中古車購入
更新日:2025.02.28 / 掲載日:2020.08.18
M3の狙い目グレードや特徴と価格相場を紹介

デザイン、走行性どこをとっても完璧で、動力性能に優れているモデルとして人気の高いBMW M3に関して、今回はグレード別に紹介していきます。「それぞれどのような特徴があるの?」「中古で購入する場合に目安となる予算はどれくらい?」といった実際に購入を検討されている方に必要な情報を掲載していますので確認してみてください。
BMW M3の歴史
BMWの主力セダンである3シリーズをベースに、高性能バージョンとして開発されたのがM3です。初代モデルは1985年に西ドイツで登場し、1987年から日本への輸入が開始されました。M3の駆動方式は歴代モデル共通でFR(フロントエンジン・リアドライブ)を採用。前輪が操舵、後輪が駆動を担うことで優れたバランスを実現し、加速時のトラクション性能も優れているため、スポーツ走行に適しています。
また、スポイラーなどのエアロパーツによる空力性能の向上、スポーティーさと高級感を兼ね備えたインテリアもM3の魅力の一つ。専用設計のステアリングやシートがドライビングへの高揚感を引き立てます。
歴代M3の多くは、BMWを象徴する「シルキーシックス」と呼ばれる直列6気筒自然吸気エンジンを搭載。滑らかで雑音の少ないエンジン音と、高回転域までスムーズに吹け上がる特性を持ち、卓越した走行性能を提供します。
2007年に登場したE90・E92型では、さらなるパワーアップを図るため、搭載エンジンがV型8気筒に変更されました。現行モデルであるF80型ではターボエンジンを採用し、低回転域から圧倒的なパワーを発生させる現代的な性能を実現しました。
トランスミッションは世代ごとに異なるものの、その時代の最先端技術が投入され、素早いシフトチェンジによるダイレクトな操作感がドライビングの楽しさを引き立てています。
また、サスペンションの最適化や各種走行サポート機能の充実、徹底したボディの軽量化により、高い走行性能を実現。M3のボディタイプは、初代では2ドアセダンのみでしたが、第2世代からクーペが主流となり、後にセダンも追加。5代目となるM3では、4ドアセダンのみのラインアップとなりました。
6代目M3は、Mモデルの伝統を受け継ぎながら最先端技術を取り入れ、さらなる進化を遂げました。高性能かつ多用途なスポーツセダンとして開発され、3.0L直列6気筒ツインターボエンジン(S58型)を搭載し、圧倒的なパフォーマンスを実現しています。
駆動方式にはシリーズ初となるM xDriveを採用し、4WDとFRの切り替えが可能に。さらに、最新のMアダプティブサスペンションやデジタルコックピットを搭載し、卓越した走行性能と快適性を両立させたモデルとなっています。
M3 セダン コンペティション M xDrive
M3史上初の4WDモデル「M3 セダン コンペティション M xDrive」
M xDriveシステムにより、状況に応じて後輪駆動寄りの設定が可能で、ダイナミックな走行フィールを提供します。さらに、専用のスポーツサスペンションやオプションのMカーボンセラミックブレーキを備え、高い操縦安定性と制動力を確保しています。
インテリアにはMスポーツシートや最新のデジタルインターフェースを採用し、スポーティーさと快適性を両立。ドライバーにとって最適な環境を提供する一台となっています。のデジタルインターフェースを搭載し、快適性とスポーティーさを兼ね備えています。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2021年式:990万円~1016万円
2022年式:900万円~1145万円
2023年式:1100万円~1217万円
2024年式:1228万円~1293万円
2025年式:流通量希少のため算出不可
M3 セダン コンペティション M xDriveは、2021年に登場した新しいグレードで、発売からまだ数年しか経っていないこともあり、中古車市場における流通量はごくわずかです。新車販売価格よりは安いものの、まだまだ高めの価格設定となっています。
先代モデルとの比較
BMW M3 セダン コンペティション M xDriveは、第6世代で新たに追加されたグレードで、圧倒的なパフォーマンスと俊敏な走行性能を兼ね備えたモデルです。
搭載される3.0L直列6気筒ツインターボエンジン(S58型)は、最大トルク650N・mを発揮し、力強い加速を実現。トランスミッションには8速MステップトロニックATを採用し、0-100km/h加速は約3.5秒を記録します。
M xDriveシステムにより、4WDとFRの切り替えが可能。走行状況に応じて4WD、4WDスポーツ、2WDの3つのドライビングモードを選択できます。サスペンションはMアダプティブ仕様を採用し、フロントにダブルジョイントスプリングストラット式、リアに5リンク式を搭載することで、高い操縦安定性を実現しました。
ブレーキにはMコンパウンドブレーキを標準装備し、オプションでMカーボンセラミックブレーキも選択可能。ホイールはフロント19インチ、リア20インチを採用し、優れたトラクションと俊敏なハンドリングを提供します。軽量素材の採用により、車両重量は約1780kgに抑えられ、バランスの取れたドライビングフィールを実現しています。
エンジンは3.0L直列6気筒DOHCツインターボ、最高出力は530ps。ボディサイズは全長4805mm×全幅1905mm×全高1435mmです。
人気のあるカラー
・アルピン・ホワイト
・サンパウロ・イエロー
・ブラック・サファイア(メタリック)
・アヴェンチュリン・レッド(メタリック)
・スカイスクレイパー・グレー(メタリック)
・Mポルティマオ・ブルー(メタリック)
・M アイル・オブ・マン・グリーン(メタリック)
・M ブルックリン・グレー(メタリック)
・M トロント・レッド(メタリック)
・BMW Individual タンザナイト・ブルー(メタリック)
・BMW Individual ドラバイト・グレー(メタリック)
・BMW Individual フローズン・ブリリアント・ホワイト(メタリック)
・BMW Individual フローズン・ポルティマオ・ブルー(メタリック)
・BMW Individual フローズン・ピュア・グレー(メタリック)
中古車市場における流通量が少ないため、人気のボディカラーを特定するのは難しいのですが、現在流通しているものの多くは定番色で発色の良いホワイト色「アルピン・ホワイト」か、黒に近い青色の「ブラック・サファイア(メタリック)」のいずれかです。この2色が人気を分け合っているといっていいでしょう。
M3 ツーリング コンペティション M xDrive
満を持してM3に誕生した快足ワゴン「M3 ツーリング コンペティション M xDrive」
駆動方式にはM xDriveシステムを採用し、通常は4WDながら、後輪駆動モードへの切り替えも可能。これにより、優れたトラクション性能とダイナミックな走行フィールを両立しています。また、MアダプティブサスペンションやMスポーツディファレンシャルを搭載し、俊敏なハンドリングと高い安定性を実現しました。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2021年式:流通量希少のため算出不可
2022年式:流通量希少のため算出不可
2023年式:1417万円
2024年式:1238万円~1410万円
2025年式:流通量希少のため算出不可
M3 ツーリング コンペティション M xDriveは、2022年に登場したグレードで、発売からまだ2年ほどしか経っていません。そのため中古車市場における流通量は、M3 セダン コンペティション M xDriveよりもさらに少ないものとなっています。販売価格もまだまだ高値安定といった感じで、新車販売価格とそれほど変わらないというのが現状です。
先代モデルとの比較
BMW M3 ツーリング コンペティション M xDriveは、第6世代で新たに登場したグレードで、M3史上初のステーションワゴンモデルとして、高いスポーツ性能と実用性を両立しています。500L以上のラゲッジスペースを確保し、スポーツモデルでありながら、日常の利便性にも優れた一台です。
駆動方式にはM xDriveシステムを採用しており、4WD・4WDスポーツ・2WD(後輪駆動)モードを選択可能。搭載される3.0L直列6気筒ツインターボエンジン(S58型)は、最大トルク650N・mを発揮。8速MステップトロニックATと組み合わされ、0-100km/h加速は約3.6秒を記録します。
サスペンションはMアダプティブ仕様で、フロントにはダブルジョイントスプリングストラット式、リアには5リンク式を採用。ブレーキにはMコンパウンドブレーキを標準装備し、オプションでMカーボンセラミックブレーキも選択できます。
エンジンは3.0L直列6気筒DOHCツインターボ、最高出力は530ps。ボディサイズは全長4805mm×全幅1905mm×全高1450mmです。
人気のあるカラー
・アルピン・ホワイト
・サンパウロ・イエロー
・ブラック・サファイア(メタリック)
・アヴェンチュリン・レッド(メタリック)
・スカイスクレイパー・グレー(メタリック)
・Mポルティマオ・ブルー(メタリック)
・M アイル・オブ・マン・グリーン(メタリック)
・M ブルックリン・グレー(メタリック)
・M トロント・レッド(メタリック)
・BMW Individual タンザナイト・ブルー(メタリック)
・BMW Individual ドラバイト・グレー(メタリック)
・BMW Individual フローズン・ブリリアント・ホワイト(メタリック)
・BMW Individual フローズン・ポルティマオ・ブルー(メタリック)
・BMW Individual フローズン・ピュア・グレー(メタリック)
M3 ツーリング コンペティション M xDriveも中古車市場における流通量が少ないため、人気のボディカラーを特定するのは困難です。ただ、現在中古車市場で流通しているものの多くは、定番色で発色の良いホワイト色の「アルピン・ホワイト」と、黒に近い青色「ブラック・サファイア(メタリック)」でした。
M3 CSL

スポーツカーらしいたたずまいの「M3 CSL」
M3のベースグレードとの最大の違いは、カーボンファイバー強化プラスチックの採用によりボディを軽量化していること。また、エンジンマネジメントの変更やバルブまわりの設計を見直すことで、ベースグレードよりもパワーアップされ、360psという最高出力を誇っています。さらに専用のスポーツシートを装備することで、スポーツカーらしいたたずまいと高級感が演出されているのが特徴です。
中古で購入する際の目安となる予算
先代モデルとの比較
M3のCSLは、E46型とよばれる第4世代の3シリーズをベースにしたM3のグレードのひとつです。通常のM3から装備の簡素化・サイドエアバッグの非採用・遮音材の廃止に加え、強化プラスチックを採用することで、重量はベースモデルより100kg以上軽量化されています。
また、シルキーシックスの高性能エンジンとあいまって、0→100km/L加速4.9秒という高い性能を誇っているのが特徴です。トランスミッションはSMGとよばれるシーケンシャルミッションのみのラインナップですが、パドルシフトも装備されることでマニュアル操作も可能に。駆動方式はM3のベースグレードと同様FRで、左ハンドル車のみの設定です。
CSLは限定車として少数しか日本に輸入されておらず、販売終了から15年近く経過していることもあり、現在では中古車情報サイトの販売情報を確認できません。CSLが欲しいと考えている人は、見つけたら車両コンディションをチェックした上で即購入するべきでしょう。
エンジンは、3.2L直列6気筒ターボ最高出力360ps。ボディサイズは全長4490mm×全幅1780mm×全高1370mmです。
人気のあるカラー
・ブラックサファイアメタリック
・シルバーグレーメタリック
しかし、現時点での中古車の流通が確認できなかったため、人気カラーの正確な傾向を確認できませんでした。
M3 SMGⅡ
シーケンシャルMトランスミッション搭載「M3 SMGⅡ」
構造はマニュアルミッションですが、クラッチ操作を機械が行うというセミATになります。通常のATモードだけでなく、マニュアル操作によるシフトチェンジをドライバー自ら行うことも可能です。また、フロアのシフトノブに加え、パドルシフトも装備されているため、ステアリングから手を離す必要がないという特徴があります。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
2003年式:流通量希少のため算出不可
2004年式:372万円
2005年式:流通量希少のため算出不可
2006年式:519万円
M3SのMGⅡは、新車の販売終了から19年近く経過しているため、流通量はごく少数です。10万km以上走行した車両であっても300万円以上、5万km走行のものでは500万円を超える値段がつくようです。
先代モデルとの比較
M3 SMGⅡは、E46型のM3にSMGIIというシーケンシャルMトランスミッションが搭載されています。気品の高さをもつクーペボディに対して、日常ユースにおける実用性や安全性・燃費性能を高い次元で実現させました。
クラッチ操作を自動的に行うセミオートマチックミッションは、シフトレバー根元にあるスイッチを使い、最適なモードを選ぶことで日常ユースからサーキットまで走行状況に応じたきめ細やかなシフトチェンジが可能。スポーティーながら扱いやすいという特徴から、マニュアル操作にこだわる上級者からAT免許しかないけどM3の高性能を楽しみたいという人まで、さまざまなドライバーにおすすめできるモデルです。
駆動方式はBMWこだわりのFRを採用し、多くのM3と同様、右ハンドルと左ハンドル両方が用意されました。基本的に、トランスミッションを除けば、ベースモデルと同様の装備・走行性能です。
M3 SMGIIは生産終了してから19年以上経過していますが、中古車は安いものでも300万円近くします。
エンジンは、3.2L直列6気筒ターボ最高出力343ps。ボディサイズは全長4490mm×全幅1780mm×全高1370mmです。
人気のあるカラー
・カーボン・ブラック
・ブラックⅡ
・アルピン・ホワイトⅢ
・シルバーグレー
・フェニックスイエロー
・チタンシルバー
・イモラレッドⅡ
・ミスティックブルー
この中では、鮮やかな黄色の「フェニックスイエロー」が人気です。このカラーは販売当初は人気がなかったものの、現在では市場価格がかなり上がっていることから人気があるといえます。
M3 ベースグレード
ベースグレードながらも走行性能が高めの「M3 ベースグレード」
初代の2ドアセダンに加え、世代によりクーペや4ドアセダンなどさまざまなボディタイプが国内で販売され、現行モデルでは4ドアセダンが用意されています。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:グレード名:予算目安>
1987年式:ASK(価格は店舗へ問い合わせてご確認ください)
1988年式~2007年式:流通量希少のため算出不可
2008年式:298万円~649万円
2009年式:320万円~503万円
2010年式:391万円
2011年式:293万円~333万円
2012年式:流通量希少のため算出不可
2013年式:流通量希少のため算出不可
2014年式:388万円~517万円
2015年式:373万円~510万円
2016年式:410万円~512万円
2017年式:388万円~587万円
2018年式:711万円~735万円
2019年式:流通量希少のため算出不可
M3の4ドアセダンは先代モデルと現行モデルに用意されていますが、全国でも30台程度とそれほど多くありません。現行モデルは年式が新しいため、価格が高めです。しかし、先代モデルなら300万円程度で購入できます。
先代モデルとの比較
第1世代のM3は、2ドアセダンというボディタイプでした。スポイラーの装着やワイドフェンダーなどが、外観上のアクセントになっています。ベースの3シリーズから空力性能が高められており、3シリーズのCD値0.38から0.33まで向上しました。この時期のM3は、左ハンドル・5速MTのみラインナップされています。
販売からすでに45年以上経過しているため、中古車市場で探すのは困難でしょう。
エンジンは2.3L直列4気筒ターボ最高出力195ps。ボディサイズは全長4345mm×全幅1680mm×全高1365mmです。
第4世代:2007年~2014年(E90型)
第2・3世代はクーペのみの設定だったため、ベースグレードは4代目で復活します。第4世代のM3は、2007年にクーペボディから販売開始され、翌年にセダンモデルが登場しました。歴代のM3が直列エンジンを搭載していたのに対し、はじめてV型エンジンを採用します。当初は6速MTのみが用意されていましたが、のちに7速ATもラインアップに加わりました。
中古車市場にはそれほど多い台数は確認できませんが、この世代なら300万円前後で購入できそうです。
エンジンは4.0LV型8気筒ターボ最高出力420ps。ボディサイズは全長4585mm×全幅1815mm×全高1435mmです。
第5世代:2014年~2019年(F80型)
第5世代にあたる現行のM3はセダンボディのみの展開となっており、M3セダンとよばれています。歴代のM3は自然吸気エンジンを搭載していましたが、このモデルではじめてターボエンジンを採用。搭載ミッションは、高い伝達性や変速時のショックを感じさせない特徴を持つ7速M DCT Drivelogicを採用します。
6代目で姿を消しましたが、中古車市場ではまだ高めで取引されているようです。
エンジンは、3.0L直列6気筒ターボ最高出力431ps。ボディサイズは全長4685mm×全幅1875mm×全高1430mmです。
人気のあるカラー
・ブラック・サファイア
・アルピン・ホワイトⅢ
・ミネラル・ホワイト
・ミネラル・グレー
・シルバーストーンⅡ
・ヤス・マリナ・ブルー
・オースチン・イエロー
・サキール・オレンジⅡ
この中で人気があるのは、やはり定番色で発色の良いホワイト色の「アルピン・ホワイトⅢ」です。
M3 クーペ

「M3 クーペ」は使い勝手や安全性能が高いグレード
2014年にモデルチェンジを受けた際に、クーペはM3のラインアップから外れました。新たに登場したM4クーペという車種が、M3クーペの後継モデルにあたります。
中古で購入する際の目安となる予算
<年式:予算目安>
1994年式:394万円
1995年式:流通量希少のため算出不可
1996年式:530万円~568万円
1997年式:流通量希少のため算出不可
1998年式:560万円
1999年式:流通量希少のため算出不可
2000年式:流通量希少のため算出不可
2001年式:461万円~588万円
2002年式:399万円~ASK(価格は店舗へ問い合わせてご確認ください)
2003年式:450万円
2004年式:ASK(価格は店舗へ問い合わせてご確認ください)
2005年式:565万円
2006年式:流通量希少のため算出不可
2007年式:360万円~900万円
2008年式:237万円~347万円
2009年式:344万円~648万円
2010年式:296万円~637万円
2011年式:280万円~514万円
2012年式:398万円~464万円
2013年式:流通量希少のため算出不可
2014年式:流通量希少のため算出不可
M3クーペの中古車価格は、相場とよべるほど出回っていませんが、ある程度の流通が確認できる年式をピックアップしたところ上記の価格が確認できました。走行距離は少ない車両で2~6万km、年式が古いと約20万kmの車両もありました。
先代モデルとの比較
M3クーペの第1世代といえるのが、1994年に登場したE36型です。バンパースポイラーや専用アルミホイールなどが3シリーズとの違いで、左ハンドルのみが用意されています。
この世代は販売から30年以上経過しているため、市場で探すのは難しいでしょう。
エンジンは1996年までが3.0L直列6気筒ターボ最高出力286ps、1997年以降は3.2L直列6気筒ターボ最高出力321ps。ボディサイズは全長4435mm×全幅1710mm×全高1335mmです。
第2世代:2001~2006(E46型)
この世代のM3から、右ハンドルも選べるようになりました。直列6気筒エンジンに6速MTが組み合わされ、5.2秒という0→100km/L加速性能を誇ります。また、Mステアリングホイールや専用スポーツシート、専用サスペンションなども3シリーズとの差別化されたポイントです。
M3クーペの中古車は、この世代から確認できました。
エンジンは、3.2L直列6気筒ターボ最高出力343ps。ボディサイズは全長4490mm×全幅1780mm×全高1370mmです。
第3世代:2007~2014(E92型)
これまでのM3クーペはシルキーシックスとよばれる直列6気筒エンジンを搭載していましたが、この世代ではV型8気筒エンジンを新たに採用することで、エンジンパワーが大幅にアップしました。トランスミッションは6速MTに加え、新たに7速DCTがラインナップされます。
比較的新しい世代ですが、生産終了していることもあり高値で取引されているのが特徴です。
エンジンは、4.0LV型8気筒ターボ最高出力420ps。ボディサイズは全長4620mm×全幅1805mm×全高1425mmです。
人気のあるカラー
・アルピン・ホワイトⅢ
・シルバーストーンⅡ
・インテルラゴス・ブルー
・スペース・グレー
・ブラックⅡ
・ヘレスブラック
・メルボルンレッド
そのうち人気カラーとしては、発色の良いホワイトの「アルピン・ホワイトⅢ」、少し青がかったシルバーである「シルバーストーンⅡ」が人気です。また輝かしい青の「インテルラゴス・ブルー」も希少性の高い色として人気があります。
※本記事は、2025年2月時点の情報になります。現在の相場価格と異なる可能性がございます。