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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.12.04
日産セドリックおすすめの中古車をまとめてみた

グーネット編集チーム
セドリックは、1960年4月発売の初代モデルから日産を代表する中型セダンとして2004年10月まで約44年の長きにわたり親しまれたモデルです。
それまでのイギリスのオースチンとの技術提携により、「A40サマーセットサルーン」からノックダウン生産を行っていましたが契約終了を受け、それまでの製造ノウハウを活かし、独自開発の4ドアセダンとして誕生しました。
縦型4灯のヘッドランプを備えた重厚なフロントマスクをはじめ、ヘッドランプからリヤテールまでエッジを立てたどっしりとしたスタイリングを採り入れ、のびやかなテールフィンやユニークな逆スラントしたAピラーが大きなアクセントとなる、当時のアメリカ車のような佇まいを持つ4ドアセダンです。
モノコックボディや1.5L OHVエンジン+4速トランスミッションは、オースチンとの提携のより結実した技術と言われています。
その後、ホイールベースやエンジン排気量の拡大とともに、日産の中核をなす上級4ドアセダンとしてのポジションを確立します。
1965年10月に誕生した2代目モデルでは、1963年発売のブルーバード(410系)と同様にイタリアの著名なカーデザイナーであるピニンファリーナの手による、「フローイングライン」と呼ばれる、ヨーロピアンテイストの流麗で上品なスタイリングを採用し、話題となりました。
3代目以降は販売チャネルの異なる兄弟車「グロリア」とともに、10代目モデルまで販売され、「フーガ」へ引き継がれました。
また、リリース途中に、「セドリックシーマ」が派生モデルとしてラインナップされています。
ここではセドリックの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、セドリックのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
セドリックの特徴・どんな方におすすめなのか
ここでは1999年6月にフルモデルチェンジを受けた10代目モデルを取り上げます。
【セドリックの特徴】
・ノーブルで躍動感のある4ドアハードトップボディ
・ワイド感を強調した安定感のあるダイナミックなスタイリング
・先進性と機能性を巧みに表現した開放感あふれる室内空間
・パイピングが施されたエレガントな本革シートや本木目を使用した上品なインテリア
・後席の快適性を高めるロングスライド&シートバック中折れ機構付パワーリヤシートを備えるVIPグレード
・卓越した静粛性とともに、しなやかで快適な乗り心地や優れた操縦安定性を実現する、新世代LLクラスプラットフォームとマルチリンク式リヤサスペンション
・優れた経済性とトルクフルで余裕のある重厚な走りを両立する直噴型2.5L/3.0L V型6気筒NAエンジン
・シャープなレスポンスとダイナミックな加速性能を実現する直噴型3.0L V型6気筒ターボエンジン
・安定感のある力強い走りを発揮する2.5L 直列6気筒ターボエンジンを搭載する電子制御トルクスプリット4WDシステム アテーサE-TSを採用するフルタイム4WDモデル
・車間自動制御システムや乗車人数に応じて前後の制動力を自動制御するEBD(電子制御制動力配分システム)、世界トップレベルの衝突安全性能を目指したゾーンボディの採用など高い安全性能
【セドリックはこんな方におすすめ】
1960年4月の誕生以来、高品質&高性能パーソナルセダンとして進化を遂げてきた人気モデルです。
時代を牽引する洗練されたスタイリッシュな4ドアハードトップボディが3代目モデルより設定され、より一層パーソナル性を高めています。
全域にわたり余裕のあるパワフルな動力性能を発揮するターボエンジンの設定や充実した装備が施されたエレガントなインテリアなど、ホスピタリティの高いパッケージデザインとともに、日常の市街地走行からロングドライブやフォーマルなシーンまで、多目的に活躍する日産を代表する高級セダンです。
後席に大切な家族や友人を乗せ、ロングドライブを楽しむ方々におすすめのモデルです。
セドリックの人気車種・おすすめグレード

グーネット編集チーム
セドリックの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは1999年にリリースされた、最終型となる10代目モデルを取り上げます。
10代目 トヨタ セドリック Y34系(1999年~2004年)のおすすめ人気車種・グレード
トヨタ セドリック(CEDRIC)300LV NAVIエディションII本革パッケージ(2004年4月モデル)
乗車人員:5名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)205/60R16 92H(後)205/60R16 92H
エンジンタイプ:VQ30DD(NEO Di)型 V型6気筒DOHC
排気量:2987cc
最高出力:240ps(177kW)/6400rpm
最大トルク:31.5kg・m(309N・m)/3600rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:10.8km /L
車両重量:1590kg
新車価格:3,927,000円
自動車税:年間51,000円 ※
※自動車税は2018年10月時点で参照したものとなります。
セドリック 300LV NAVIエディションII 本革パッケージ(2004年4月) のカタログ情報(10018362)|中古車の情報なら【グーネット】
■主な装備
【エクステリア】
・電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーター付)
・16インチタイヤ&アルミホイール
【インテリア】
・本革シート
・運転席パワーシート(スライド/リクライニング/リフター/ランバーサポート)
・運転席オートドライビングポジションシート
・助手席パワーシート(スライド/リクライニング)
・リヤセンターアームレスト
・木目調&本革コンビステアリング
・本革巻シフトノブ
・木目調パネル
・ステアリングスイッチ オーディオ用
・フロントオーバーヘッドコンソール
・アームレスト付2段式センターコンソールボックス
【安全装備】
・C.S.R.ハロゲンヘッドランプ
・オートライトシステム
・フロントバンパー組込みフォグランプ
・EBD(電子制御制動力配分システム)
・ABS(アンチロックブレーキシステム)
・ブレーキアシスト
・運転席&助手席SRSエアバッグシステム
【快適装備】
・トランクオートクロージャー
・マルチリモートエントリーシステム(作動確認機能付)
・トップシェード付UVカット断熱グリーンフロントガラス
・UVカット断熱グリーンガラス(フロントドア/リヤドア/リヤガラス)
・UVカット断熱機能プライバシーガラス(リヤドア/リヤガラス)
・電動チルト・テレスコピックステアリング
・オゾンセーフフルオートエアコン(設定温度、吹き出し口左右独立調整機能付)
【ナビゲーション・オーディオ】
・TV/ナビゲーションシステム(DVD方式、リモコン付)+DVDナビ標準ハンズフリーフォン+VICS
・セドリックサウンドシステム
カセット一体AM/FM電子チューナーラジオ、4スピーカー、120W、CD/MDオートチェンジャー対応機能付
【その他】
・フロントスタビライザー
■特徴
・低速域から豊かなトルクを発生し、息の長い加速フィールと快適なクルージング性能と優れた省燃費性能を実現する直噴型3.0L V型6気筒自然吸気エンジン
・助手席パワーシート機構や後席上下調整式ヘッドレスト、リヤセンターアームレストなど、乗員の快適性を高める充実した装備
・最適な運転姿勢が設定しやすいで同チルト&テレスコピックステアリング、運転席パワーシートを装備
・好みのドライビングポジションが呼び出せる運転席オートドライビングポジションシート
・実用性の高いDVDナビゲーションやハイパワーサウンドシステムを装備
・後席の快適性を高めるプライバシーガラスを装備
・水滴や曇りをすばやく除去し雨の日の安全誌を高めるヒーター機能付ドアミラー
・盗難から愛車を守るエンジンイモビライザーを装備
セドリックの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション

グーネット編集チーム
セドリックは質感の高いノーブルで美麗なスタイリングや落ち着きある華々しいインテリアを備える、高級パーソナルセダンであり、予め充実した装備が施されています。
10代目モデルでは発売当初は圧倒的な動力性能を誇る3.0L V型6気筒ターボエンジンが設定されていましたが、後期型では廃止され2.5L直列6気筒NAエンジンおよび2.5/3.0L V型6気筒NAエンジンのみへ仕様変更がなされています。
なお、4WDモデルは2.5L直列6気筒NAエンジンのみの組み合わせとなります。
人気の高いオプションとしては輝度の高いキセノンヘッドランプ、電動ガラスサンルーフがあげられます。いずれもメーカーオプション扱いとなり、ディーラーで後付けはできないため、予め装備の有無をチェックしたいアイテムです。
また、運転席&助手席SRSサイドエアバッグシステム+SRSカーテンエアバッグシステムの最上位グレード以外はオプション装備となります。
たくさんのオプション装備の中から10代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・17インチロープロファイルタイヤ&アルミホイール
【インテリア】
・本革シート
・ステアリングスイッチ(車間自動制御システム用)
・後席ヘッドレスト(左右席、前後上下調整式)
・後席中央ヘッドレスト(上下調整式)
【安全装備】
・キセノンヘッドランプ(ロービーム、レベライザー付)
・チタンクリア広角ドアミラー
・電子キー&防盗アラーム
・コンパスリンク&緊急通報システム
・運転席&助手席SRSサイドエアバッグシステム+SRSカーテンエアバッグシステム
・前席アクティブヘッドレスト
・後席ELR付3点式シートベルト(中央席)
【快適装備】
・電動ガラスサンルーフ(スライド&チルトアップ)
・UVカット断熱機能プライバシーガラス(リヤドア/リヤガラス)
・ヒーター付ドアミラー
・ピュアトロン
・後席エアコン吹き出し口
【ナビゲーション・オーディオ】
・VICS(ビーコン対応キット)
・6連奏CDチェンジャー
【その他】
・ビスカスLSD(リミテッド・スリップデフ)
セドリックのライバルとなるおすすめ車種

グーネット編集チーム
金属の塊から削り出したようなソリッドで上品な外観デザインをはじめ、ガラスエリアを大きく取った明るくエレガントな室内空間やボディを軽々と加速させる余裕のある走行性能など、日産の上級パーソナルセダンとして人気の高いセドリックの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
11代目 トヨタ クラウン 170系(1999年~2003年)
中古車平均価格相場:136.6万円(2018年10月25日時点)
クラウンは、1955年発売のトヨペットクラウン以来、トヨタを代表する高級セダンとしてシンボリックな存在とも言える人気モデルです。
伝統や格式を継承し、日本の道路事情にあったボディサイズ、乗員の誰もが深い安らぎに包まれるホスピタリティの行き届いたラグジュアリーな室内空間など、歴代モデルに脈々と受け継がれる質の高いパッケージデザインが大きな魅力の1台です。
当初は国内専用車として開発されましたが、今日アジア諸国をはじめ、中東でも販売されるなど、いつの時代も多くの方々から愛される、普遍的なステイタスを備えたグローバルプレミアムセダンとして位置づけられます。
1999年9月にフルモデルチェンジを受けた11代目モデルでは、来るべき21世紀に向け新世代の高級車としての在り方を訴求すべく、「21世紀へ。このクラウンで行く」のキャッチコピーを掲げています。長らく続けてきた4ドアピラードハードトップから、より重厚感のあるサッシドアを持つボディタイプへ大きく変貌を遂げました。
新開発の直噴型3.0L 直列6気筒NAエンジンを筆頭に、2.5L/3.0L 直列6気筒NAエンジン、2.5L 直列6気筒ターボエンジンが設定され、搭載するエンジンに応じ2WD/FR駆動以外にもフルタイム4WDモデルが用意されています。
また11代目モデルでは、ノーブルでもっともクラウンらしい上質感を追求した「クラウン・ロイヤルシリーズ」、スポーティな走りを提供する「クラウン・アスリートシリーズ」が設定され、専用プラットフォームに大排気量エンジンを搭載しています。よりプレステージ性を高めた派生モデル「クラウンマジェスタ」など、さまざまなバリエーションが設定されている点も特徴としてあげられます。
長らく同クラスの高級セダンとして日産「セドリック」および「グロリア」と良きライバルとして位置づけられています。しばらくはモデルチェンジのタイミングも同時期に実施された背景もあってか、セドリックを購入する際に比較される人気の高いモデルです。