車種別仕様・中古車評価・まとめ
更新日:2024.07.30 / 掲載日:2024.07.30

スバル・クロストレック「ここがピカイチ!」

今回は新車購入に際して「コレを選べば間違いない!」とオススメできるモデルを“鉄板モデル”今回は新車購入に際して「コレを選べば間違いない!」とオススメできるモデルを“鉄板モデル”としてセレクト。いずれも弱点が少なく平均点の高いモデルが揃う車種について、平均点を超える“ピカイチ”な部分にフォーカスしてその魅力を紹介していこう。セレクト。いずれも弱点が少なく平均点の高いモデルが揃う10車種について、平均点を超える“ピカイチ”な部分にフォーカスしてその魅力を紹介していこう。

●文:渡辺陽一郎

SUBARU クロストレック (SUV)

●価格:266万2000〜328万9000円
●発表年月:’22年12月(未実施)
【2ℓハイブリッド FF/4WD

走りも使い勝手も! 好バランスで扱いやすい

クロストレックは、インプレッサをベースに開発されたSUVだ。インプレッサの最低地上高は、マイルドハイブリッドのeボクサー搭載車が135㎜だが、クロストレックは200㎜に拡大した。悪路のデコボコを乗り越えやすく、外観もSUVらしく野性的に変更された。フェンダーにはブラックの縁取りも装着され、全幅を20㎜広げている。

パワーユニットは水平対向4気筒2ℓをベースにしたマイルドハイブリッドのeボクサーだ。モーターの駆動力は、フルハイブリッドに比べて低い。それでもエンジン回転数が下がっている時にアクセルペダルを踏み増しすと、モーターが機敏に反応して駆動力を支援する。駆動方式は前輪駆動の2WDと4WDを用意した。4WDは、電子制御式の多板クラッチで前後輪に駆動力を配分する方式で、雪道や雨天に加えて乾燥した舗装路でも走行安定性を向上させる。

価格の割安度にも注目したい。ベースのインプレッサと直接比べることはできないが、装備と価格のバランスから考えると、内外装の変更や最低地上高の拡大は約12万円で実施されている。外観の変わり方を考えると、クロストレックは買い得に思える。

《ココがピカイチ》インプレッサがベースだから実用性も優秀

ハッチバックのインプレッサがベースだから、ほかのSUVとは異なるメリットがある。まず最低地上高には200㎜の余裕があるが、全高はシャークフィンアンテナを装着しないツーリングであれば1550㎜に収まる。立体駐車場の利用性が優れ、重心高も抑えられるから、走行安定性も満足できる。また全長を4480㎜に抑えながら、後席の足元空間は、4600㎜前後のミドルサイズSUV並みに広い。4名で乗車して、長距離を快適に移動できる。最低地上高を高めたことで着座位置も適度に高まり、乗降時の腰の上下移動量も小さい。

グローバルコンパクトとして設計されたインプレッサ譲りの使い勝手も魅力。2BOXスタイルでボディ後端までしっかり室内高を確保。
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内外出版/月刊自家用車

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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