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更新日:2025.03.28 / 掲載日:2020.10.09

トヨタ プリウスの狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

トヨタ プリウス

ハイブリッド乗用車として発売されたトヨタ プリウスに関して今回はグレード別に紹介していきます。「それぞれどのような特徴があるのか」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらいなのか」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。

トヨタ プリウスの歴史

トヨタ プリウスは、1997年に世界初の量産型ハイブリッド乗用車として登場しました。

ボディは5ナンバーサイズの4ドアセダンで、エクステリアデザインはトヨタのアメリカ拠点「CALTY」が手がけました。フロントグリルとボンネットを一体化させた先進的なデザインは、当時としては珍しく、空気抵抗の低減にも貢献。さらに、アルミホイールには空気抵抗を減らす樹脂製カバーを装着する独自の構造を採用していました。

パワートレインには、1NZ-FXE型ガソリンエンジンと1CM型永久磁石式同期モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。その後、モーターは2CM型へ改良され、効率が向上しました。「プリウス」という車名は、ラテン語で「先駆けて」を意味する言葉から名付けられています。

初代プリウスは、1995年に発表され、1997年に正式発売。新車価格は215万円と決して安価ではありませんでしたが、ハイブリッドシステムの開発コストを考慮すると、原価を下回る価格設定だったとも言われています。2代目や3代目ほどの大ヒットには至らなかったものの、世界初のハイブリッド車として確かな販売実績を残し、自動車業界に新たな道を切り開いたモデルとなりました。

2003年に登場した2代目プリウスは、先代の4ドアセダンから5ドアハッチバックへとボディ形状が変更されました。国外市場を意識してボディサイズがやや拡大し、日本国内では3ナンバーサイズとなっています。パワートレインは先代と同じ1.5Lエンジンを採用しながらも、駆動用モーターは3CM型に改良され、出力が50kWへ大幅アップ。これにより、燃費性能と走行性能が向上しました。

2009年1月の北米国際オートショーで3代目プリウスが発表され、同年5月に日本での販売が開始されました。さらなる燃費向上を目指し、エンジンを従来の1.5L(1NZ型)から1.8Lの水冷直列4気筒エンジンへと変更。排気量の増加により、高速走行時の燃費性能も向上しました。当初、バッテリーにはリチウムイオン電池の採用が検討されていましたが、安全性やコストを考慮し、ニッケル水素電池が引き続き採用されています。

2015年に登場した4代目プリウスでは、トヨタの新しい車両開発システム「TNGA(Toyota New Global Architecture)」を採用。これにより、走行性能や乗り心地が大幅に向上しました。また、エンジンの熱効率改善やハイブリッドシステムの小型化によって、プリウス Eグレードではリッター40.8kmの低燃費を達成。さらに、プラグインハイブリッドモデル「プリウスPHV」もラインナップに加わり、環境性能と利便性を両立したモデルへと進化しています。

2023年に登場した5代目プリウスは、第2世代TNGAプラットフォームを採用し、低重心化と高剛性化をさらに強化。これにより、スポーティな走行性能と快適な乗り心地を両立しています。ハイブリッドシステムも進化し、従来の1.8Lエンジンに加え、新たに2.0Lエンジンを導入。高効率なエンジンとモーターの組み合わせにより、優れた燃費性能を安定的に発揮します。

また、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルでは、EV走行距離が大幅に向上し、より実用的な電動走行が可能となりました。燃費性能と走行性能を高次元で両立した5代目プリウスは、まさに次世代のエコカーと言えます。

プリウス Z

豪華装備の最上級グレード「プリウス Z」

プリウス Zは、5代目プリウスに設定された最上級グレードで、高い走行性能と快適性を兼ね備えたモデルです。パワートレインには2.0Lエンジンを採用し、HEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)の両モデルをラインアップ。特にPHEVモデルは、先代よりEV走行距離が大幅に向上し、さらに優れた環境性能を実現しています。

装備面では、19インチアルミホイールや上質なインテリアを採用し、前席にはパワーシートやシートヒーターを標準装備。さらに、最新の先進安全技術も充実しており、洗練されたデザインと最新機能を兼ね備えています。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス Zを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2023年式:290万円〜799万円
2024年式:299万円〜570万円
2025年式:398万円〜468万円

プリウス Zはトヨタ車のなかで人気車種であり、流通台数は非常に多めです。しかし、最上級グレードかつ高年式といった理由から、どの年式も高めの価格が付けられています。

先代モデルとの比較

第5世代(現行モデル):2023年~
最上級グレードのプリウス Zには最新の第5世代ハイブリッドシステムを搭載し、2.0Lエンジンを採用。システム最高出力は144kW(196PS)を発揮し、パワフルな走行性能と優れた燃費性能を両立しています。さらに、PHEV(プラグインハイブリッド)モデルも設定され、EV走行距離は従来比75%向上し、最大105kmを実現しました。

エクステリアは、プリウスの象徴であるモノフォルムシルエットを継承しながら、ワイド&ローなスポーティなデザインへ進化。足元には19インチホイールを採用し、よりダイナミックな印象を与えます。

インテリアには、スポーティなパワーシートをはじめ、シートヒーターやベンチレーション機能を搭載し、高い快適性を提供。さらに、12.3インチディスプレイオーディオやデジタルインナーミラーなど、先進装備も充実しています。

また、安全性能の面でも進化しており、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を標準装備しました。

エンジンは2.0L 直列4気筒+モーター、最高出力151ps。ボディサイズは全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mmです。

人気のあるカラー

プリウス Zのボディカラーは、下記の6色が設定されています。

・アティチュードブラックマイカ
・ダークブルー
・アッシュ
・マスタード
・エモーショナルレッドII
・プラチナホワイトパールマイカ

このなかでは、マイカ塗装の質感や光沢感を感じられるブラックの「アティチュードブラックマイカ」と、ホワイトをベースにパールが輝きを放つ「プラチナホワイトパールマイカ」が人気色です。

プリウス G

性能とコストのバランスに優れた「プリウス G」

プリウス Gは、5代目プリウスに設定された標準グレードです。Zグレードと同じ2.0Lエンジンを搭載し、HEVとPHEVの両モデルをラインアップしています。エクステリアには、19インチアルミホイールやLEDヘッドランプを装備しており、外観上はZグレードと大きな違いはありません。

ただし、Zグレードに標準装備されている12.3インチディスプレイオーディオやパワーシートなどの一部快適装備は省かれており、シンプルな仕様となっています。そのため、燃費や走行性能を重視しながらも、コストパフォーマンスを求めるユーザーに最適なグレードと言えるでしょう。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス Gを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2023年式:274万円〜799万円
2024年式:299万円〜570万円
2025年式:338万円〜468万円

GグレードもZ同様に流通台数は豊富で、状態が良い車両が多くみられます。ただし、やはり高年式であるため、価格も高めです。

先代モデルとの比較

第5世代(現行モデル):2023年~
プリウス Gは、2.0Lエンジンを搭載し、PHEVモデルはシステム最高出力223PSを発揮し、EVモードでの力強い加速と優れた環境性能を両立しています。EV走行距離は19インチタイヤ装着時で87kmに達し、日常の多くのシーンで電気のみの走行が可能です。

走行性能では、高剛性なTNGAプラットフォームとダブルウィッシュボーン式リアサスペンションを採用し、安定性と快適な乗り心地を確保。さらに、「回生ブースト機能」を搭載し、ブレーキの踏み替え回数を減らしながら、スムーズでコントロールしやすい走行を実現しています。

また、PHEVモデルならではの機能として、外部給電機能やエンジン発電機能を備えており、アウトドアや災害時にも車を電源として活用可能です。

エンジンは2.0L 直列4気筒+モーター、最高出力151ps。ボディサイズは全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mmです。

人気のあるカラー

プリウス Gのボディカラーは、下記の4色が設定されています。

・アティチュードブラックマイカ
・アッシュ
・マスタード
・プラチナホワイトパールマイカ

プリウスGでもZと同様に、マイカ塗装の質感や光沢感を感じられるブラックの「アティチュードブラックマイカ」と、ホワイトをベースにパールが輝きを放つ「プラチナホワイトパールマイカ」が人気です。

プリウス S

プリウス S スティールブロンドメタリック

標準グレードながらも実用性を高めた「プリウス S」

プリウス Sは、プリウスのなかでも標準グレードとして初代から設定されています。以下のように実用性を充実させる装備が多数備わっているのが特徴です。

・運転席のシートが上下に動く機能
・助手席のリクライニング機能やスライド機能
・フロントコンソールトレイ
・大型コンソールボックス

また、ステアリングホイールは合革巻き、フロントガラスはUVカットと、快適にドライブできる装備となっています。燃費はプリウス Eよりも下がりますが、実用性を高めたグレードです。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス Sを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2000年式:流通量希少により算出不可
2001年式:67万円~100万円
2002年式:108万円
2003年式:48万円
2004年式:ASK(価格は店舗へ相談)
2005年式:流通量希少により算出不可
2006年式:50万円
2007年式:55万円~58万円
2008年式:55万円~64万円
2009年式:40万円~213万円
2010年式:30万円~233万円
2011年式:35万円~165万円
2012年式:38万円~165万円
2013年式:48万円~203万円
2014年式:48万円~165万円
2015年式:50万円~246万円
2016年式:78万円~317万円
2017年式:88万円~293万円
2018年式:88万円~278万円
2019年式:113万円~347万円
2020年式:124万円~350万円
2021年式:162万円~261万円
2022年式:160万円~259万円
2023年式:流通量希少により算出不可

初代プリウス Sの流通はごくわずかですが、2代目以降になると流通量が増えています。また、車両の状態や価格が幅広いため、購入に際しては十分に確認することをおすすめします。

先代モデルとの比較

第2世代:2003年~2009年
初代から設定されたプリウス Sは、この世代では量販モデルの標準グレードとして設定されました。

ハロゲン式ヘッドランプを標準装備しています。登場から20年近く経過しているため、価格は低めです。

エンジンは1.5L直列4気筒ターボ最高出力77ps。ボディサイズ全長4445mm×全幅1725mm×全高1490mmです。

第3世代:2009年~2015年
この世代でも標準グレードとして設定されており、ヘッドランプはディスチャージヘッドランプに変更されました。

比較的新しい年式のものも多く流通していることから、状態もよく100万円を超える値段で販売されている車両も確認できます。

エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高出力98ps。ボディサイズは全長4540mm×全幅1760mm×全高1470mmです。

第4世代:2015年~2023年
第4世代では、合革巻きステアリングと大型コンソールボックスを備えました。また、フロントガラスにはUVカットに撥水機能が追加され、日常使いに実用性の高い快適な機能が備わっています。

実用性が高いことから人気のグレードで、なかには新車価格を超える中古車も出回っているほどです。

エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高力72ps。ボディサイズは全長4310mm×全幅1695mm×全高1490mmです。

人気のあるカラー

プリウス Sのボディカラーは、下記の8色が設定されています。

・スーパーホワイトII
・プラチナホワイトパールマイカ
・シルバーメタリック
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・エモーショナルレッドII
・ブルーメタリック
・ブラッキッシュアゲハガラスフレーク

このなかでは、明るいシルバーの「シルバーメタリック」が人気です。

プリウス A

プリウス A ブルーメタリック

最上級グレードとして装備の充実した「プリウス A」

プリウス Aは、2015年の4代目から設定されました。フロントガラスは紫外線を99%カットするスーパーUVカットガラスを採用し、撥水性と遮音性を備えます。

運転席は、前後上下の4方向にプラスして、傾きが4方向ある8ウェイパワーシートです。アクセルとブレーキの踏み間違時の衝突回避または被害軽減するインテリジェントクリアランスソナー、車両の接近を警告するブラインドスポットモニターなどと、先進安全装備を充実させ、安全性能を向上させています。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス Aを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2015年式:110万円~178万円
2016年式:85万円~258万円
2017年式:101万円~237万円
2018年式:120万円~250万円
2019年式:123万円~262万円
2020年式:139万円~290万円
2021年式:175万円~298万円
2022年式:242万円~265万円
2023年式:流通量希少により算出不可

プリウス Aは流通台数も安定しており、良質な車両が多く見られます。一方で古い年式の価格はこなれており、100万円以下での購入も可能です。

先代モデルとの比較

第4世代:2015年~2023年
プリウス Aは4代目から設定されたグレードです。プリウス Sの上位グレードとなっており、4代目では最上級グレードという位置づけとなっています。

フロントガラスはUVカットガラスであり、撥水性と遮音性が高く、紫外線を99%カットするので室内で日焼けする心配は少ないでしょう。ホイールは15インチアルミホイールに樹脂キャップを装備し、スタイリッシュな見た目となりました。フロントにはLEDのフォグランプを装備します。

プリウス Sのバッテリーはニッケル水素電池であるのに対して、プリウス Aのバッテリーはリチウムイオン電池です。リチウムイオン電池にすることで、小型で軽量化しています。ニッケル水素電池とリチウムイオン電池の性能には違いはありませんが、バッテリーのコストはプリウス Aのリチウムイオン電池の方が高いです。

このグレードはどの年式も安定して流通しています。なかでも、高年式のものは新車価格に近い価格で取引されているようです。

エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高出力98ps。ボディサイズは、全長4575mm×全幅1760mm×全高1470mmです。

人気のあるカラー

プリウス Aのボディカラーは、下記の8色が設定されています。

・スーパーホワイトII
・プラチナホワイトパールマイカ
・シルバーメタリック
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・エモーショナルレッドII
・ブルーメタリック
・ブラッキッシュアゲハガラスフレーク

このなかでは、ホワイトをベースにパールが輝きを放つ「プラチナホワイトパールマイカ」と、マイカ塗装の質感や光沢感を感じられるブラックの「アティチュードブラックマイカ」が人気です。

プリウス E

プリウス E

 

「プリウス E」はプリウスのなかでも一番の燃費の良さ

プリウス Eはプリウスのエントリーグレードであり、4代目から登場しました。プリウスのグレードの中で一番燃費が良く、リッター40.8kmの燃費を実現しています。低燃費を実現するために、リアスタビライザーは装備せず、燃料タンク容量は38Lと他のグレードよりも5L少ないです。

エントリーグレードなので、シートバックポケットや運転席シートの上下機能、助手席のリクライニング機能は省かれましたが、スマートキーやオートエアコン、衝突回避支援パッケージは装備されています。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス Eを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2015年式:108万円
2016年式:98万円~323万円
2017年式:110万円~198万円
2018年式:125万円~153万円
2019年式:115万円~188万円
2020年式:流通量希少により算出不可
2021年式:189万円
2022年式:208万円
2023年式:流通量希少により算出不可

プリウスEは4代目の2015年から設定されたグレードです。プリウスに設定されているグレードのなかでも一番新車価格が安いため、100万円を切る価格の中古車もあります。

先代モデルとの比較

第4世代:2015年~2023年
プリウス Eは4代目で設定されたグレードです。4代目のグレードの中で最廉価グレードながらも、一番燃費が良く、他のグレードの燃費がリッター37.2kmであるのに対して、プリウス Eの燃費はリッター40.8kmとなっています。廉価グレードであるために、燃料タンク容量は他のグレードよりも5L少ない38Lであり、リアスタビライザーがなく、運転席の上下機能や助手席のリクライニング機能が省かれました。

搭載するバッテリーはリチウムイオン電池で、これによりニッケル水素電池を搭載するときよりも重量が15kg軽くなっています。さらに装備を最小限にすることにより、総合的に車体重量を軽くして、燃費アップを果たしています。また、ウォッシャータンクの容量も他のグレードが4.8Lであるのに対して、プリウス Eは2.0Lです。燃費を向上させる代わりに、装備を少なくしていたという特徴のあるグレードといえます。

プリウス Eは最廉価グレードであるからなのか、同じ世代で登場したグレードのプリウス Aに比べるとあまり流通台数は多くはありません。

エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高出力98ps。ボディサイズは全長4575mm×全幅1760mm×全高1470mmです。

人気のあるカラー

プリウス Eのボディカラーは、下記の3色が設定されています。

・スーパーホワイトII
・シルバーメタリック
・アティチュードブラックマイカ

このなかでは、パールの入っていない単色のホワイトにあたる色の「スーパーホワイトII」が人気です。

プリウス G’s

プリウス G’s

スポーツ志向の装備が加えられた「プリウス G’s」

プリウス G’sは、3代目の2014年から追加されたグレードです。GAZOO Racingによって、スポーツ志向の装備が加えられ、下記が専用装備になっています。

・バンパー
・LEDイルミネーションビーム
・ホイール
・マフラー
・エンブレム
・シート など

このグレードはプリウス S”ツーリングセレクション”をベースにしており、動力性能はツーリングセレクションと同じです。補強プレートなどによってボディ剛性を強化しています。

中古で購入する際の目安となる予算

プリウス G’sを中古で購入する際の目安となる予算をご紹介します。

<年式:予算目安>
2011年式:流通量希少により算出不可
2012年式:63万円~164万円
2013年式:70万円~163万円
2014年式:85万円~179万円
2015年式:70万円~163万円

プリウスG’sは3代目のみで設定されたグレードです。最終モデルであっても登場から10年ほど経っているため、購入前に車の状態を十分に確認することをおすすめします。

先代モデルとの比較

第3世代:2009年~2015年
プリウス G’sは3代目で設定されたグレードです。GAZOO Racingというプロジェクトの一環として、走りの楽しさを追求するために開発されました。Gスポーツという意味で、グレード名にG’sがつけられています。

プリウス Sツーリングセレクションをベースに開発されました。サイドシル部をスポット溶接し、車体底部に補強ブレースを装備して剛性を高め、専用のサスペンションを装備しています。また、G’s専用のパーツやインテリアも用意され、専用デザインの前後のバンパー、フロントはLEDイルミネーションビーム、専用エンブレム、専用の大型マフラーカッターを装備しました。

インテリアは専用表皮シートになっており、インパネにカーボン調の加飾を施し、さらにアルミ製のペダルを採用しています。カップホルダーやドアアームレストカバーなども専用の装備です。

このグレードは3代目のみ設定され、4代目からはプリウス G’sの代わりとして、プリウス GRというグレードが設定されました。3代目に登場したグレードですが、中古車市場にはある程度の台数が流通しているので良質な車両も見つけられます。

エンジンは1.8L直列4気筒ターボ最高出力99ps。ボディサイズは全長4515mm×全幅1745mm×全高1475mmです。

人気のあるカラー

プリウス G’sのボディカラーは、下記の6色が設定されています。

・ホワイトパールクリスタルシャイン
・スーパーホワイトII
・シルバーメタリック
・ブラック
・レッドマイカメタリック
・ボルドーマイカメタリック

この中では、パール塗装されたホワイトの「ホワイトパールクリスタルシャイン」、漆黒の「ブラック」、光沢感があり鮮やかな赤色の「レッドマイカメタリック」が人気です。

※本記事は、2025年3月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。

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グーネットマガジン編集部

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