車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2018.10.21 / 掲載日:2012.08.24
スバル レガシィ ツーリングワゴン(2010年5月~)中古車購入チェックポイント
スバル レガシィ ツーリングワゴン (2010年5月~2011年6月) 中古車購入チェックポイント
DBA-BR9
参考車両:2.5i アイサイト
初年度登録:2010年8月
追加装備:カロッツェリアHDD ナビ(VICS 用ビーコンユニット付・7インチワイドモニター・FM/AM/TV チューナー・MD プレーヤー)、マッキントッシュサウンドシステム、バックモニター、ETC (2010年8月)
■全体のチェックポイント
2009年5月から発売している5代目。参考車両は、2010年5月に改良した時に設定された「アイサイト」で、HDDナビなどを追加装備している。中古車物件の半数くらいはアイサイト搭載車。パッケージ装備を組み込んでいる車両も多い。販売店で現車を見て、仕様装備をまず確認。車体まわりをチェックし、車体骨格にダメージがないか販売店スタッフに聞いてみる。たとえ異常を判断する自信がなくても、できるだけ試乗させてもらおう。操作感や車両の挙動をチェックするほか、走行中の異音の発生などにも注意。水平対向エンジンはいうまでもなく、4WDシステムやアイサイトなど、スバル独自の機構を的確に点検整備できる販売店で購入するようにしたい。
1.車両の雰囲気から探る
1.車両の雰囲気から探る
まずは車体のどこかに違和感や不自然に見える部分がないかチェック。車体の姿勢(傾き)にも注意。
前方からは、バンパー/ボンネット/ヘッドライト/フェンダーなど各部のバランスを見る。前面は基本的に左右対称になっていることもポイントだ。左右ライトの片方だけが新しい場合(交換の疑い)は、その側の車体部を修理している可能性がある。ナンバープレートの変形や修正跡なども、車体部の修理を疑ってみる。細部では、バンパーの角や下側の損傷などにも注意。バンパーやボンネット、フロントガラスに飛び石傷がないかも見てみよう。
2.後部のチェックポイント
2.後部のチェックポイント
前面と同様に、バンパー/テールゲート/コンビネーションランプ/フェンダーなどのバランスをチェック。マフラーカッターの位置にも注意。後部ナンバープレートは、封印の傷(ナンバープレートを外した形跡)が後部車体の修理/交換を推測するヒントになる。テールゲートの立て付けが全体に狂っていれば、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいる疑いもある。部分的に隙間がずれている箇所は、その部分の車体部を修理/交換している可能性があるので、詳しく調べてみよう。
3.角度を変えると見える
3.角度を変えると見える
外装は、見る角度を変えながらチェックすれば、プレスラインのずれや崩れ、微妙な立て付けの狂いなども確認しやすい。
パネル表面を斜め方向から透かして見るようにすれば、小さな凹みや浅くて広い凹み、波打ち(しわ)なども発見できる。
しわが寄っているのは、ダメージ痕か、板金修理跡。塗装の艶が違っている部分やザラザラとした肌荒れ状態になっている箇所なども、修理跡の疑いがある。
4.隙間の幅と色調を比べる
4.隙間の幅と色調を比べる
外装の立て付けは、例えば車体前部側面では、バンパー、ヘッドライト、ボンネット、フェンダー、ピラー(フロントガラス部の柱)ドアなどが隣接している。それぞれの隙間の幅が均等になっていなければ、ダメージを負ってずれているか、修理や交換してずれてしまった可能性がある。
隣り合っているパネルの艶や色艶が違っている場合は、修理/交換で塗装している疑いがあるので注意しよう。
5.整備状態を確かめる
5.整備状態を確かめる
定期点検整備記録と突き合わせて、消耗部品を中心に、エンジンと周辺をチェック。オイル汚れ(オイル漏れの兆候)などにも注意。せめて日常点検項目くらいは見ておきたいが、詳しい整備状況については販売店スタッフに聞いて確認。定期点検整備以外に修理や交換していないか注意。交換したように見える新しい部品が付いていたら、消耗品か、故障など不具合かあったか、それとも事故などでダメージを受けたのか、交換した理由を探ってみる。
6.車体内側の鉄板を調べる
左右フェンダー側や室内側のパネル、フレーム、メンバー(補強部材)など、エンジンルーム内側の鉄板を調べよう。カバーや機器類などがあって見づらい部分もあるが、歪みや修理/交換跡などがないか確認しておきたい。車体の骨格となっている部分を修理している車両は、修復歴があることを明示しているはずだが、念のために、事故歴や修理歴がないか、販売店に聞いておこう。
7.取り付け状態を確認
フロントフェンダーは、エンジンルーム側に錆、腐食、修理跡がないかチェック。カバーで覆われている部分もあるが、固定ネジを回した形跡がないかもチェック。フェンダーを支えているブラケット部を修正/修理した形跡がないかも確認。
フロントフェンダーは、車体構成上の重要な車体補強部材とはなっていないので、外傷などを修理しても修復歴にはならないが、外して修理、あるいは交換していれば、車体内側の骨格部にダメージが及んでいないか確かめる必要がある。
8.前部の必須チェックポイント
エンジンルームの最前部にあるラジエターコアサポートは、車体部に強い衝撃を受けると影響が及びやすい。歪みや破損、修理/交換の形跡などがないか調べよう。左右フェンダーとの接続部分にも注意。カバー類、ヘッドライト、ラジエターなど関連部部品の状態もチェック。バンパーやフェンダーなど周辺も含めて慎重にチェックしよう。
9.ボンネットの裏側も見る
9.ボンネットの裏側も見る
外面をチェックしたら、裏面側に修理跡などがないかもチェック。ボンネットを外して修理、あるいは交換することもあるので、ヒンジ部のネジもチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ取り付け部周辺の状態も調べよう。
ボンネットを修理/交換していれば、ボンネット単独の損傷なども考えられるが、車体部を修理/交換している可能性があることも考えて、車体前部一帯を慎重にチェックする必要がある。
10.縁と奥も覗いてチェック
フェンダーは、膨らんでいるホイールアーチ(タイヤを囲っている部分)に損傷を負うことも多い。傷や凹み、修理跡などがないか、フェンダーに歪みがないかチェック。
内側に折り込んでいる縁の部分に修理/交換跡がないかチェック。さらに、フェンダーの奥を覗いて、タイヤハウス内もチェック。内側に設置しているフェンダーライナー(泥よけ)の状態にも注意。同時に、バンパー側の状態も見てみよう。
11.側面のチェックポイント
ドアに大きな損傷を負うと、外して修理することもあり、交換してしまうことも多い。ドアヒンジ部のネジをチェックしよう。ただし、ドアの立て付け調整などでネジを回すこともあるので、ネジを見ただけでドアを修理/交換していると断定することはできない。ドア自体をはじめ、ピラー(柱)やサイドシル(梁)など、周辺も詳しく調べて判断する必要がある。
12.下側に要チェックポイント
車体側面の下部には、サイドシルスポイラー(サイドシルプロテクターとも呼ぶ)を設置している。傷や破損などがないか、修理した形跡がないかチェック。交換していないかも注意。
重要なのは、内側にあるサイドシル(車体の梁)のほうだ。サイドシルスポイラーを被せている部分は見えないが、床下側を覗いて、下に突き出ている部分に損傷、腐食、修理/交換の形跡などがないか必ず調べる。ドアを開けて、ステップ部(サイドシルの上側)も慎重にチェックしよう。
13.リアフェンダーのチェック
ドアを開けて、開口部を調べよう。乗り降りなどで付けることがある、引っ掻き傷や打ち傷などがないか、簡易補修跡などがないかチェック。修理跡がないかもチェックしよう。開口部にマスキング跡があれば、リアフェンダーを補修、あるいは修理しているので、ダメージの程度と範囲を確かめる。
車体右側は、フューエルリッドを開けて、内部にマスキング跡や修理跡などがないかチェック。フューエルリッド表面の艶や色調がフェンダー部と違っていないかも注意。
14.テールゲートのチェック
14.テールゲートのチェック
解錠・施錠の具合をまずチェック。テールゲートを開閉して、上げ下げの動きがスムーズかどうかチェック。上げた全開状態でしっかり止まっていることも確認。
閉める時にカチッとうまく収まらない場合は、テールゲートがずれているか、あるいは車体が歪んでいることも考えられる。ずれているだけなら調整すれば直ることもあるが、車体が歪んでいる車両には要注意。
15.床の中も開けて確認
15.床の中も開けて確認
ラゲッジフロアを開けて、スペアタイヤ収納部周辺を調べよう。歪みや修理/交換跡がないかチェック。底や周辺に貼ってある防振シートを張り替えていないかも注意。新しい塗装跡があれば、錆などの補修か、修理跡か確認。水溜まり跡(雨漏りの形跡)にも注意。
16.取り付け状態もチェック
16.取り付け状態もチェック
テールゲートは、内側に修理跡などがないかチェック。テールゲートを交換している形跡がないかチェック。ヒンジおよび車体側のヒンジ固定部周辺に歪みや修正、修理の形跡などがないかもチェックする。
17.開口部を慎重にチェック
17.開口部を慎重にチェック
テールゲートの開口部を見ると、鉄板の接合部がある。溶接、シーラー、塗装の状態に注意しながら、修理/交換の形跡などがないかチェック。コンビネーションランプやバンパーなどの状態にも注意。後方から強い衝撃を受けると広範囲に波及することがあるので、フェンダーやピラー、ルーフ、キャビン(室内)なども慎重にチェックしよう。
18.タイヤとホイールのチェック
18.タイヤとホイールのチェック
タイヤは、スリップサインを目安に、残り溝の深さを点検。傷や異物の刺さり、ひび割れなどがないかもチェック。同時に、接地面の摩耗状態も調べよう。外側だけとか内側だけなど、一部が極端に減る偏摩耗を起こしていれば、アライメント(ホイールの取り付け角度)が狂っているのか、車体が歪んでいるのか確かめる必要がある。異常摩耗は、不適切なエア圧などでも起こるが、車体やサスペンションなどの異常を知る手がかりになる。
アルミホイールは、傷や歪み、破損などがないかチェック。リム部(タイヤと接している縁の部分)の傷や欠損、曲がりなどにも注意。過度な衝撃で生じることがある変形や割れにも注意したい。
19.床下を覗いてチェック
19.床下を覗いてチェック
床下のパネル、フレーム、メンバー(補強部材)など鉄板部。マフラーやサスペンションなど部品類。ブラケットなど金具類も、傷、曲がり、歪み、修理/交換の形跡などがないかチェック。外見をきれいに直しても、見えない部分は手を付けないことがあるので、思わぬところにダメージが残っていることもある。前後パンパーの裏側や奥、左右サイドシル側からも奥まで覗いてチェックしよう。
油汚れ(オイルやグリスなどの漏れ)や水漏れ、樹脂やゴム部品の破損などにも注意。錆があれば、表面に浮いている程度なら心配ないといえるが、広がり範囲と腐食の進行状態を確かめよう。
20.走行機能の状態を確認
20.走行機能の状態を確認
エンジンをかけてもらい、始動具合やアイドリング回転、排気ガスの色などをチェック。できれば自分でキーレスアクセス&プッシュスタートの具合をチェックしつつエンジンをかけて、始動時には表示/警告灯類の点灯状態なども見てみたい。
始動困難、不安定なアイドリング回転、異音や大きな振動、白煙(水蒸気なら問題ない)や黒煙の排気ガスなどが出ていれば、なんらかのトラブルを抱えていると考えられる。疑問があれば販売店スタッフに聞こう。
CVTは、セレクトレバーの操作具合をチェック。できれば試乗して、走行時のオートマチック動作をチェック。マニュアルモードとパドルシフト、SI-DRIVEのI(インテリジェント)・S(スポーツ)・S#(スポーツシャープ)、アイサイト、クルーズコントロールなども試してみたい。とはいっても、不調や不具合を判断するのは難しい。購入を決めるなら、水平対向エンジンをはじめ、トランスミッション、4WD機構、横滑り防止装置VDC、サスペンション、ブレーキなど、走行に関わる部分をすべて正しく整備した状態で納車してもらうようにしよう。
21.装備機器類もチェック
21.装備機器類もチェック
室内は、シートや内装材などに汚れや傷、染み、穴などがないか。運転席周辺だけでなく、助手席側や後席周辺、ラゲッジスペースも丹念にチェックしよう。床や天井の状態も確認。ボックスやポケットなどは、内部も見る。ボックスの蓋やエアコンの吹き出し口など、可動部の破損にも注意。シートは盛り上がっているサポート部が傷みやすいし、頻繁に荷物を出し入れしていればラゲッジスペースを傷付けやすいなど、使い方や扱い方によるダメージに注意しながらチェックしよう。
装備機器類の機能もチェックしよう。ウインカーやヘッドライト、ブレーキランプなど保安装置類。パワーウインドウの開閉や室内ランプの点灯など基本的な機能のほか、キーレスアクセスシステムでの各部作動状態も確認。エアコンは、冷房・暖房とも効き具合を確かめる。とりあえずは、わかるところだけでもチェックしておいて、細かい部分に不具合がないかは販売店で点検してもらおう。
参考車両は、ディーラーでカーナビを装着しているが、仕様グレードによって異なる装備や追加装備の有無など、車両の装備は現車をチェックする時に販売店で確かめておこう。
■車両の情報をチェック
備え付けの書類は、「車検証(自動車検査証)」で初年度登録年月日や型式などを確認。「保証書」で期限や内容を確認。「車両取扱説明書」の他に、オプションや後付け装備などの使用説明書が揃っていることも確かめよう。
現車をチェックする時には、「定期点検整備記録簿」の記載内容を必ず確認。車両がどのように使われ、扱われてきたかがわかる。定期点検や消耗部品交換などの時期と走行距離を把握しておけば、車両各部の状態を探る参考になる。最後に点検整備した日付と記録内容も見ておこう。
車両チェックの勘どころ
塗装
●部分的に色調や艶が違う場合は、周辺の状態を慎重にチェック。エンジンルームやスペアタイヤ収納部などは、新車時から外装とは塗色が異なってることがある。●ドアの開口部など、外から見えない部分にマスキング(塗装スプレーの飛沫が広がらないようにするためのカバーを粘着テープなどで留める)した跡が残っていることがある。塗装表面を指や爪で撫でるように滑らせて、引っかかるような“直線状の段差”があれば、何らかの理由で塗装している。●部品などに塗料が付着している場合も、周辺を詳しく調べる必要がある。●車種によっては、スペアタイヤ収納部などに、塗装の飛沫が付着しているように見える、新車時から仕上げが荒くなっている部分もある。
取り付けネジ
●ネジ止め(ボルトやナットで固定)している車体まわりの部品を交換する時には工具を使う。ネジの頭の塗装が剥がれていたり、角がくずれていれば、ネジを回している。●ネジの頭が塗装されていれば比較的容易に確認できるが、無塗装ネジの場合は判断しにくい。傷や錆に注意して、関連する近隣のネジや、車体左右の同じ部品のネジと見比べる。
溶接とシーラー
●修理/交換で溶接している(熱を加えた)部分は、錆が発生しやすくなっている。特に床下は、溶接部の塗装の剥がれや浮きに注意する。
●鉄板の接合部分に塗布しているシーラー(隙間を埋める充填材)は、修理/交換で再溶接すると塗り直すので、不自然に見える。●爪で押して、表面が硬くても内部が柔らかい(プチッと表面が割れる)ようなら、新しいシーラーを盛っている。●シーラーは、盛り上がっていたり、窪んでいたり、横方向にヒダがあるなど、鉄板の接合状態やシーラーを塗布する方法によって形状が違っている。不自然に見える部分を見つけたら、車体の左右同じ場所を比べてみる。
●スポット溶接(鉄板の接合部に小さな丸い窪みが並んでいる)を修理工場で打ち直している場合は、直径が小さい、窪みが深い、ずれている(2度打ちした)など、新車組み立て時の状態とは異なる特徴がある。●電気スポット溶接の電極が入らない奥まった部分などは、炭酸ガスアーク溶接に代えることがあるので、スポット溶接の窪みがなくなっていることもある。
立て付け
●外板パネルなどを修理/交換すると、組み付ける際に誤差が出ることがある。隣接するパネルの隙間(チリと呼ぶ)の幅が均等になっていなければ、修理/交換している可能性がある。●バンパーなどは、ぶつけたり、押されてずれることもある。たとえ修理/交換していなくても、隙間が合っていなければ、なんらかのダメージを受けている。●プレスライン(外板パネルを折り曲げている角の線)やモール類(ドアなどに付いている飾り部品)など、外装部品が連なっている線のずれも、立て付けの狂いを見つけるヒント。
■今回の車両のプロフィール
●2009年5月にフルモデルチェンジして5代目となったレガシィシリーズ。「ツーリングワゴン」のエンジンは、従来の2.0Lから排気量を500cc拡大した、2.5L水平対向4気筒SOHCと2.5L水平対向4気筒DOHCターボの2種を採用。2.5L車はパドルシフト6速マニュアルモード付CVT、2.5Lターボ車はパドルシフトマニュアルモード付5速ATと6速MTを設定。全車AWD(4WD)だが、CVTはアクティブトルクスプリットAWD、5速ATはVTD-AWD(不等&可変トルク配分)、6速MTはビスカスLSD付センターデフ方式(機械式)を組み合わせている。3モードの走り味を選択できるSI-DRIVE、電動パワーステアリング、電動パーキングブレーキ、ヒルホールド機能、VDC(横滑り防止装置)などを全車に採用した。
●2010年5月にレガシィシリーズを改良。衝突の手前で自動ブレーキを作動させる運転支援システム・アイサイトver.2を採用した「アイサイト」を設定。あわせて、低価格の特別仕様車「Sスタイル」を設定。「Lパッケージ」、「Sパッケージ」の装備も充実させている。仕様グレードは、基本的に標準エンジンの「2.5i」とターボエンジンの「2.5GT」に分かれている。
「2.5i」は、ハロゲンヘッドライト・マニュアルレベライザー付、フルオートエアコン、オーディオレス・4スピーカー、16インチスチールホイールなどが標準装備。特別仕様車「Sスタイル」は、2.5iに、HIDロービームランプ、フロントフォグランプ、本革巻きステアリングホイール、マフラーカッター、トノカバー、専用16インチアルミホイールを組み込んでいる。「2.5i L パッケージ」は、HIDロービームランプ・オートレベライザー付、フロントフォグランプ、クリアビューパック(雨滴感知オートワイパー、オートライト、ヒーテッドドアミラー)、オールウェザーパック(フロントワイパーデアイサー、ポップアップ式ヘッドランプウォッシャー、リアフォグランプ)、UVカット機能付濃色ガラス、左右独立温度調整フルオートエアコン・後席ベンチレーション付、本革巻きステアリングホイール、運転席/助手席パワーシート、トノカバー、キーレスアクセス&プッシュスタート、オーディオレス・6スピーカー、17インチアルミホイールなどを追加装備。2.5i アイサイト」は、2.5i L パッケージと同等の装備に、車速追従機能付クルーズコントロール・停止保持機能付などを組み込む。「2.5i S パッケージ」は、専用フロントグリル/バンパー&サイドシルスポイラー、ブラックベゼルHID ロービームランプ、アルミパッド付スポーツペダル、18インチアルミホイールなどを標準装備に加える。
「2.5GT」は、ハロゲンヘッドライト、デュアルマフラーカッター、本革巻きステアリングホイール、17インチスリムスポークアルミホイールなどを装備した2.5Lターボ車のスタンダードタイプ。「2.5GT アイサイト」は、基本仕様は2.5GTに準じるが、装備は2.5iアイサイトとほぼ同じ。「2.5GT S パッケージ」も、2.5i S パッケージと同様の装備を2.5GT に追加する。
■参考車両と同時期の仕様グレード設定(2010.05)
グレード | 型式 | シフト | 駆動 |
2.5i | DBA-BR9 | CVT-6M | 4WD |
2.5i S スタイル | DBA-BR9 | CVT-6M | 4WD |
2.5i L パッケージ | DBA-BR9 | CVT-6M | 4WD |
2.5i アイサイト | DBA-BR9 | CVT-6M | 4WD |
2.5i S パッケージ | DBA-BR9 | CVT-6M | 4WD |
2.5GT | DBA-BR9 | 5AT-5M | 4WD |
2.5GT アイサイト | DBA-BR9 | 5AT-5M | 4WD |
2.5GT S パッケージ | DBA-BR9 | 5AT-5M | 4WD |
2.5GT S パッケージ | DBA-BR9 | 6MT | 4WD |