【グーパーツ】DIYにチャレンジしよう！

カーメイト
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ルーフキャリアや芳香剤、カーセキュリティーといったカー用品の製造・販売を行う日本メーカー。360度を撮影できるドライブレコーダーといったユニークかつ斬新な製品も多く取り揃えている。

　クルマの問題で1、2位を争うのが積載問題。結婚して家族が増えたり諸事情により積載量の少ないコンパクトカーしか所有できないなど理由はさまざまだ。
　そんな問題を簡単に解決できる定番のアイテムが「ルーフキャリア」だ。ベースとなるキャリアをクルマの屋根に取り付けることで、ボックスやラックといったアタッチメントを装着することができ、手軽に積載量アップが図れる。
　現在国内で販売している主なブランドは「スーリー」、「テルッツォ」、「INNO」の3つ。今回は比較的リーズナブルな価格帯ながら安心のジャパンクオリティで多くのユーザーに選ばれているINNOのルーフオンタイプのベースキャリアを取り付けてみた。
　まず、ベースキャリアは3つの部品から構成されており、「バー」、「車種別フック」、「ステー」が必要となる。取り付けも至ってシンプルで、3つのパーツを組み立ててルーフへ載せてボルトを締めて固定するだけ。取り付けに関して特別な知識や技術は必要ないが、適合品でなければ装着ができないので購入時にしっかりと適合を確認することが重要だ。
　余談ではあるが、各パーツのブランドが違っても一部で装着できる組み合わせがあるそうだ。しかしメーカー保証の対象外となるので避けるべきだろう。また取り付け時にはバーが車体からはみ出さないように注意しよう。
　無事にベースキャリアが装着できれば、後は自身のライフスタイルに合わせてルーフボックスを載せてみたり、ルーフラックでドレスアップしてみよう。ただし一番気を付けなければならないのが高さだ。いつも入れていた駐車場もルーフボックスの装着により入れなくなる恐れがある。装着後はしっかりと高さの計測を忘れずに。

シリンダーキー機構を標準装備したスクエアバー対応のベースステー。適正トルクに達すると空転する取付ノブが付属する。よりスタイリッシュなエアロベースも用意する。

ベースステーを取り付ける為の車種別専用フックセット。フックのほかにベースゴムとステッカーが付属。この部分が専用品でなければ装着することができないので注意が必要。

軽量かつ高強度の高張力鋼板（ハイテン鋼）を使用したスクエア形状のベーシックバー。実用度の高い耐荷重を実現。サイズも複数ラインナップする。（107/117/127cmは生産終了）

付属のメジャーを使用し、バーのセンターにバーシールを貼る。8本の溝がある面が上となり、フロントとリヤに貼り付ける。

付属のメジャーを使い、前後ドアの隙間を中心にして決められた位置に取り付けマークを貼る。施工車両はフロント265mm、リヤ435mm。

説明書に従いバー、ステー、フックを組み立てる。バーエンドキャップも忘れずに取り付けよう。

マーキングした部分に合わせて取り付け位置の確認を行う。その際に、別売りの保護シートを取り付け部に貼るとボディにキズが付かない。

付属の高ナットを使いキープレートを仮止めする。ベースの位置にズレがないか確認をしよう。

付属のメジャーとセンターマークを合わせ、ステー内寸法を再度確認する。

高ナットを付属のトルクノブで締める。ステー内側のツメを上から軽く押しつけながら左右均等に回す。「カチッカチッ」と音がしたらOK。

ロックカバーのロックを解除して装着しキーをロックする。その後カバーを引っ張り抜けないことを確認する。

キャリアを前後左右上下にゆすり、4箇所全てに緩みがないかチェック。取り付け初期は緩みやすいのでこまめに状態を確認。