カー用品・パーツ
更新日:2019.12.16 / 掲載日:2018.12.18
【グーパーツ】最新カスタムカーをまるごと紹介! CHARGER

大柄なボディに迫力のフロントフェイスなど、カスタマイズベースとしては非常に優秀であるダッジ・チャージャーをピックアップ。今回はコーストモータリングのデモカーを参考に、イマドキのアメ車カスタマイズについて学んでいこう。
(掲載されている内容はグーパーツ2019年2月号の内容です)
今回のターゲットはDODGE CHARGER
The Roots of CHARGER
アメリカのマッスルカーを代表する4ドアセダン。本機はいわゆる第3世代と呼ばれるモデルで、クライスラー300と同じLXプラットフォームを使用。グレードはSRT8で6.1L、425馬力というハイパフォーマンスを発揮し、ブレンボが標準装備される。
定番のUSDMはもちろんJDMやスタンスもアツい
ダッジ・チャージャーといえば、1970年代に一世を風靡したアメリカン・マッスルカーの代表的なモデル。当時は2ドアハードトップだったが、2005年に復活したモデルは4ドアのハイパフォーマンスセダンとして登場。3代目と現行の4代目はセダンとなるが、3代目モデル(2005年から2010年)はカスタマイズユーザーが多く、現在でもアメリカ本国から日本に持ち込まれるアメリカ車のなかでは人気のあるモデルとなっている。
そんなチャージャーのカスタマイズの方法はというと、やはりアメリカ車だけに現地のテイストを取り入れて、アメリカン・マッスルセダンとして作り上げるのが定番だろう。最上級モデルのSRT8は、425馬力のハイパワーを発揮するHEMIエンジンを搭載している。そのパフォーマンスを活かすべく、サスペンションなどのセットアップも含めたカスタマイズがポイントになる。
エクステリアでは、クライスラー車の代名詞となっているMOPARや、T-REX、RKスポーツ、TORUカーボン、APRなどのアフターブランドから、フロントリップスポイラー、リヤスポイラー、エアロボンネットなどが販売されている。ダッジの象徴であるラムヘッドエンブレムを配したクロスヘアグリルのカラーリングを変更したり、ビレットグリル、メッシュグリルなどに交換するというのもポピュラーなカスタマイズと言えるだろう。
また、最近ではアメリカン(USDM)ではなく、ジャパニーズスタイルのカスタマイズとして、JDM仕様というのも人気だ。エアロパーツの装着は最小限とし、カラーリングでアクセントを加えたり、車高(スタンス)をきっちりとセットアップするというもの。ここで紹介しているチャージャーも、まさにそうしたシンプルなドレスアップ&チューニングが施された車両。アメリカンテイストを取り入れながら、ホイールやマフラーなどは国産のパーツを使い、オリジナリティの高い仕上がりとなっている。
必要最低限のパーツで
スタイルに凄みを持たせる
エアロパーツはAPRのフロントリップスポイラーを装着するほか、バンパーはスムージング加工を行うのみでシンプルな仕様だ。リヤウイングはルーフに合わせて黒色にペイントされている。マフラーはコーストモータリングのワンオフオリジナル。
6.1Lの大排気量エンジン
4つあるグレードのうち、最上級モデルのSRT8には6.1L・HEMIエンジンが搭載される。コンピュータチューンで数十馬力のパワーアップが可能だ。
ヘッド&テールランプのLED化はもはや定番のモディファイ
ヘッドライトやテールランプのLED化もエクステリアのカスタマイズでは重要なポイント。日本仕様に合わせたものなども含め、輸入品、ショップオリジナルパーツなどがある。コーストモータリングではヘッドライトとフォグランプをLEDに変更。またトランクのキーホール部分にはリヤカメラを装着する。

[SPECIFICATIONS]
EXTERIOR
APRスポイラー/バンパースムージング/リヤライナーフル加工/インジェクターライン/E/GカバーSRT8/その他キャップ類/スタビライザー/MOPAR・ストラットタワーバー/NITTO/WORK・エモーションCR(20インチ)/ワンオフマフラー
Items Recommended for Beginners
SRTアルマイトキャップ
Items Recommended for Beginners
さりげないアルマイトで
エンジンルームを飾る!
アメリカ車では、国産車とはひと味違うカスタマイズが楽しめる。オススメなのはアクセントとなるパーツで、エンジンルームではATレベルゲージにアルマイトのキャップを装着するなど、ワンポイントドレスアップが人気だ。
アメ車らしくゴージャスに

アメリカ車らしいシックでゴージャスな内装を目指す
ダッジ・チャージャーに限らず、アメリカ車はインテリアの雰囲気も「アメリカン」なところを楽しみたい。最近のアメリカ車、とくにセダンタイプの車種では、インテリアの質感の作り込み方がヨーロッパ車に似てきているところがあるが、そうした高級感を損なわず、なおかつカジュアルに仕立てるのが今どきのアメリカ車のインテリアカスタマイズと言えるだろう。
チャージャーは純正でも電動レザーシートが採用されていたり、カラーリングもホワイト系のシートや、レッドステッチのインテリアトリムがあるなど、グレードによってそれぞれ特長がある。シートについては、純正でもサポート性に優れているシートクッション、シートバックを採用しているので、サーキットユース以外では、純正シートのままでも十分スポーティなドライビングが楽しめる。なので、インテリア全体の雰囲気を変えることができるシートカバーの装着がオススメだ。ただし、前後の座席に装着することと、純正シートの電動機能などを損なわないことを考慮し、フィッティング性の高いシートカバーをセレクトしたい。
さらに、ウッドパネルやカーボンパネルなどのデコレーションパーツをコンソールやドアスイッチ部分に装着するというのも定番のドレスアップだ。ただ、純正はシックで高級感のあるインテリアで、各部にシルバー系の加飾が施されているので、そのあたりのバランス・組み合わせを考慮したい。ボディカラーとの組み合わせも重要なポイントになるだろう。
また、やはりアメリカ車ということで、オーディオやスピーカーのセットアップもポイントになる。ブランドをアメリカ系(ロックフォード・フォズゲートやキッカーなど)でまとめるのか、ヘッドユニットだけは日本ブランドにするかなどもあるが、取り付け作業の面でも、ワンオフ加工などが必要になることが多いため、このあたりはプロショップと相談して決めたいところ。アメリカ車らしい、シックでゴージャスなインテリアを目指してカスタマイズしたい。
実用性の高いドレスアップアイテム
インテリアでポイントとなるのが敷物。車内に入ったときのイメージや雰囲気を左右するアイテムでもあるのでちゃんとしたものを選びたい。SRTのロゴが入ったフロアマットやウェザーテックのフロアライナーは、見た目のよさはもちろん泥汚れを防ぐので実用的だ。
車内の雰囲気を変化させるアイテム
インテリアのコーディネイトで外せないのがシフトノブとフットペダルのドレスアップ。使いやすさはもちろんデザインには気を使いたいところ。中でもモパーは定番かつ不動の人気を誇るブランドなのでオススメ。
LEDルームランプ:6810円
インテリアカスタムの定番
現行ではない少し古いモデルになるとルームランプがハロゲンの場合が多い。ハロゲンというだけでより古くささを感じさせてしまうのでLEDに変更するのが望ましい。装着も簡単なので初心者でも気軽にできるのがうれしい。
[SPECIFICATIONS] INTERIOR
MOPAR・ピストルグリップシフトノブ:4万7000円/MOPAR・Tハンドルシフトノブ:3万4200円/MOPAR・ペダルキット 3PC:2万5160円
問キャルウイングTEL.04-2927-0777 https://www.calwing.com/
COAST MOTORING
埼玉県入間市二本木950-1 TEL.04-2946-7203 http://coast-jp.com/
新車販売やパーツ販売、カスタマイズなどを取り扱うプロショップ。同ショップが主催するカーイベント「サマーコースト」は、毎年夏に行われ年々規模を拡大中。US系カスタムが施されていれば誰でもエントリー可能なので興味がある人は要チェックだ。