カー用品・パーツ
更新日:2018.10.17 / 掲載日:2018.10.17
【グーパーツ】最新カスタムカーをまるごと紹介! S660

軽自動車ながら専用設計による軽快なハンドリング、高剛性ボディなど、本格的ミッドシップカーとして幅広い年齢層から支持されているS660。今回はS660専門ショップによるスタイリッシュなデモカーを紹介する。
(掲載されている内容はグーパーツ2018年12月号の内容です)
今回のターゲットはHONDA S660
The Roots of S660
同社軽自動車オープンモデル”ビート”以来、17年ぶりとなる2シータータルガトップタイプの軽オープンカー。特長でもあるミッドシップレイアウトは、低重心・低慣性を発揮し運動性能を最大限に引き出す。
ミッドシップを活かしたカスタマイズがオススメ
軽自動車唯一のミッドシップスポーツとして人気の高いS660。ターボエンジンを搭載し、走りを楽しめるモデルということもあり、ドレスアップはもちろん、パフォーマンスを向上させるチューニングにおいてもアフターパーツが豊富に揃っている。
ドレスアップに関しては、フロントスポイラー、リヤスポイラー、サイドステップといったエアロパーツのほか、ハードトップルーフ、エアロボンネット、エンジンフードなどのS660ならではのアイテムがある。また、新車購入時に純正オプションとして設定されている無限やモデューロのパーツを装着する車両が多いことから、これらのパーツと同時に装着が可能なエアロパーツを設定しているメーカーもある。
そのあたりのポイントに注目しながら、「S660.COM」のデモカーを見ていこう。エクステリアでは、フロントバンパー、サイドステップ、リヤバンパー、リヤウイングを装着している。フロントバンパーはホンダのミッドシップカーの兄貴分であるNSXのフェイスデザインをモチーフにしたもの。シルバーのグリルパネルやフォグランプベゼル部分のダクトがアクセントになり、よりアグレッシブな印象を与える。
S660のエアロパーツ選びでは、フルバンパータイプを装着する際は、いわゆる「3点キット」を同時に組むことが多いが、ノーマルらしさを残したさりげないドレスアップとして、フロントリップスポイラーのみを装着するというのも人気。
そして、S660ならではのアイテムと言えるのがリヤバンパーだ。リヤバンパー選びでは、純正のセンター出しマフラーを生かすか、左右出しマフラーと専用のバンパーをセットで変更するかがポイントになる。今回のサンプル車両では、オリジナルマフラーを組み合わせた左右出しとしている。
こうした、ミッドシップスポーツらしさを強調するドレスアップも、S660のカスタマイズにおいては注目しておきたいところだ。
ドレスアップ効果とともに機能性も追求したパーツ
フロントバンパーは一体型だが、ボディカラーはブラック、シルバーに塗り分けられている。シルバーのグリルパネル部分だけを純正グリルにアドオンするタイプのグリルセンターカバーを別途単品で設定。ボンネット、エンジンフードは内部の熱を放出するためのアウトレットダクト付き。ドレスアップ効果とともに熱対策効果もある。サイドステップは純正のインテークダクトを生かしたデザインが特徴だ。
純正然としながら
さりげなくグレードアップ
リヤバンパーはフルバンパータイプ。オリジナルの左右出しマフラーを装着するために、リヤグリルは穴開け加工が施されている。純正タイプのセンター出しマフラーとも組み合わせられる。サスペンション関連では、ローダウンサス、フロント&リヤタワーバーを装着。エアロミラーはシーケンシャルウインカー付きで、ポジションランプに切り替えることも可能だ。

[SPECIFICATIONS] EXTERIOR
フロントバンパー:8万円から/サイドステップ:6万8000円から/リヤバンパー:7万8000円から/リヤウイング:3万8000円から/エアロフロントフード:11万8000円から/エアロエンジンフード:12万8000円から/フロントバンパー用ナンバーステー:1万円/1万6000円(塗装済)/ハードトップver.F:18万8000円から/エキゾーストシステム・ダンガン:15万8000円/ブレーキキャリパーカバー:4万6000円/広角カラードサイドミラー:1万8000円(ディープブルー・スカイブルー)/広角カラードサイドミラー:1万9000円(イエローゴールド)/リヤサンシェード:8000円/フロントタワーバー:1万6000円/リヤタワーバー:1万8000円/ローダウンサス:3万円/高輝度LEDフロントマップランプ:5000円/高輝度LEDライセンスバルブ:2000円/高輝度LEDバックランプ:8000円/高輝度LEDサイドウインカー:3000円/LEDリヤパネル:7万6000円/シーケンシャルドアミラーユニット:12万8000円/LEDリフレクター:1万9800円/オーナメントイルミネーション:1万8000円/バルブキャップ:4000円
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カラードサンバイザーカバー ポケット無 1万2800円
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簡単装着なのに実用性はバツグン!
自分で取り付けできる手軽なアイテムが「サンバイザーカバー」。カードケースやサングラスホルダー、ポケットなど、いろいろな使い方ができる。ホワイト、イエローなど6色を用意。インテリアカラーとコーディネイトできる。
純スポーツに相応しいこだわりのインテリア

オープンカーならではのドレスアップを心掛けたい
オープンカーであるS660では、インテリアもエクステリア同様の「魅せる」カスタマイズを楽しみたい。
シート、ステアリング、シフトノブ、ペダルといった操作系アイテムに関しては、まず操作性を向上させることが重要だ。その上で、素材変更やカラーコーディネイトによるドレスアップ効果が期待できる。
まず、シートに関しては、純正シートにカバーを装着するか、あるいはスポーツシートに交換するという方法がある。スポーツドライビング優先なら、スポーツシートがおすすめだが、S660の室内に収まるシートの種類が少ない。またリクライニングバケットの場合、純正シートよりも取り付け時の座面が高くなってしまうこともあるので、パーツ選びの際には、そのあたりの条件もしっかり確認しておきたい。インテリアのカラーコーディネイトが優先なら、カラーバリエーションが豊富なシートカバーを選択するといいだろう。
ステアリングに関しては、車両のグレードがαかβかによって状況は異なる。αでは本革巻きステアリングが標準装備となっているが、βはウレタン巻きなので操作性という点でもグレードアップしたい。その際、グリップ部分のカラーリングが選択できるタイプなら、コーディネイトしやすい。
操作系以外の部分では、フロアマット、ドアトリム、コンソールパネル、グローブボックスリッドのドレスアップが人気だ。素材もカーボンやレザー、スエードなどいろいろなものが用意されている。各アイテムはパーツ単体で市販されていて、DIYで装着可能なものが多いが、インテリアトリムなどはカスタマイズショップに張り替えをオーダーする場合もある。
S660のインテリアは「上から見られる」というオープンカーならではの特性上、どんなアイテムを装着するのか、またそれらをどう組み合わせるかが、インテリア全体の見栄えや完成度を決めるキーポイントになる。
デザインと機能性に優れたシートカバー
純正シート並みのフィット感を見せるS660.COMのスポーツレザーシートカバー。クリーニングしやすく耐摩耗性の高い素材を使用。装着状態のままでもカバーの脱着が可能だという。カラーはホワイト、ブラック、ベージュ、レッド、グレーの5色と特別色のイエローを設定。ステッチカラーも7色から選べる。
純正パーツを活用した
オシャレなインテリア
S660.COMのステアリングは純正エアバッグやスイッチを移植して交換するタイプ。グリップ部分にはパンチングレザーを使用した本革巻きだ。ホワイト、イエロー、レッドなど7色が設定されている。インナーミラーはドアミラー同様、広角鏡面ミラー。ブルーとゴールドが設定されている。ドアトリムはインテリアカラーに合わせて製作された特別仕様。レッドステッチがワンポイントになっている。
[SPECIFICATIONS] INTERIOR
リヤサンシェード:8000円/スポーツレザーシートカバー:1万9800円/カラードサンバイザーカバー ポケット無:1万2800円/本革ステアリング(パンチングレザーグリップ):9万8000円/カラードラバーマット:3600円/ローポジションシートレールステー:1万円/高輝度LEDフロントマップランプ:5000円
S660.COM
TEL.04-7157-7336 http://www.s660.com/
S660を専門とし、エアロパーツやホイール、シートカバーなど多くのパーツを企画・監修する。S660オーナーなら思わず欲しくなってしまうような魅力的なパーツの数々は、webショップで購入することが可能だ。