバッグが搭載されているケースがあるので、チャイルドシートを設置する際には車の構造をしっかりとチェックしてから取り付けることが重要です。
チャイルドシートからの抜け出し防止の方法

グーネット編集チーム
子供がチャイルドシートに座る場合、子供の体重や体型に合わせてシートベルトの長さ、角度、高さを調整して、バックルはしっかりと締めることが非常に重要です。さらに、子供は成長が早いので、チャイルドシートが子供の体型に適しているかどうかを定期的にチェックしましょう。
また、ベルトが緩いと子供がチャイルドシートから抜け出す場合があります。そのため、肩のベルトを調整することが大切です。場合によってはチャイルドシートの使用方法自体を間違えている場合もあるので、チャイルドシートの説明書をしっかりと確認して正しい手順で設置しましょう。
なかにはチャイルドシートを嫌がり、子供が抜け出すケースも少なくありません。そのため、子供が退屈しないように、子供が好きな絵本や動画などを見せるといった工夫もしましょう。
シートベルトがまだ大きいときはジュニアシートの着用を
チャイルドシートを使用しない年齢になるとシートベルトを使うことになりますが、体格が小さいと体が抜けてしまう場合があります。そのため、ジュニアシート(学童用シート)を使用する方法が有効です。
ジュニアシートとは、座席を高くすることで腰ベルトの場所を正しく合わせるためのアイテムであり、一般的なシートベルトを安全に使用できるようになります。背もたれが付いているタイプと背もたれが付いていないタイプがあり、対象年齢は9歳程度まで、体重は15~35kg程度までの子供用の商品です。
背もたれの有無でそれぞれメリットが異なります。背もたれが付いているものは安全性が高いですが、価格が若干高い特徴があります。背もたれがないものは、持ち運びがしやすいという点がメリットとしてありますが、若干安定性が劣るという点が違いになります。
まとめ
チャイルドシートから子供が抜け出してしまうと事故や罰則につながる可能性があります。
万が一の事態に備えて、子供にしっかりとチャイルドシートを着用させましょう。
サイズ感が合わないときは、ジュニアシートを着用させるなどして、安全を守るようにしましょう。