車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2019.06.28 / 掲載日:2018.04.05
第4回目 マイベストにたどり着くために、いま知りたいこと MINIまるごと。

クルマと地面とを結びつけるタイヤは、ゴーカート的な走りをキャラクターとするMINIにとって非常に大事なアイテム。だからこそ、交換用タイヤは費用だけでなく、性能で選びたい。
文●グーワールド
純正タイヤからの交換はどうするのがいい?

まるでゴーカートのように、ステアリングに機敏に反応するMINIの走り。じつはその味付けは、タイヤによっても大きく変わってしまう。それゆえ、ミスマッチなタイヤを履かせてしまうと、何年もの間、気に入らない走りを我慢するハメになる。
タイヤ選びの基本は、メーカーが性能を認めた純正承認タイヤ。だが、自己責任で市販タイヤを履かせることで、より自分の好みにアレンジすることも。その際は、純正タイヤに近い性格の商品から選ぶといい。また、外径や耐荷重を純正タイヤ同等にすることは言うまでもない。
そして、非ランフラットタイヤの場合はパンク修理キットを購入、車載することを忘れずに!

60年近くになるパートナーシップ
ダンロップは、クラシックミニが誕生した際に、10インチという当時でも非常にユニークなサイズを開発したパートナーでもあった。現在のMINIにも純正タイヤを供給。
DUNLOP SP SPORT MAXX RT
ランフラットにこだわるなら純正承認タイヤがオススメ
ダンロップ エスピー スポーツ マックス アールティー
ランフラットにこだわるなら純正承認タイヤがオススメ
純正承認タイヤとは、MINIが純正品として求める各種性能をクリアしたタイヤ。各メーカーから販売されており、ダンロップの場合はこのSP SPORT MAXX RTがそれにあたる。ランフラットタイヤでもあり、パンクのリスクを大幅に低減してくれる。
サイドウォールにある★マークが承認を受けたタイヤの証。安心の純正品だ。
DUNLOP ENASAVE EC204
最後まで長持ち 低燃費も魅力
ダンロップ エナセーブ EC204
最後まで長持ち 低燃費も魅力
スポーティな走りよりも、長距離走行で疲れにくく、燃費のいいタイヤを求めているならこれがオススメ。低燃費タイヤとしての性能がロングライフで続く、ダンロップの最新タイヤだ。
DUNLOP LE MANS V
静かさでしなやか 実感できる快適性
ダンロップ ル・マン ファイブ
静かさでしなやか 実感できる快適性
特殊吸音スポンジを採用することで、高い静粛性を実現した高性能モデル。静かさだけでなく、ドライ路面での高い運動性能やウェット路面でのグリップなど、トータル性能の高さも注目に値する。
SINCE:1959 MINIって、どうしてそんなに魅力的?老若男女に愛されるスーパーコンパクト
MINIの存在そのものがエンターテイメント
クルマに興味がないひとでも、「あっ、ミニだ!」なんて反応をする。そんなクルマは、ほかにVWニュービートルしか知らない!? そのくらい、ミニというのはアイコニックな見た目で、街で見かけてもつい目で追ってしまう不思議な魅力がある。
ミニは、ご存知のとおり1959年に当時のBMC社が産み、21世紀が始まるまで生産され続けた初代(クラシックミニ)と、BMWが手がけるMINI(ニューミニ)に分けられる。新しいMINIもすでに3世代目になるが、どの世代を見てもちゃんとクラシックミニの姿を連想してしまうのだから不思議。遠い昔の英国の空気など知らない現代日本人ですら、当時の郷愁を感じて心に響く。それがMINIの魅力だ。
でも、MINIはスタイル一辺倒なわけじゃない。走りの完成度が高く、運転するのが楽しいコンパクトカーである。小さな車体にギュウギュウ詰めになって、運転を交代しながら遠出するのも、MINIだとなぜか苦にならない。走りのよさもあるが、MINIという存在そのものにエンターテイメント性があることが理由のひとつなのかもしれない。老若男女に愛され続ける秘訣は、そんなところにあるのだろう。
文と写真●グーワールド
写真は、とある海外取材でのひとコマ。MINIオーナー、本当に多くて驚き。乗ってるひとがみんな笑顔で、いろんな年齢層なのも印象的だった。MINIってすごい。
※ナンバープレートは、はめ込み合成です。