カーライフ・ドライブを楽しむ
更新日:2025.08.07 / 掲載日:2025.08.07
暑さを吹き飛ばせ! 心と身体のクールダウンをしませんか 夏の「涼」を求めて 〜後半〜
Case.2 友人と行く【伊豆編】
共通の趣味を持つ仲間と伊豆へ出かけてエンジョイ 自然がくれる涼しさと爽快グルメを満喫する!

仲間とワイワイしながら、伊豆の“涼”スポットを巡る
「久しぶりに西伊豆でダイビングをしない?」と共通の趣味を持つ友人Aから誘いがあった。「せっかく西伊豆まで行くなら、前泊にしようよ」と友人B。そして、「毎日暑いから、涼しげなスポットをドライブするのはどう?」というのがドライバーの私からの要望だ。そんなやり取りを経て、気が合う友達3人での男旅が決まった。
プロパイロットを搭載するセレナなら、高速道路での運転をアシストしてくれて疲れ知らず。順調に新東名~伊豆縦貫道を走り、中伊豆へ。カーブが多い一般道でもe-Ped
al Stepが活躍し、スムーズな移動を楽しめるのでありがたい。
最初の目的地「滑沢渓谷」までは、都内から約2時間半。道の駅・天城越えにクルマを止めて、少し歩くとたどり着く。普段見ることができない清流が青く見える程、澄んでいる。水量も豊富で周辺の空気はひんやりとして気持ちがいい。近くには伊豆名産のわさび田もあり、水の綺麗さと過ごしやすい温度環境を改めて感じさせる。しばらく、渓流がくれる涼しさを楽しんだあと、昼食を取りに一度、修善寺まで戻ることにした。
訪れたのは修善寺にある『あまご茶屋』。ここでは、無農薬わさびを使った“わさび丼定食”と貴重な川魚
“あまご”の料理が食べられる。すりおろしたての新鮮なわさびの香りと風味がスーッと口から鼻に抜けて、とても爽やかな気分になる。ついつい、ご飯をお代わりしたくなる美味しさだ。そして、綺麗な水があるからこそじっくり育った“紅姫あまごの漬け丼”も美味。伊豆の“涼”を感じられる食事をしっかり味わえた。
食事のあとは、景色がいい西伊豆スカイラインで小休止。山の上は晴れていたが、海側は白いモヤに覆われていて駿河湾の絶景は見られなかったのが心残り。そこから宿泊地の雲見へと向かう途中で偶然とおりかかった「宇久須神社」へも立ち寄り。神社内には数多くの風鈴が飾られ、夏の風物詩ともいえる涼しげな音色を奏でていた。伊豆の“涼”を十分楽しんで最終的に雲見海岸へ到着。青い海を眺めていると、明日のダイビングへの期待が高まるのを感じた。



[日産]セレナ
独自技術「第2世代e-POWER」を搭載し、ミニバンながらスムーズな加速と軽快な走りを披露する。ゆとりのある室内空間と360度セーフティアシストにより快適に移動できる。試乗車はハイウェイスターV(2WD)。
新車価格:271.92~484.77万円
中古車価格帯:200.1〜517.0万円






ドライブの途中でオーシャンビューを眺められるカフェ「PORTE-IZ(ポルテイズ)」へ立ち寄り。夏季はふわふわな食感がおもしろいかき氷(700円)が食べられるので、ひと休み。写真はマンゴー味。
澄んだブルーにも見える清流がマイナスイオンと冷気を創出する

滑沢渓谷
天城峠の北側、狩野川の上流・滑沢川付近の渓谷。普段見ることのない透明感のあるブルーの清流が美しい。流れの近くに行くと体感温度が下がるのがわかり、ひんやりとした涼しさを感じられる。
Data 住:静岡県伊豆市湯ケ島付近 駐車場なし(道の駅 天城越えの駐車場を利用)

伊豆名産“わさび”がひとときの爽やかさを演出



あまご茶屋 修善寺温泉店
伊豆ならではの絶品グルメを食べられる人気店
わさび田を流れる清らかな湧水でじっくりと育てた「あまご」と「わさび」を使用した逸品を提供する。無農薬わさびを使った“わさび丼定食”(1870円)は、その場ですりおろしたわさびをご飯に乗せて食す。なんともいえない爽やかな風味がたまらなく、箸が進む。また、ここでしか食べられない“紅姫あまごの漬け丼”(1980円)もぜひ食べたい! 綺麗なサーモンピンクの身は適度に脂がのり、食感もよくオススメの品だ。
Data 住:静岡県伊豆市修善寺765-1 ☎0558-73-2388 営:11:00~18:30(L.O.) 休:水曜日(行楽シーズンは営業)


西伊豆スカイライン
西伊豆の山間を気持ちよく走れるスカイライン。晴れた場合は美しい駿河湾と土肥や戸田の街を見下ろす絶景が見られる。標高の高さから天気の移り変わりが早いが、気温も涼しめで快適に過ごせる。

雲見海岸
晴れた日には駿河湾越しに美しい富士山が見られる西伊豆の海岸。海水の透明度が高く、ダイビングスポットとして有名で、海水浴場としても人気。海のすぐ近くまでクルマで行けるので何かと便利だ。
Data 住:静岡県賀茂郡松崎町雲見 駐車場あり ※夏季有料(1日/1000円)
写真:木村博道
まとめ
夏の暑さに負けず「涼」を求めて出かけよう!
今号が発売される頃は夏真っ盛り。今年も暑い日が続くことだろう。過ぎる暑さで、体力だけでなく、気力も奪われてしまいがちになる。そんなときは本特集のように、クルマで快適に移動してちょっとした避暑とそこで味わえるグルメを楽しんでほしい。いつもと違う涼しさを感じられる環境に身を置けば、リフレッシュできて快適に過ごせる。加えて、涼しさを感じられるようなご当地グルメを食べれば、心と身体のクールダウンが完成する。