カーライフ・ドライブを楽しむ
更新日:2022.10.11 / 掲載日:2022.10.07
あなたの移動欲求を満たす快適モデル 最旬のSUVならやりたいことも叶っちゃう!!
今や人気ジャンルとして定着したSUV。グーネットでは、その中でも特に“5年落ちくらいのコンパクトからミドルサイズクラスの実力派SUV”を『最旬SUV』としておすすめしている。(今月の別特集「ミニバンの次に乗るべき“最旬SUV”」ではその詳細を紹介しているので、ご参照ください。)
本企画では、『最旬SUV』の実際の魅力をドライブを通じて探ってみた。



最旬SUVで広がる行動範囲、新たな価値や体験につながる
今号の巻頭特集では、“手頃な価格設定”、“適度な走行距離”、“運転支援システムを装備”という条件を満たす5年落ちくらいのコンパクトからミドルサイズクラスのSUVを『最旬SUV』としている。
これらのSUVは、性能面では最新型に及ばない部分もあるが、ヴェゼルやフォレスター、エクストレイル(いずれも先代型)、C-HRやCX-5(現行型)など、国産各社の人気と実力が高いモデルが揃う。今や、定番ジャンルとなったSUVを手頃な価格で購入できるなら、購入後のカーライフにも余裕が生じやすく、所有したクルマを活用して趣味や旅行などをより楽しむことができる。トータルで見れば、『最旬SUV』にはクルマ自体の魅力だけでなく、さらに行動範囲を広げてくれるというメリットもあるのではないだろうか。
本特集では、ドライブを通じてアウトドアでの運転のしやすさや、実用性だけなく街なかでの見え方など、『最旬SUV』の魅力を確認してみた。
試乗したSUVはこちら!

[日産]エクストレイル(先代型)
走破性の高さに定評がある人気モデル。2015年12月以降の発売モデルには、全グレードにエマージェンシーブレーキおよび「LDW(車線逸脱警報)」「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備する。
中古車価格帯 69.8〜366万円
運転がしやすい、行動範囲も広がる。やっぱりいいね! 最旬SUV

SUVの万能性が行動範囲を広げてくれる
SUVは売れ筋ジャンルだけあり、じつはパワートレインの選択肢が他のジャンルと比べても豊富。トルクフルなディーゼルやハイブリッド、ほとんど電気自動車のように走れるPHEV、爽快な加速が味わえる高性能ガソリン車など、幅広いラインアップから好みのモデルが選べるので、運転をしっかり楽しめる。
また、SUVは最低地上高に余裕があり、4WDモデルも多いので、道中や立ち寄った場所が予想以上にラフな路面だったとしても無難に対応できる。最近多くなっている急な豪雨や、降雪などの悪天候に見舞われても安心感が高い。
さらに、今回のテーマである5年落ち程度の“最旬SUV”では、運転支援システムを装備しているモデルも多い。最新ではないが、必要な安全性能を持つモデルを価格を抑えて購入できるのはメリットが大きい。クルーズコントロールや高いアイポイントのおかげで運転もスムーズ。ロングドライブでも疲れが少ないので、目的となるアクティビティや旅行などを楽しめるだろう。

やっぱりいいよね! SUVならこんな満足感が得られちゃう!

アイポイントの高さとスポーティな運転感覚
モデルごとに多少の違いはあれど、基本的にSUVは運転時のアイポイントが高くなる。遠くまで見通せるため安心感が高いだけでなく、視界のよい爽快なドライブが楽しめる。運転姿勢は、走りのよさを売りにしたスポーティなモデルも多いことから、ミニバンとは一線を画す。運転の楽しさが味わえる点もSUVの大きな魅力だ。

余裕の最低地上高で気楽に運転できる!
すべてのSUVが悪路に強いというわけではないが、基本的にSUVは最低地上高に余裕があり、これがアウトドアシーンなど、荒れている路面状況でも高い走破性につながる。さらに4WDモデルなら、より運転に余裕をもたらしてくれる。街なかの段差でエアロを擦るリスクも低く、市街地の運転でも安心感と気楽さが得られる。
行ってきたのは♪「太東海岸」


九十九里浜の最南端に位置する太東海岸は、長く美しい砂浜が魅力。比較的波が穏やかなため、サーフィン初心者にもおすすめの場所。駐車場は無料で約100台駐車可能。サーフィンやドライブを楽しんだ後は地場の新鮮な魚介類を満喫できるのもうれしい。
Data 住:千葉県いすみ市岬町中原
おしゃれなスタイルで気分が上がる。街なか、アウトドアどちらでも映える

デザインの自由度もSUVの優れた魅力
走破性やユーティリティ性の高さのみならず、スタイリッシュであることもSUVが人気の理由のひとつ。たとえば、ミニバンは積載性が高く便利だが、多人数乗車時の居住性を余裕を持って確保することや、両側スライドドアが必要なので、どうしてもスクエアな形状にならざるを得ない。つまりボディのデザインに制約があるため、フロントマスクの造形ぐらいしか個性を発揮しにくいといえる。SUVも居住性は大事だが、ミニバンほど広い空間を必要とせず、スライドドアも求められないので、デザインの自由度は高い。また、シティユースに比重をおくコンセプトなら車高はやや低めにするなど、都会が似合う雰囲気も演出しやすく、アウトドアに縛られることもない。そういう懐の深さがSUVが人気の理由にもなっている。
最新型のデザインのほうが洗練されている部分もあるが、5年落ち程度の“最旬SUV”なら大きく見劣りすることなく、手頃な価格で購入できるので有意義な選択といえる。

やっぱりいいよね! SUVならこんな満足感が得られちゃう!

デザインの幅が広く多様性に富んでいる
SUVは、昔ながらのクロカン四駆的なヘビーデューティ系と、セダンやワゴンをリフトアップしたようなスタイリッシュなモデルに大別されるため、デザインの幅は広い。クーペのような流麗なフォルムを採用することもできる。現行型のみならず、全体として洗練されたデザインのモデルが多く、所有する満足感が高いといえるだろう。

シートや荷室の汚れをサッとラクに拭ける!
アウトドアユースを意識した撥水シートやラゲッジルームを設定するSUVも多い。仮に身体や荷物が水に濡れたり、土や泥などで汚れてしまった場合でも、汚れを気にせず使えるので使い勝手がいい。スバル・フォレスターのX-BREAKや日産・エクストレイルでは標準装備となっている。ラゲッジ自体も広く、実用性も優れている
まとめ

今が好機! 最旬SUVでカーライフを充実させよう
最新モデルが優れているのはもちろんだが、少し前のモデルでも十分な実力を持っていることは、今号の本誌特集でわかっていただけただろう。特に人気ジャンルのSUVは新車の納車までにかなり時間がかかってしまう。今こそ、最旬SUVの購入にふさわしいタイミングといえる。