カー用品・パーツ
更新日:2019.12.20 / 掲載日:2019.12.20
車のシートベルトの幅は何センチ?規格はあるのか?
グーネット編集チーム
シートベルトは、車を運転するときはもちろん、助手席や後部座席に乗車する際にも安全を守るために必要不可欠な装置です。しかし、実際にシートベルトがどのようなものなのか詳しく知らないという人も多いでしょう。
そこで今回は、まずシートベルトのサイズ規格について詳しく解説します。シートベルトのサイズ規格については、シートベルトパッドやシートベルトのカバーを購入する際や、自身で作りたいという方にとっても必要な情報となってきます。
また、シートベルトを快適に使用するためのアイテムについても紹介しますので、チェックしてみましょう。
シートベルトの幅について知りたいのはどんなとき
グーネット編集チーム
シートベルトの幅については、シートベルトパッドやシートベルトのカバーを購入するとき、もしくはカバーを手作りしたいときに必要な情報です。走っている最中に一定の圧力がかかるので、妊娠中の人や肥満体型の人、開腹手術を受けた場合や体調がすぐれない場合にはシートベルトの着用が難しいでしょう。
そのような場合には、シートベルトストッパーとシートベルトカバーを使用する方法が有効です。シートベルトストッパーは、シートベルトの巻き取り部品の付近に設置することでベルトの巻き取りを止めることができます。
シートベルトストッパーを使用したうえで、体への圧迫感を軽減するためにパッドやカバーを使用すれば、様々な事情でシートベルトの着用が難しい人でも比較的着用しやすくなるでしょう。
シートベルトの幅はJIS規格で決まっている
JIS規格(日本工業規格)では、シートベルトの幅は46mm以上と定められています。一般的な自動車のシートベルトは、53mm程度が一般的です。シートベルトの幅については車種やメーカーごとに若干異なるので、シートベルトパッドやカバーを取り入れる場合には取り付ける車のシートベルトの幅をしっかりと確認してから購入しましょう。
シートベルトの材料として使用されているのはポリエステルで、強度があり耐久性も高いことが特徴です。事故が起こってしまった際にシートベルトを切って乗車している人を救出する場合など、一般的なハサミで切れないため、専用の切断器具を使用する必要があります。
ホームセンターやネット通販では、シートベルトを切るためのハサミやナイフと、ガラスを割るハンマーのセットが販売されているので、万が一の事故に備えて車に載せておくと良いでしょう。
シートベルトの種類については、2点式~6点式まであります。2点式と3点式は一般的な自動車やトラックなどに使用されている種類です。4点式、5点式、6点式はレーシングカートといった車で採用されています。
数字が大きくなるほど体を固定するための部品が増えるので、車が傾いた際に体がしっかりと固定され、スピードを出して運転したときに正確な運転ができるといった点がメリットです。
シートベルトの幅を測ってオリジナルカバーを作ろう
シートベルトが首や肩に当たった際に痛いと感じる場合や、少しでも圧迫感を軽減したい場合にはシートベルトカバーを使用する方法が有効ですが、気に入るデザインのものが見つからない、すぐに装着したいという場合にはオリジナルのカバーをハンドメイドする方法も良いでしょう。
材料はマジックテープと好みの布、布の半分にあたるサイズのキルト芯です。最初に、生地を中表にしてキルト芯を挟んだ状態で縫い、表に返します。次に、縦に三つ折りにしてマジックテープを付けます。非常に簡単に作れるうえに、ミシン縫いではなく手縫いであっても作れることが魅力です。シートベルトだけではなく、チャイルドシートやベビーカーなど様々なアイテムのベルトカバーとして活用できます。
まとめ
シートベルトを正しく使えないと体が圧迫され、身体的にも精神的にもストレスがかかります。運転手がストレスを感じていると運転に集中できず、安全運転できないといったリスクもあるので、自分に適した使用しやすいアイテムを使って正しくシートベルトを着用しましょう。
また、シートベルトのカバー作りの際には、正確な幅を知っておくことで自分にぴったりなオリジナルカバーを作ることもできるので、ぜひ参考にしてみてください。