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更新日:2019.06.20 / 掲載日:2018.12.03
トヨタセンチュリーのおすすめの中古車をまとめてみた

グーネット編集チーム
センチュリーは、明治100年とトヨタグループの祖である豊田佐吉生誕100年を記念して企画され、1967年11月にリリースされたモデルです。トヨタのフラッグシッププレステージセダンとして位置づけられ、世界のVIPカーに匹敵する動力性能・装備・ステイタスを備えています。
車名の「Century:1世紀(100年)」は、これらの2つの100年に由来し、トヨタの歴史を語る上で欠かせないシンボリックなモデルといえるでしょう。
「独創的で荘重なスタイル」をテーマにデザインされ、約5mに迫る伸びやかな全長と全幅約1.9の安定感のあるボディに、日本の伝統美を追求した重厚な意匠を採用した、旗艦モデルに相応しい、唯一無二の存在感を放つ大型セダンです。
中低速域で十分なトルクを発生する静かな3.0L V型8気筒エンジンの搭載をはじめ、日本初となるエアサスペンション、厚みのあるソファのような掛け心地を提供するパワー機構付シート、乗降性を高める平面的な大型ドアの採用など、今日の高級車にも通じる本質的な機能を備えたモデルといえるでしょう。
エンジン排気量を1973年には3.4L、1982年には4.0Lと拡大し、走行性能を高めるとともに、ロングホイールベースモデル、ホイールベースを650mm拡大しました。
さらに前後のシートを電動パーティションで仕切ったリムジンモデルなどがラインナップに追加されます。基本構造を変更することなくショーファードリブンカーとしての熟成が図られ、初代モデルは30年間に渡り販売されました。
1997年4月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルでは、外観デザインは初代モデルを踏襲するものの、全長・全高・ホイールベースを大幅に拡大し、より質感や安全性の向上が高められました。
基本コンポーネンツも刷新され、トルク変動の少ないVVT-i付5.0 L V型12気筒エンジンの採用をはじめ、4輪ダブルウィッシュボーン式電子制御スカイフックエアサスペンションや世界トップレベルの安全性評価を得る衝突安全ボディ「GOA」、後席にも対応する6SRSエアバッグシステムなど、大幅にアップデートされました。
初代モデル同様に、2代目モデルにもボディカラーや内装色に鸞鳳・瑞雲・摩周・精華・神威など和名を採用し、日本の伝統美へのこだわりが窺い知れる点がポイントといえるでしょう。
約21年ぶりのフルモデルチェンジとなる、2018年6月にリリースされた3代目モデルでは、時代のニーズに応え、環境性能・燃費性能に対して大きくパワートレインを刷新しました。
5L V型8気筒エンジンにハイブリッドシステム「2段変速リダクション機構付THS-II(TOYOTA Hybrid System II)」を組み合わせ、まさにトップオブトヨタに恥じない、圧倒的な静けさと動力性能とともに低燃費性能を実現しました。
全長が拡大され、延長分はそのままホイールベースの拡大に充てられるなど、より後席の居住性の向上が図られています。
内外装の随所を匠による手作業で仕上げ、「品格のある華」へのこだわりが詰まった、伝統を感じる重厚な佇まいが特徴のモデルです。
ここではセンチュリーの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、センチュリーのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
センチュリーの特徴・どんな方におすすめなのか
ここでは1997年4月に30年ぶりにフルモデルチェンジを受けた2代目モデルについて紹介します。
【センチュリーの特徴】
・唯一無二の存在感を放つ、品格や伝統を表現する重厚なボディデザイン
・ハンドメイドで仕上げられる精度・質感にこだわったフィニッシュなど、厳しい品質管理がなされる専用生産ライン
・職人のプライドを感じる、センチュリーのシンボルとなる手彫りの鳳凰マーク
・本木目パネルの木目柄やチリ、本革シートの縫い目や使用する針にまでこだわった高品質インテリア
・国内で唯一のV型12気筒エンジンを搭載
・アクセルに対し、トルク変動の少ない滑らかな走行性能
・圧倒な静けさを誇る室内空間
・後席の乗員に対する最上級のホスピタリティを提供する快適な居住空間
・開口部を下げ、アクセスのしやすい大容量ラゲッジルーム
・万一のエンジン故障の際にも、片側バンクでそのまま走行が可能となる、安全に目的地へ辿り着いたための航空機並みの2重系システム
・世界トップレベルの安全性評価を得る衝突安全ボディ「GOA」をはじめ、世界初の後席SRSサイドエアバッグシステムなど充実した安全性能
・4輪ダブルウィッシュボーン式電子制御スカイフック・エアサスペンションを備え、重厚感あふれるフラットな乗り心地を提供
・沈み込みのない、身体を優しく包み込むスプリング構造の仕立ての良いシート
・全席左右・後席を独立してコントロールするエアコンディショナー
・後席専用マルチメディア機能搭載、エレクトロマルチビジョン「EMV」を設定
【センチュリーはこんな方におすすめ】
1967年の誕生以来、後席の乗員への最高の快適性を追求したショーファードリブンカーとして開発されています。
乗降性の高さや圧倒的な静粛性に加え、左右独立スライド&リクライニング機構リヤシートやシートヒーター、オットマン&リフレッシングに加え、後席専用エレクトロマルチビジョンなどを備え、長時間の移動でも快適に過ごせる充実した装備が施されています。
2代目モデル以降、ドライバーズカーとしての用途より、貴重な移動時間を安全・快適に過ごす後席の乗員のためのショーファードリブンカーとして位置づけられています。
家族を乗せたファミリードライブからビジネスユースまで、プレステージ性の高い最高級セダンを求める方々におすすめのモデルです。
センチュリーの人気車種・おすすめグレード

グーネット編集チーム
センチュリーの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは、2017年1月末で生産を終えた2代目モデルを取り上げます。
2代目 トヨタ センチュリー 50系(1997年~2017年)のおすすめ人気車種・グレード
トヨタ センチュリー(CENTURY)フロアシフト(2010年8月モデル)
乗車人員:5名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)225/60R16 98H(後)225/60R16 98H
エンジンタイプ:1GZ-FE型 V型12気筒DOHC
排気量:4996cc
最高出力:280ps(206kW)/5200rpm
最大トルク:46.9kg・m(460N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
JC08モード燃費:7.6km/L
車両重量:2070kg
新車価格:12,080,000円
自動車税:年間88,000円 ※
※自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。
■主な装備
【エクステリア】
・ヒーター付電動リモコン式フェンダーミラー
・16インチタイヤ&アルミホイール(225/60R16 98H+16×7.0JJ)
【インテリア】
・ウールファブリックシート
・本革巻きステアリングホイール&シフトノブ
・本革巻きステアリングホイール
・マルチインフォメーションディスプレイ(タイヤ空気圧警報システムを含む)
・本木目ボード付リヤセンターアームレスト
・本革巻きアシストグリップ(運転席1・助手席2・後席6)
・後席読書灯(角度・照度調整式)
【安全装備】
・ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、ハイパーワイド)
・コンライト(ライト自動点灯・消灯システム、ライトオートカットシステム)
・音声ガイダンス機能付カラーバックガイドモニター
・SRSエアバッグ(運転席&助手席)+SRSサイドエアバッグ(前・後4席)+SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)
【快適装備】
・UVカット機能付フロントウインドシールドグリーン合わせガラス(IRカット&高遮音性)
・スーパーUVカットフロントドア・リヤドアグリーンガラス(フロントドア撥水機能付)
・電動チルト&テレスコピックステアリング
・クルーズコントロール
・ワイヤレスドアロックリモートコントロール(ラゲージドアオープン&ドアガラス昇降機能付)
・リヤドアクローザー&ラゲージドアクローザー
・シートヒーター付フロントパワーシート(前後スライド&リクライニング、4ウェイ上下アジャスター)
・運転席電動ランバーサポート
・前倒式ヘッドレスト&オットマン(シートバック一部後倒式)機能付助手席シート
・助手席シートリヤコントロールシステム(リヤセンターアームレスト内)
・シートヒーター付リヤパワーシート(前後スライド&上下アジャスター、ドア連動オートリターン&メモリー機能付)+ランバーサポート+前後上下調整式ヘッドレスト
・左席フットレスト
・リフレッシングシート(バイブレーター)
・コンフォータブル・リヤエアシート
・デュアルオートエアコン(運転席エリア&助手席・後席エリア)
・エアピュリファイヤー
・マイナスイオン発生装置
【オーディオ】
・センチュリー・シアターサウンドシステム
DVDナビゲーション付デュアル(フロント・リヤ)EMV、地上デジタルTVチューナー+カセット一体AM/SW/FM+CDオートチェンジャー+DVDプレーヤー+ビデオ端子+12スピーカー
【その他】
・電子制御エアサスペンション(H∞-TEMS、オートレベリング機能付)
■特徴
・音声ガイダンス機能付カラーバックガイドモニター、ETCが追加になった2010年8月モデル
・リヤセンターアームレストの本木目部分が拡大され、室内の質感が向上
・高遮音機能、赤外線カットウインドシールドガラスや後左席フットレストを採用し、快適性・静粛性を向上
・5.0L V型12気筒エンジンと6速ATのもたらすスムーズと滑らかな走行性能
・電子制御エアサスペンションをはじめ、重厚な掛け心地を提供する肌触りの良いウールファブリックシートに加え、エアボリュームのある16インチタイヤを備え、しなやかでフラットな乗り心地
・機能豊富なナビゲーションシステムを備える、高品位センチュリー・シアターサウンドシステム
・バイブレーター&シートヒーター機能を備える、快適なコンフォータブル・リヤエアシート
・リヤドアクローザー&ラゲージドアクローザーをはじめ、エアピュリファイヤーや前席左右と後席の温度調整が独立したインテリジェントなオートエアコンなど、充実した快適装備
センチュリーの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション

グーネット編集チーム
センチュリーはトヨタの最高級セダンであり、予め充実した装備が施されています。
そのため、あまり後付けできるオプションが少ない点が特徴です。
1997年4月にリリースされた2代目モデルでは、基本的にフロアATかコラム式ATの違いによるモノグレード構成が特徴です。
2005年1月の一部改良より前のモデルでは、加えて様々なソースに対応したエレクトロマルチビジョン「EMV」が後席にも装備されるデュアルEMVパッケージが用意されています。
本革巻きステアリングホイールやシフトノブが本木目&本革仕様となるオプションは、室内を艶やかに豪華に演出するアイテムとしておすすめします。
また、上質な本革を贅沢に使用した本革シートも人気のあるオプションとしてあげられます。
また、2代目モデルはフェンダーミラーが標準となり、ドアミラーはオプション扱いです。
3代目モデルでは、ドアミラーのみの設定となります。
オプション装備の中から、2代目モデルと3代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・ヒーター付電動格納リモコン式ドアミラー(フェンダーマーカーランプ付)
【インテリア】
・本革シート(極美革)
・本木目+本革巻きステアリングホイール&シフトノブ
・本木目+本革巻きステアリングホイール&シフトノブ ※コラムシフト
・リヤドアカーテン&電動式バックウインドウカーテン
・リヤ大型コンソールタワー(小物入れ付)
・読書灯(後席、ホワイトLEDタイプ)
【快適装備】
・シートベンチレーション(前・後左右席)※本革シートを選択した場合のみ
【その他】
・寒冷地仕様(リヤフォグランプ、ウインドシールドデアイサーなど)
センチュリーのライバルとなるおすすめ車種

グーネット編集チーム
センチュリーは2代目で国産車唯一のV型12気筒エンジンを搭載し、品格と重厚さ備える圧倒的な存在感などが特徴です。1967年の初代モデル誕生以来、崇高なトヨタのフラッグシップセダンであるセンチュリーの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
初代 レクサス LS 40系(2006年~2017年)
中古車平均価格相場:521.9万円(2018年7月24日時点)
トヨタの最上級ドライバーズセダンとして高い人気を誇る「セルシオ」の後継モデルとして、国内のレクサス販売店の立ち上げとともに「LS」として2006年9月に誕生しました。
実質的には4代目セルシオに相当するモデルとして、高級ブランド「トヨタ」のラインナップの中でも、フラッグシップセダンとして華々しいデビューを飾りました。
レスサスブランドに共通するデザイン思想である「L-finesse(Leading-Edge(先鋭)+Finesse(精妙)組み合わせた造語のこと:エル・フィネス)」を体現した、ダイナミックで流麗なエクステリアデザインを採用し、新たな格式美を表現しています。
仕立ての良いモダンでラグジュアリーなインテリアをはじめ、4.6L V型8気筒エンジンや5.0L V型8気筒エンジン+ハイブリッドシステムを搭載しています。
さらに、全域に渡った圧倒的な動力性能などが、フラッグシップセダンながらもセンチュリーとは異なる、ドライバーズカーとしての性格を強めています。
長距離を安全で快適に移動するハイウェイエクスプレスとしての用途に最適な1台といえるでしょう。
2017年10月に発売された2代目モデルでは、ホイールベースを延長し、ショーファードリブンカーとしての用途を想定しているものの、伝統美と格式を追求したセンチュリーを購入する際に比較される人気の高いモデルです。