カーライフ・ドライブを楽しむ
更新日:2025.08.07 / 掲載日:2025.08.07
暑がりおじさんの目指せ!涼しげドライブ
夏真っ盛りだけど涼しさを求めて出かけよう!
「暑さ寒さも彼岸まで」なんて言われるが、異常気象となった現代の日本はそんなの待っていられないくらい暑い。クルマ好きおじさんにだって、これだけ暑いと大好きな運転することすらはばかられる。政治に文句を言ったり、部下にキレても解決にはつながらない。今回は“涼しげドライブ”をするための対策を考えてみようではないか!
構成・文/フォッケウルフ 撮影/我妻慶一
(掲載されている内容はグー本誌 2025年8月発売号掲載の内容です)

夏のドライブを楽しむため、おじさんは汗を流す!
この時期、メディアでよく見かけるのが、JAFによる車内温度測定テストの記事だ。それによると、炎天下における車内温度は、平均51℃、ダッシュボード上は79℃まで温度が上がるという。いや、50℃以上ってインドの修行僧でも耐えられないだろうし(←予想)、普通の人だって確実に熱中症になる温度だよ!
しかし世のクルマ好きおじさんたちは、夏の昼間であろうと、なんとかしてドライブに出かけたいと思っている。自分だけならエアコンが効きだすまで(汗をダラダラかいて)我慢できたとしても、ドライブ後にぶっ倒れたら迷惑だし、何か対策でもしなければ家族だって一緒に乗ってくれないに違いない。
暑がりおじさんだって真夏のドライブを楽しみたい。それならば、夏には夏の対策があるはずだ。涼しくしてからドライブを楽しもう!

日差しでボディは傷むのか?
街中で色褪せた赤いボディのクルマを見かけたことはないだろうか。強烈な日差しは、確実にボディや塗装面にダメージを与えるし、傷ませる。技術の進化した新しいモデルほどその影響は少ないが、古い輸入車などは下手するとボディの表面が剥げてくることもあるほど。
駐車場は日陰にあるか?
屋根付きガレージというのはクルマ好きの夢だが、これは庶民にとってなかなか実現できるものではない。多くの人が野ざらしで太陽の光がジリジリと照らすその下に愛車を置いている。せめて自宅の北側に駐車場があれば日陰になるかもしれないが……。
熱で内装素材が溶ける?
古い輸入車は内装が溶けるという都市伝説がある。しかしこれは紛れもない事実で、80〜90年代のイタリア車は日本で乗っていると一部プラスチック系パーツがベタベタしてくる。そうでなくても、ダメージを与え続けると内装が剥がれてきたり、破れやすくなることがある。
老眼おじさんは…… この時期にピッタリ! 調光サングラスをかけるべし
夏の強い日差し対策として一番のおすすめアイテムはサングラスである。何よりまぶしさを軽減してくれるので安全運転にもつながるし、カッコいいクルマに乗るならサングラスをかけてないおじさんよりサングラスをかけたおじさんのほうがカッコよく見えるというもの(←個人差あり)。
一方でおじさんの天敵が老眼である。一般的には40歳前後から、加齢に伴い進行していくと言われる。しかし現代では、調光レンズを使った老眼にも対応したサングラスが存在する。出先で手元のものを見るときに老眼鏡が必要だけど、運転中はカッコいいサングラスをかけたいという人におすすめだ。


世界一簡単な涼ドライブの始め方エアコンの能力を最大限に発揮する方法
暑い夏の期間、クルマ……いや、自宅にある家電のなかでも、
最も欠かせないものがエアコンだ。しかし、エアコンを使うにしても、
ただ「AUTO(オート)」を押したままになってるだけじゃもったいない。
より効率的に車内をクールにする方法を伝授しよう!
STEP 1 涼しく走るための準備は前日夜から始まっている
連日、真夏の猛暑に悩まされているが、明日はドライブの予定が入っている──。そんなシチュエーションで、暑がりおじさんにできることを考えてみる。当日のエアコンの調子や実力も重要だが、多少なりとも前日から準備できることはある。
まずポイントはクルマを止めておく場所だ。基本的には自宅の車庫ということになるだろうが、そこに屋根があればベスト。屋根のない平置き駐車場の場合、駐車位置が建物の陰に隠れるようなら上々である。
では、屋根がなく日陰にもならない場合、早朝から照り付けてくるであろう日の光を防ぐ手立てはないものか。たとえば、車両を停車する向きを変えてみてはどうか。フロントウインドウや運転席・助手席のサイドウインドウと違って、リアウインドウには暗めの(可視光線透過率の低い)スモークフィルムを貼ることができる。こちらを貼ったクルマなら、リア側を太陽の方向に向けて止めることで、車内に入ってくる直射日光を多少減らすことはできる。
どうしても太陽の方向に向けて停車するしかない場合、また出かける時間が早くない場合は、やはりサンシェードを忘れず設置しておきたい。サンシェードのタイプ解説は後述するが、なるべくなら隙間なくフロントウインドウにしっかり密着させて装着できるといいだろう。
さらに、自宅駐車場が外部の人間は入ってこれないような場所にあって、セキュリティ上問題がないようなら、ウインドウを少しだけ開けておくのも効果的だ。熱気が車内にこもらない。さ、涼しげドライブのために前日のうちから準備開始!
カンカン照りッ!

必須装備!

ちょっとだけよ

STEP 2 乗ったらすぐに窓を全開エアコンを始動して熱気を車外へ押し出す
朝早い時間ならまだしも、10時すぎとかに出かけるとなると、車内はすでに焼け付くような暑さになってしまっている。ここで暑がりおじさんにできることといえば、まず何より窓を開けること、そしてエアコンのスイッチを入れることだ。
車内に乗り込んだらまずエンジンをかけて、当然ながら、窓は4枚なら4枚とも全開にする。現代のクルマでパワーウインドウ非装着のモデルは少ないだろうが、もしも愛車が“ハンドパワー”ウインドウ(つまり手動)だった場合は、ドアだけ開けて身体を乗り入れずに回したほうがいいだろう。また、こういうときに、押すだけで最後まで窓が開き切るオートパワーウインドウだと、より早く全窓を開き切れるので、その恩恵を実感できるに違いない。
エアコンはこれまたマニュアルとオートがある。もしマニュアルであればエンジンをかければ冷風が全開になるよう、前日のうちから設定しておくべきだろう。オートの場合も、躊躇せず最低温度に設定する。そして忘れてはならないのが、外気導入にすること。これでエアコンの冷気が車内に溜まっていた熱気を効率的に外へ押し出してくれるはずだ。
同乗者がいる場合は、急かすのもよくないので、そのまま車内が冷えるのを待つ。一人で出かけるのなら、冷え切る前に走り始めよう。窓全開のまま車体を動かすことで、車内の熱気を逃がす助けになる。
全開けッ!

ポチッとな

熱気を車外へ

STEP 3 エアコンが覚醒したら内気循環にして本格的にドライブスタート!
エアコンの吹き出し口から出てくる風が十分に冷えてきて、車内の温度も外気温に近くなってきたら、今度は車内をある程度密閉しなくてはならない。エアコンを内気循環にして、窓もすべて閉めよう。
エアコンの内気循環モードは、熱くなった外気の取り入れをそれなりに制限して、車内で冷えた空気を循環させる働きがある。そのためには全開にしていた窓もすべて閉めきらなくてはならない。この状態で走行し続けていれば、自然と車内の温度は下がってきて涼しくなってくるはずだ。あまりにも長時間、内気循環のままにしていると、二酸化炭素濃度が高くなってきて眠気に誘われるとも言われるが、適度に休憩を挟んでいれば問題ないだろう。
そして、ドライブ中にトイレ休憩などで少しクルマを離れるときは、窓をほんの少しだけ開けておくといい。車内で温められた空気が車外に逃げて、熱くても多少フレッシュな空気が車内へ取り込まれるからだ。もちろんセキュリティに注意することは忘れずに。
ウィーン…

ブロロローンッ!

あなたが欲しいのはどんな冷却装置?
冷却装備の種類はさまざま自分のこだわりを探そう
現在あなたが購入を考えているクルマにはどのような装備が付いているだろうか。クルマが好きな人なら譲れない装備やこだわりの装備の一つや二つを持っていて、クルマを選ぶ際にそこを重要視するものだが、はたして暑がりおじさんが望むような装備についてはどうだろう。
エアコン以外の冷却装備、あるいは暑さを和らげる装備にはさまざまなものがある。シートの冷却装置に、風や光を調節する装備など、その種類はバラエティに富んでいる。
やはり年式が新しめのクルマや高級車は装備が充実しているが、逆に古いクルマや低価格のモデルは装備が乏しいのも事実だ。しかし、“涼しいドライブ”を実現するためには妥協したくない。装備にこだわって中古車を購入するのであれば、グーネットで車両の装備など詳細情報までしっかり確認する必要がある。
「おじさんらしく」とにかく乗ってすぐに自分の身体を冷やしたい
一度使用すると手放せなくなる人続出!
シートベンチレーション(シートベンチレーターとも呼ばれる)とは、シート内部に搭載されたファンを作動させて、表面に設けられた極小の穴から空気を流す装置のこと。座面や背もたれ部分の通気性をよくすることで、身体とシートとの間に生じる熱を冷まし、乗員の快適性を向上させる。
現代のシートベンチレーションの多くは、ON/OFFだけでなく、風量の強弱を調整できるものが多い。また、その強弱は一般的には3段階になっており、そのときの暑さに応じて選ぶことができる。さらに、運転席と助手席のみに搭載する車種が多いのも特徴で、それだけコストのかかる装備なのだと予想できる。
操作スイッチの場所は、インパネやシートの下部、ドア、ナビディスプレイでタッチ式など、メーカーや車種によってさまざま。操作方法は特別なことはなく、基本的にはボタンを押すだけのものがほとんどで、誰でも簡単に使いこなせるだろう。
実際に使用してみると、驚くほど早く冷たさが実感できるので、エアコンが車内を涼しくするのより早く涼しさを感じられる。一度使用すると手放せなくなる人も多く、これこそ「最強の冷却装備」という人もいる。

シートベンチレーション
暑がりおじさんは、運転中シートに接している背中と尻にとにかく汗をかきがち。特に皮シートのクルマだと蒸れやすい。おじさんとしてはエアコンの風が当たらない部分こそ冷やしたいのだ。

搭載モデル


【トヨタ】クラウンスポーツ、クラウンエステート、クラウン(セダン)、センチュリー、MIRAI、RAV4、ハリアー、bZ4X、ランドクルーザー250、ランドクルーザー300、アルファード、ヴェルファイア【レクサス】LX、GX、NX、LS、ES【マツダ】CX-5、CX-60、CX-80【スバル】ソルテラ、etc.
※「搭載モデル」は、編集部調べによる2025年7月時点のリストです。詳細は各ディーラーに問い合わせください。
「おじさんらしく」後席の家族のために冷気を配りたい
前席に溜まる冷気を後席まで循環させる
後席用のエアコン吹き出し口は空気の通り道をリアまで持っていく必要があるため、設計の段階から配慮せねばならずコストがかかる。それゆえ、高級車くらいでないと搭載されないパターンが多い。多くの場合、センターコンソールの後端、運転席と助手席の間に設置されるが、後席ドアなどに設置されるモデルもある。
一方で、近年搭載されるクルマが増えてきたのが、天井サーキュレーターだ。フロントシートと2列目シート間の天井に取り付けられた送風装置で、ここから直接冷たい風が出るわけではないが、エアコンで冷やされた空気を後席へ効率的に循環させるためにある。後席空間が広いミニバンや軽のハイトワゴンなど、そしてエアコンの吹き出し口のないモデルに採用されることが多い。

後席エアコン吹き出し口&天井サーキュレーター
あまり後席に乗る機会は多くない暑がりおじさんだが、自分だけがエアコンで涼んでいると後味が悪いので、家族のために後席にも冷気を配りたい。
搭載モデル
【トヨタ】シエンタ【日産】ルークス【三菱】eKスペース、デリカミニ【マツダ】フレアワゴン【スズキ】スペーシア、etc.

「おじさんらしく」なるべく日焼けしたくない
年式が新しめの国産車ではほぼ全車種に紫外線をカットするUVカットガラスが使用されている。通常の紫外線カット率約90%に対して、約99%カットするものは「スーパーUVカットガラス」と言われ、1台のクルマでもガラスの部位によってスーパーUVカットかUVカットか違う場合もある。トヨタなどはメーカー公式HPで各車種のガラスごとの紫外線カット率を公開している。
UVカットガラス

搭載モデル
高年式の国産車であれば、ほぼ全車搭載されている。
ただし同車種でも年式やグレードによって装着の有無は異なるため、メーカー各社へ要確認のこと。
「おじさんらしく」後席のまぶしさも減らしたい
UVカットガラスの機能も決して100%ではないし、特に後席のサイドウインドウは「スーパー」ではないUVカットガラスが採用されていることもある。そんなとき頼りになるのが、ウインドウ下部から引き出して使用できるロールサンシェードだ。直射日光を和らげて、後席乗員のまぶしさも軽減してくれる。主に窓が大きいミニバンや軽のスーパーハイトワゴンに装備されている。
ロールサンシェード

搭載モデル
【トヨタ】アルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシー【日産】セレナ、エクストレイル、ルークス 【ホンダ】N-BOX、ステップワゴン、フリード、【マツダ】CX-80【スズキ】スペーシア、ソリオ【ダイハツ】タント、etc.
中古車だって室内温度を思い通りにコントロールしたいのだ!車内暑さ対策アイテム図鑑(2025年夏)
専用棚も用意されているカー用品店で見てみよう
猛暑の太陽光は、ボディ表面だけでなく、車内の樹脂や皮素材、そして人体にも悪影響を与える。おじさんとしては、自分の身はともかく、愛車にだけはダメージを負ってほしくないと思っているに違いない。
前のページではメーカー純正品の冷却装備を紹介してきた。これから中古車を購入しようという暑がりおじさんなら、これらの装備が付いている物件を探せばいいが、そういった装備が付いていない物件をすでに購入してしまった暑がりおじさんのために、後付けできる暑さ対策カーアイテムを紹介していこう。
夏の定番アイテムといえば、なんといってもサンシェードだ。これがあるとなしでは、駐車中の車内温度が30℃くらい違ってくるという。少し前まではジャバラ式やポップアップ式が売れていたが、最近は傘式が主流となりつつある。詳細紹介は下記に譲るが、この時期はカー用品店にサンシェード専用コーナーが設置されていることも多いので、足を運んでみることをオススメする。
クルマ好きな暑がりおじさんであれば、きっとカー用品店も大好きなはず。サンシェード以外にもさまざまな暑さ対策カーアイテムが販売されているので、ぜひ店舗で物色・購入して、涼しげドライブをしながら帰ってきてほしい。
サンシェード
傘タイプ 不快指数 100→60
近年、よく見かけるようになった流行りの傘タイプ。骨があるので幕がフロントウインドウいっぱいまでしっかり張られ、光の漏れが少ない。ヒモを引くだけで全開し、ボタンを押せば縮む構造なので使い方も簡単だ。現在販売されているものはたいていサイズ展開があるので、愛車の窓のサイズを測ったうえでしっかり選ぶ必要がある。収納時は折りたたみ傘のようにまとめて専用の袋に入れておける。1780円。


たたんだ折りたたみ傘くらいのサイズになるので、置き場所に悩まされない。使ってないものは隠したいおじさんにとってはうれしい。
ロールタイプ 不快指数 100→80
下部に設置した本体から幕部分を引き出してサンバイザーにセットしたフックに引っ掛けて使用する。左右分割式なので、重なる部分次第で比較的窓が大きめの車種にもマッチする。中央のバックミラーと干渉してしまうため、ウインドウと幕部分の間にすき間が空いてしまいがちなのが難点で、どうしても光の漏れは生じてしまいがち。自動巻き取り式なので、取り付けと取り外しは最も簡単だ。3580円。


フロントウインドウ下端に常に本体が置かれた状態になる点は、常日頃から愛車の見た目を気にしがちなおじさんにとっては△だ。
外掛けタイプ 不快指数 100→70
フロントウインドウを外側からカバーするサンシェードで、夏の日差しだけでなく冬の雪や凍結などからもガラスを守る。3層構造で丈夫にできているのでちょっとやそっとでは破れず、ヒモでドアミラーに固定するので、多少の風などで飛ぶこともなさそうだ。大きめのサイズ設定により、たいていの車種でしっかり余裕を持ってフロントウインドウをカバーしてくれて、光の漏れをかなり少なくできる。1980円。


装着時に両側ドアを開け閉めし、ミラーに引っ掛ける必要あり。暑がりおじさんがちょっとした外での作業を我慢できるなら良品だ。
スライドサンバイザー
不快指数 100→80
走行中、昼間の太陽のまぶしさをさえぎる大型サンバイザーで、視界はしっかり確保できる。純正バイザーを挟むだけで簡単に取り付けられる。偏光機能を持つプラ素材のバイザー部分は、左右にズラすことも可能なので、ミニバンなどフロントウィンドウが大きなクルマでも使いやすい。2180円。


メッシュカーテン
不快指数 100→70
運転時のまぶしさを軽減できるサイドウインドウ用のカーテン。メッシュ式なので、外からは見えにくく内側からは見やすい。後席用では窓全体を覆うタイプもあるが、こちらは運転席と助手席用なので頭部分のみ隠す。取り付けはマグネットでウインドウの内側に合わせるだけと簡単だ。1280円。


ファン付きシートカバー
不快指数 100→80
後付けができるシートベンチレーション機能で、下部に取り付けられたファンによって、カバー全体から風が出てくる。シガーソケット接続で風量調節も可能。純正装備と違って効果は弱めだが、ないよりは絶対にいい。軽量なため付け外しも簡単なのでシーズンが終わったらすぐ片付けられる。4980円。


保冷ドリンクホルダー
不快指数 100→70
シガーソケットから給電して使える保温/保冷切り替え式のドリンクホルダー。下部が細くなっているので、たいていのクルマのドリンクホルダーにそのまま差し込んで使うことができる。温冷の切り替えは手前のスイッチ部を触るだけ。飲み物を冷やすには少し時間がかかるが保冷するには十分。2980円。


スマホクーラー
不快指数 100→70
スマホは暑い車内に置いておくとフリーズしてしまう。スマホのカーナビを利用している人にとっては致命的だ。これはUSB端子を接続すると始動して、中央部が急速に冷たくなるスマホクーラーで、MagSafeが搭載されたスマホにピタッと貼り付けてスマホを冷やすことができる。3980円。


ネックスポットファン
不快指数 100→70
ヘッドレスト用のスポット扇風機。シート本体からヘッドレストが外せるクルマなら工具なしで取り付けできる。風量はセパレート式のスイッチを用いて3段階に調節することが可能。実際に使用してみると風のありなしでだいぶ涼しさが違うことを実感させられる。USBポート対応。2780円。


臭うおじさんは加齢臭と汗のダブルパンチ防止! クール系芳香剤を使うべし
昔からおじさんは愛車に芳香剤を置きたがる傾向があるが、これはなぜか。やはり自分の臭い(加齢臭)が気になるから、という声はよく聞かれる。嫌なスメルはかぐわしいスメルで覆い被せてしまおうという、ちょっとアグレッシブな戦略だ。特に夏ともなれば、暑がりおじさんは汗をかく。汗をかいたおじさんが乗った車内がどうなるかは自明の理である。
しかし、そんなおじさんの味方である芳香剤は、選びきれないほどの種類がある。香りの種類はもちろん、置き方や使い方もさまざまだ。子どもの頃は芳香剤が苦手だった人も多いと聞くが、大人(おじさん)にとっては必需品なのだ。

