車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2018.11.11 / 掲載日:2017.08.10

最終回 ボルボに夢中!

購入後の保証が充実している認定中古車制度「VOLVO SELEKT」。ここでは、数あるラインアップのなかから、あなたに最適な1台を提案していく。

文と写真●GooWORLD

手ごろな価格帯で高品質車が手に入る

 新車登録から6年未満、走行距離6万km未満の正規輸入車のなかで、事前の点検・整備を受けた車両のみが認定中古車として販売される。最近のボルボの大半が該当するが、そのなかから編集部がいま買いのオススメモデルを5台ピックアップした。

 もっとも注目したいのがV40系。認定中古車でもっともボリュームがあることからも人気ぶりが伺える。ガソリン、ディーゼルともに選べるのがうれしい。次に物件が豊富なのがスポーツワゴンのV60。セダンのS60と相まって、ボルボのミドルクラスを担う中核モデル。走り、積載性などマルチに使えるのが大きな魅力となっている。

VOLVO SELEKTとは?

■製品品質113項目のチェック
■純正部品への交換
■最長2年までの延長保証
■ロード・サイド・アシスタンス・サービス

ボルボの専門スタッフによる113項目もの車両点検をクリアしたものだけがVOLVO SELEKTとして販売される。新車保証が終了している車両は、1年間SELEKT保証が付帯し、さらに最長2年間の延長保証も有償で申し込むことができる。ロード・サイド・アシスタンス・サービスも受けられる。

V40

  • コンパクトボディで取りまわし性が◎ 低燃費なディーゼルモデルを設定 クオリティの高いインテリア

    V40

  • コンパクトボディで取りまわし性が◎ 低燃費なディーゼルモデルを設定 クオリティの高いインテリア

エントリーモデルだが実力はかなり高い

 現在のボルボラインアップのなかでもっとも小型なのがV40。とはいえ、全長は4.4m程度あり、ステーションワゴンに近いフォルムを持つ。後席、ラゲッジルームともに十分なスペースがある。ボルボとしてはサイズが小ぶりなので、交通量の多い都市部でも気軽に運転できる。ガソリン、ディーゼルが選べるのも魅力。認定中古車も豊富に揃っている。

中古車参考価格帯160万円~420万円(13年~17年 ※全グレード)

こんな人にオススメ

  • 子育て世代からシニア層まで

    V40 グラフ

    エントリーモデルだから若年層向けのクルマに思われがちだが、意外とシニア層から支持されているV40。子育てが終わり、夫婦二人で使うのにもジャストサイズ。

  • V40 グラフ

V40 Cross Country

4WDも選べる小さなSUV風モデル

 V40をベースに、アグレッシブなフロントバンパーやルーフレールを装着し、SUVライクに仕立てたのがV40クロスカントリー。ボディサイズはV40とほとんど変わらないため、取りまわしのよさはそのまま。なお、こちらは4WDが選べるのも魅力で、積雪地帯などでは心強い。相場はV40と比べても大きな差はない。

中古車参考価格帯190万円~410万円(13年~17年 ※全グレード)

こんな人にオススメ

  • アウトドアレジャーを楽しみたいひと

    V40 Cross Country グラフ

    V40と基本構造は同じだが、外観から受ける印象はかなり違う。クーペなどのスペシャルティカーからの乗り換えにもぴったり。ひととは違う個性を演出したいひとにオススメ。

  • V40 Cross Country グラフ

S60

ライバルにも負けないスポーティな走り

 車両後方に向けて大きくラウンドしたルーフラインは、まるで4ドアクーペ。それでいながら、後席の頭上空間も十分ゆとりがあり、乗車姿勢も窮屈ではない秀逸なパッケージングとなっている。低重心が効いており、ハンドリングもドイツ系ライバルに負けていない。認定中古車でも100万円台の予算からねらえる。

中古車参考価格帯130万円~440万円(11年~17年 ※ポールスターを除く)

こんな人にオススメ

  • クルマにこだわる30代~40代

    S60 グラフ

    いまセダンをあえて買うのは、クルマに強いこだわりを持つユーザー。ドイツ系ブランドとはひと味異なる個性を持ったS60は、クルマ好きの心に響く存在といえるだろう。

  • S60 グラフ

XC60

安全装備が充実したプレミアムSUV

 デビューは2009年と古めだが、度重なる年次改良により、クルマとして熟成されたXC60。発売当初は自動ブレーキシステムを導入したことが大きな話題となった。全幅が1.9m近くあり、ゆとりある室内を実現している。現在は2Lターボのガソリン、ディーゼルを設定。認定中古車は後期型が大半となっている。

中古車参考価格帯210万円~540万円(11年~17年 ※全グレード)

こんな人にオススメ

  • プレミアム志向のミドルシニア世代

    XC60 グラフ

    ボルボのなかでも上級志向の強いXC60は、経済的にゆとりのある中高年のユーザー向けモデル。フル乗員でも快適なので、ゴルフバッグを積んでの長距離走行も可能だ。

  • XC60 グラフ

V60

ワゴンを知り尽くしたボルボの傑作モデル

 S60のワゴン版であるV60は、ミドルクラスワゴンとして適度な大きさを持つ。室内の広さと取りまわし性を両立した1台となっており、ファミリー層に適したモデル。荷室は広く、後席は40対20対40の分割可倒式で使い勝手も良好。認定中古車はセダンのS60よりも豊富で、価格帯もほぼ同等なのが魅力である。

中古車参考価格帯150万円~450万円(11年~17年 ※全グレード)

こんな人にオススメ

  • 子どもがいるファミリー層

    V60 グラフ

    広い荷室があることから、子どもがいる4人家族にぴったり。ディーゼルも設定されており、ランニングコストが低く抑えられるのもメリット。旅行でも大活躍するはず。

  • V60 グラフ

POLESTER

  • 走りにこだわるすべての世代のひとに

    POLESTER

    ポールスター

  • 走りにこだわるすべての世代のひとに

     最近のボルボは、以前と比べてどのモデルも運転が楽しめるようになってきた。しかし、さらなる高みを目指した高性能仕様「ポールスター」シリーズも見逃せない存在だ。これはエンジンやブレーキが強化された限定車としてS60とV60に設定されており、認定中古車は560万円~700万円の価格帯で流通している。一方、その他の車種でも専用CPUを装着することで出力を向上させることが可能となっている。

POLESTER

※ナンバープレートは、はめ込み合成です。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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