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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.09.11
トヨタカルディナ特別仕様車の特徴とは。ノーマルカルディナと何が違う

グーネット編集チーム
トヨタカルディナは、「ザ・ツーリングマシン」をテーマに開発され、従来型のワゴン車とは一線を画す独創的なエクステリアデザインや、2Lツインカムターボエンジンなどが特徴のミディアムクラスのワゴンです。
ここでは、2代目モデルと3代目モデルのカルディナ特別仕様車の特徴とノーマルカルディナとは何が違うかを説明します。
2代目 トヨタカルディナ 210系(1997年~2002年)

グーネット編集チーム
カルディナ 210系では、特別仕様車が何度か発売されました。
主に外装面での装備が強化され、特別装備として2段式ファブリック巻きコンソールボックスや、本革巻き3本スポークステアリングホイールなどが搭載されたモデルなどです。
この中から代表的なモデルを紹介します。
2.0G ツイスター(2000年4月)
「2.0G ツイスター」は、カルディナの「2.0G」をベースにしています。
スポーティなGT系で採用されたディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機能付)、スポーツタイプのフロントターンシグナルランプ、本革巻き3本スポークステアリングホイールなどを特別装備として、2000年4月に発売された特別仕様車です。
搭載されたエンジンは、2Lガソリンエンジンの3S-FE型となり、組み合わされるトランスミッションは電子制御式4速オートマチック(スポーツ)のECT-Sと5速マニュアルとなります。
駆動方式は、マニュアルモデルはVフレックスフルタイム4WDとなり、オートマモデルは2WDと4WDの両方が選択できます。
灯火類の専用オプションとしては、ディスチャージヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機能付)、スポーツタイプ フロントターンシグナルランプ、スポーツタイプ リヤコンビネーションランプとなります。
ほかにも、アルミホイール(14×6JJ)やUVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア、リヤクォーター、バックドア)など、ドレスアップに加えて機能を高める装備も追加されています。
ボディカラーは、スーパーホワイトIIとブラックマイカの全2色が設定されています。
■主な特別装備
【エクステリア】
・ディスチャージヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機能付)
・スポーツタイプ フロントターンシグナルランプ
・スポーツタイプ リヤコンビネーションランプ
・UVカット機能付プライバシーガラス(リヤドア、リヤクォーター、バックドア)
・アルミホイール(14×6JJ)
【インテリア】
・カラードマッドガード(エアロタイプ)
・本革巻き3本スポークステアリングホイール
・2段式ファブリック巻きコンソールボックス
【快適装備】
・ラジオレス6スピーカー
・主なオプション
スノーバージョン(雪国仕様)、リヤフォグランプ、フロントウィンドウデフォガー。
3代目 トヨタカルディナ 240系(2002年~2007年)

グーネット編集チーム
カルディナ 240系では、2度特別仕様車が発売されました。
マルチリフレクター4灯ハロゲンヘッドランプと黒木目調に仕上げた専用インストルメントパネルセンタークラスターなどを搭載したモデルと、17インチアルミホイールなどと特別に装備したスポーティ感のあるモデルの2種です。
これらのモデルについて紹介します。
Lエディション(2003年6月モデル)
「Lエディション」は、フルモデルチェンジ当初から設定されていた「1.8Z」、「2.0Z」をベースとして内外装の装備を追加することで、より高級仕様に仕立てられたモデルです。
特別仕様のラインナップとしては、ベースモデルに準じて、1ZZ-FE型1.8L VVT-i(Variable Valve Timing-Intelligent:連続可変バルブタイミング機構)エンジンを搭載した「1.8Z Lエディション」と、1AZ-FSE型2L VVT-i(Variable Valve Timing-Intelligent:連続可変バルブタイミング機構)D-4エンジンを搭載した「2.0Z Lエディション」の2つです。
組み合わされるトランスミッションは1.8Lモデルが4速AT(Super ECT)でFFのみとなり、2Lモデルも4速AT(ECT-iE:電子制御フレックスロックアップ付4速オートマチック)となり、4WDの設定があります。
外装パーツとしては、マルチリフレクター4灯ハロゲンヘッドランプ(専用エクステンション)と、15インチアルミホイールが装着されています。
内装では、黒木目調の専用インストルメントパネルセンタークラスターや専用スウェード調シート表皮、本革巻きステアリングホイール、専用ゲート式シフトレバー&ノブ(本革巻き+黒木目調)が採用されました。
またオーディオ関連では、MD・CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+4スピーカーが装備されています。
ボディカラーは、スーパーホワイトII、シルバーマイカメタリックに加えて、オプションで専用色ホワイトパールクリスタルシャインの合計3色が設定されています。
■主な特別装備
【エクステリア】
・マルチリフレクター4灯ハロゲンヘッドランプ(専用エクステンション<グリーンスモーク>)
・15インチアルミホイール
・専用外板色 ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション)
【インテリア】
・黒木目調専用インストルメントパネルセンタークラスターおよびパワーウインドウスイッチベース
・専用スウェード調シート表皮
・本革巻きステアリングホイール
・専用ゲート式シフトレバー&ノブ(本革巻き+黒木目調)
【快適装備】
・MD・CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+4スピーカー
・主なオプション
カラードサイドマッドハード、ルーフレール、リヤフォグランプ。
1.8Z Sエディション(2004年4月モデル)
「1.8Z Sエディション」は「1.8Z」をベースとして2004年4月に発売され、ノーマルモデルよりも2インチ大きい215/45R17サイズのタイヤを履くなど、外装に大きな手が入れられた仕様となっています。
ボディカラーは、スーパーホワイトII、シルバーマイカメタリック、スーパーレッドVの全3色です。内装色はブラックで統一され、カラードバンパースポイラー(フロント・リヤ)やカラードサイドマッドガードなどが装備されています。
195/65R15のタイヤが装着されるノーマルモデルと比べ、上級グレードと同じ17インチアルミホイールが組み合わされることで、よりスポーティな印象が強まりました。
■主な特別装備
【エクステリア】
・215/45ZR17 スチールラジアルタイヤ+17インチアルミホイール
・カラードバンパースポイラー(フロント・リヤ)&カラードサイドマッドガード
・マルチリフレクター4灯ディスチャージヘッドランプ(ロービーム・マニュアルレベリング機能付)
・フロントフォグランプ
・主なオプション
ルーフレール(ダークグレーメタリック)、リヤフォグランプ、チルト&スライド電動ムーンルーフ。