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更新日:2019.02.26 / 掲載日:2018.09.26

【2018年】おすすめスタッドレスタイヤは?氷上性能や燃費の比較方法・正しい選び方も

スタッドレスタイヤ

雪道や凍結路に強いスタッドレスタイヤですが、選ぶ際にはいくつか見るべきポイントがあります。今回は、スタッドレスタイヤの特徴と選び方、履き替え(交換)タイミングや交換の仕方、保管方法をまとめました。口コミで評判が高い編集部おすすめのスタッドレスタイヤも3つ紹介しているので、購入前にぜひご覧ください。

「冬タイヤ」「スノータイヤ」とも呼ばれる「スタッドレスタイヤ」とは?

スタッドレスタイヤとは、凍結した道でも安全に走れるように設計された冬用のタイヤのことです。「冬タイヤ」または「スノータイヤ」とも呼ばれています。スタッドレスタイヤの1つめの特徴は「低温に強い柔軟性のあるゴムをタイヤに使用していること」です。低温に強い素材を使うことで、氷上でもタイヤの摩擦力をしっかりと保ち続けることができます。

スタッドレスタイヤの2つめの特徴は「タイヤに深い溝と細かいギザギザが入っていること」です。この溝とギザギザが雪や氷をひっかくため、滑りやすい氷上でも高い安全性を発揮できます。

スタッドレスタイヤは、雪が積もっていない路面(ドライ)を走ることも可能です。ただし春から秋の暖かい時期は、ゴムが熱で柔らかくなって走行中の安定性に欠けます。暖かい季節がやってくる頃には、ノーマルタイヤに履き替えるようにしましょう。

寿命を左右するスタッドレスタイヤの選び方・比較する際のポイント

スタッドレスタイヤを選ぶ際のポイントは、大きく分けて3つあります。

氷上や雪上での性能

凍結路や雪道で走ることを考えると、やはり氷上性能や雪上性能は見逃せないポイントです。タイヤのゴムが柔らかければ柔らかいほど氷上・雪上での接地面積も大きくなるため、性能は高いと言えます。その代わり、タイヤの接地面積が大きいとその分摩耗が激しいので、タイヤの寿命は短めです。シャーベット状の路面でもスリップの危険は下がるので、雪国以外の地域でも、冬はノーマルタイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えが推奨されています。

燃費

一般的に、スタッドレスタイヤはノーマルタイヤに比べると1割ほど燃費が悪いと言われています。その理由は、スタッドレスタイヤの方が「摩擦力の高さ」と「タイヤの厚さや重さ」が上だからです。特に乾いた路面を走る場合は接地面積も大きくなってしまうので、燃費性能の差がはっきりと表れます。スタッドレスタイヤを選ぶ際には、できるだけ燃費性能の良いものにしましょう。コスト削減のため、インチダウンしたスタッドレスタイヤに交換する人も時折見られます。

耐摩耗性

スタッドレスタイヤは摩擦力が高い分、すり減りの早さもアップします。そのため、できるだけ長く使い続けるコツは、耐摩耗性の確認が大切です。「ロングライフ」を特徴とするタイヤや「非対称の形状」をしているタイヤなど、高い耐摩耗性が期待できる製品を選ぶと良いでしょう。

【おすすめのスタッドレスタイヤ 1】ブリヂストン(BRIDGESTONE) BLIZZAK VRX

ブリヂストン(BRIDGESTONE) BLIZZAK VRX

国内トップクラスの人気を誇るブリヂストンの新技術「アクティブ発泡ゴム」を採用し、氷上での摩擦力が向上。非対称のトレッドパタンやタイヤに刻み込まれたV字ブロックも、路面における摩擦性能アップに一役買っています。アイスバーンも走りやすいと、口コミでも高い評価を得ているタイヤです。

【おすすめのスタッドレスタイヤ 2】PIRELLI(ピレリ) ICE ASIMMETRICO

PIRELLI(ピレリ) ICE ASIMMETRICO

https://www.amazon.co.jp/PIRELLI-%E3%83%94%E3%83%AC%E3%83%AA-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%89%E3

「3Dバタフライサイプ」による高いブレーキング性能が特徴のスタッドレスタイヤです。100年以上の長い歴史の中で築き上げてきた技術と信頼を軸にしつつ、日本の冬向きに開発されました。凍結路だけでなく乾いた路面でも安定感のある走りが期待できるので、非豪雪地帯のユーザーからも人気です。

【おすすめのスタッドレスタイヤ 3】DUNLOP(ダンロップ) WINTER MAXX 01

DUNLOP(ダンロップ) WINTER MAXX 01

https://www.amazon.co.jp/DUNLOP-%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%97-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%

ロングライフなスタッドレスタイヤを求めるなら、ダンロップのタイヤも魅力的です。タイヤには最新テクノロジーを駆使して開発された「ナノフィットゴム」を採用。ゴム全体の強さと接地面の柔らかさを同時に備えることで、ロングライフなタイヤが誕生しました。ダンロップの誇る「MAXXシャープエッジ」が、氷上のブレーキング性能を高めています。

スタッドレスタイヤに替える時期

ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに履き替える時期は、雪が降り始める1か月くらい前をおすすめします。その理由は、交換したばかりのタイヤは慣らし運転をした方が良いからです。慣らし運転とは、タイヤを路面やリムに馴染ませるために行う運転です。ドライバー自身がスタッドレスタイヤの感覚に慣れるため、という意味合いもあります。

慣らし運転は、丁寧な運転でじっくり走らせることがコツです。目安は「時速80km/h以下、距離100km以上」です。慣らし運転には人によって好みがあるので、目安を参考にしながら自分なりのコツを掴んでください。逆にスタッドレスからノーマルに替える時期は、全国的に暖かくなる3月中旬から下旬頃が目安です。

交換の仕方と保管方法

スタッドレスタイヤの交換は、タイヤ交換を行っているディーラーやガソリンスタンドなどで頼むことができます。交換にかかる工賃は、だいたい2,000~3,000円が目安です。持ち込みの場合、追加料金がかかることもあります。タイヤ交換は自力で行うこともできますが、自信がなければプロに任せてしまいましょう。

スタッドレスタイヤは、走行距離や保管方法次第で2~4シーズンほど使うことが可能です。保管場所は、主に以下の3箇所があげられます。

・自宅…屋内がベター。屋外なら直射日光を避けてカバーをかけること
・トランクルーム…防犯面で安心。温度や湿度も管理されている
・ガソリンスタンドやカーショップなど…基本的に有料。値段は地域や店舗により異なる

自宅で保管をする場合は、まず全体をきれいに洗浄しましょう。その後はタイヤの変形を防ぐため、ホイールのない場合は床に着かないように縦置きで、ホイール付きの場合は横置きにします。

近年ではメーカーの技術開発も進み、スタッドレスタイヤの性能も上がってきました。自分の住んでいる地域や好みに合わせたタイヤを選び、適切な交換時期と保管方法を採ることで、タイヤの寿命が延びる可能性もアップします。タイヤの性能や寿命は、ドライバーや同乗者の命にも関わってくることです。冬将軍が到来する前に冬支度を終え、快適なシーズンを過ごすようにしましょう。

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グーネットマガジン編集部

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