車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2019.06.28 / 掲載日:2018.02.01
第3回目 AUDIまるごと。
高性能なタイヤなしにアウディの高性能は実現しない。だからこそ、純正タイヤからの履き替えは慎重になるべき!ここでは、純正でも採用されるブリヂストンを例にタイヤを紹介。
文●グーワールド 写真●グーワールド、ブリヂストン
新車のアウディには、非常にハイレベルなタイヤが装着されている。しかし、タイヤはナマモノであり、走行距離だけでなく、経年による劣化も考え、3~4年をひとつの目安として交換したい。
では、純正タイヤからの交換タイヤとして、どのようなものを選べばいいのか。もっとも失敗のないのが、もう一度純正タイヤを履くこと。同じ銘柄でも、劣化したものと新品とでは性能が大きく違うので、交換した喜びをちゃんと実感できるだろう。
だが、そろそろクルマにも慣れてきた頃なら、より自分のクルマらしく、タイヤチョイスによる味付けの違いを楽しむのもいいだろう。ノーマルを基準に、少しスポーティだったり、より乗り心地重視だったりと、自分の感覚によりフィットするものを探すべくチャレンジするのだ。だが、極端に性格の異なるものや、性能が大きく低下するようなものは、たとえ価格が安くても選ぶべきではない。タイヤメーカーが運営する販売店など専門知識の豊富なお店で、相談してみよう。
純正タイヤってどんな存在なの?
新車が装着しているのは、アウディが目指す高性能を実現するために、タイヤメーカーと共同開発した専用品。それゆえ、バランスと性能に優れる。
高速性能の高さが欧州車にマッチ
POTENZA RE050
ポテンザ RE050
POTENZA RE050
欧州でのハイスピード走行を想定しながら、高次元でのウエットグリップも両立。S001が登場するまでのフラッグシップとして高い実力を持つ。
力を路面に伝える圧倒的グリップ
POTENZA RE-71R
ポテンザ RE-71R
POTENZA RE-71R
サーキットでの走行を目的につくられたリアルスポーツモデル。路面に吸い付くようなグリップを発揮。RSや一部のSモデルなどにマッチする。
静粛性に加え全方位高性能
REGNO GR-XI
レグノ GR-XI
REGNO GR-XI
静かなタイヤの代名詞であるレグノ。「GR-XI」は、静かさだけでなく、安定性や晴天、雨天でのグリップ力など全方位の性能を高めている。
スポーティカジュアル
POTENZA Adrenalin RE003
ポテンザ アドレナリン RE003
POTENZA Adrenalin RE003
ポテンザならではの高性能をよりカジュアルに楽しめるように設計。波状デザインの「パルスグルーブ」により雨の日でも高いウエット性能を発揮。
万能のさらに上を目指す頂点
POTENZA S001
ポテンザ S001
POTENZA S001
ポテンザのフラッグシップモデル。サイド補強材「ポリエチレンテレフタレート」採用でトラクション性能を向上。静粛性と乗り心地にも配慮する。
ACCESSORY スポーティなプレミアムブランドが見せるアウトドアアイテムの洗練度
アクティブなライフタイムを楽しむユーザーから、長年にわたって愛されてきたプレミアムスポーティブランドがアウディだ。
充実のアウディ純正アクセサリーでとことん楽しむ!アクティブなアウトドアレジャーをはじめよう!
文●グーワールド 写真●アウディ
アウディといえば、コンパクトハッチバックのA1からラグジュアリーサルーンのA8まで、どこか知的で都会的なエレガンスをラインアップ全体で共有しているように感じられる。そして、それはスポーツモデルとて例外ではない。
だがアウディがリリースする純正アクセサリーに目を向けると、そこから見えてくるのは、よりアクティブでスポーティなカーライフだ。驚くのは、スキーやスノーボード、自転車やカヤックなど、さまざまなスポーツの道具を積むためのキャリアやキャンピングテントなどのアウトドアアイテムが用意されていることだ。だが、そこはアウディ。アウトドアでのアクティビティを想定したアイテムとはいっても、どれも無駄のない洗練されたデザインが異彩を放っている。
また、アウディのモデルに装着されることを考えて開発された純正品だけに、装着したときの「しっくり感」は格別だ。レジャーに行くのではなくても、そのまま積んでおきたくなるようなスタイリッシュなアイテムも少なくない。眺めているだけでテンションが上がるそれらは、まるで「アクセサリーは立派なアウディの一部です」とでも語りたげだ。
純正アクセサリーは、ハイセンスなカーライフを楽しむアウディユーザーたちをアクティブなレジャーへと誘ってくれるスグレもの揃いなのだ。詳しくは、ディーラーやホームページで確認してほしい。
CAMPING TENT
アウディらしくスタイリッシュでクールなデザインが魅力的なキャンピングテント。手軽に展開できるが、内部は想像以上に広々としていて快適だ。
ON AND OFF WITH AUDI!

付属のエアポンプで簡単に広げ、アタッチメントで車両のリヤに接続することも可能で、テント内からの荷物の出し入れも簡単にできるのがうれしい。
AUDI STYLE
機能に止まらない洗練された造形
ルーフやリヤにスポーツアイテムを搭載するとき、ただ機能性を求めるのではなく、「見え方」も意識してデザインされているのがアウディ純正のキャリアだ。ルーフバーにはじまり、バイシクルホルダー、カヤックホルダーなど、どれもセンスよく「アクティブ」な雰囲気を存分に盛り上げてくれる。積極的に積んで出かけたくなるアイテムだ。
大勢で乗車するとき、サーフボードやスキー板、カヤックなどはルーフに載せたい。自転車もルーフに乗せるのが一般的だが、リヤに簡単に積めるタイプも用意されている。
AUDI QUALITY
こだわりのアウディクオリティ
アウディの純正アクセサリーは、アクティブなアイテムだけでなく、定番ともいえるアルミホイールやフロアマット、チャイルドシートなども、自社の定める厳しい品質基準に適合している。ルーフボックスなどもスタイリッシュなだけでなく、使い勝手や空力面での性能もテストしている。どれもこだわりのアウディクオリティを体現する。
存在感のあるサイドステップは、機能性はもちろん、ワイルドなルックスを演出してくれる。
いつの時代も先進技術を送り出すインゴルシュタットの伝統ブランド
インゴルシュタットとはアウディの本拠地。彼の地で育った伝統のブランドに触れる意味とは?
文と写真●グーワールド
1900年代初頭は、自動車がこの世に誕生した黎明期。アウディの前身となるホルヒ社は、ちょうどこの頃に設立されたから、アウディのヒストリーは今年で120年近くにもなる。プレミアムブランドには、その価値の根拠となる歴史的背景が大切だが、アウディの社歴には十分な重さのヒストリーが刻まれている。
今回取材でドイツを訪れた際、数多くのアウディが街中を彩っていた。お膝元ということもあり、ドイツにおけるアウディは、どことなく生き生きしているようだった。また、アウトバーンでもアウディは水を得た魚のように疾走している。4WD(クワトロ)の本領は、超ハイスピード領域でこそ活きることをドイツのひとたちは理解しているのだろう。
ところで近年のアウディは、前述の走行安定性に加え、洗練のデザイン、そして自動運転を含む次世代テクノロジーに力を入れている。いつの時代も先進メカを取り入れたクルマを開発するというアウディの姿勢は変わらず、過去のアウディを見てもそれは同じ。つまりどのアウディにも、その時代の技術が惜しみなく投入されている。アウディに乗ることは、時代を知ることなのである。
SPECIAL ISSUE FROM EUROPE
AUTOBAHN
世界でも有名な速度無制限道路(アウトバーン)
ドイツにはアウトバーンと呼ばれる速度無制限道路がある。今回実際に走行してみたが、巡航速度は時速200kmに近く、日本では味わえないドライブ体験ができた。逆に制限区間はどのクルマもルールを守っているのも印象的だった。
※ナンバープレートは、はめ込み合成です。